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病気の解説「脳卒中」での検索結果

756件の検索結果

オーガニック・トマトはポリフェノールが豊富- 日本生活習慣病予防協会 -

もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 動脈硬化 2018年01月17日 「腸内環境」を整えアンチエイジング 腸内細菌の多様性が長寿の秘訣

動脈硬化は自分で気づけない 製薬会社がキャンペーン- 日本生活習慣病予防協会 -

日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂

糖尿病の人でも加入できる より少額の定期保険 糖尿病保険ミニ- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2016年06月01日糖尿病の人でも加入できる より少額の定期保険 糖尿病保険ミニキーワード:糖尿病 エクセルエイド少額短期保険は、2016年4月11日より、月々の支払いがより少額の死亡保障として、定期保険「糖尿病保険ミニ」の販売を開始した。保険は万が一のときに経済的な負担を肩代わりしてくれる 保険は、あなたの身に万が一ケガや病気、事故、死亡といった最大のピンチが訪れたときに、経済的な負担を肩代わりしてくれる。 今や日本人の平均寿命は80歳を超え、糖尿病患者の寿命も年々延びている。不測の事態がなく健康的に生活している場合でも、将来に備えて経済的な準備は必要になっている。生命保険は確実に必要となるお金を準備する手段として活用できる。 事故、病気、入院、家族の死など、最悪の事態が訪れたときの精神的なショックは大きい。もしも保険の備えがなかったら、ただでさえ最悪の事態なのに、さらにお金の問題が積み重なる。万が一の時に「十分なお金がある」ということは大きな救いになる。 あまり考えたくないかもしれないが、不測の事態というのは結構身近なことかもしれない。がんで亡くなる人は1日に1,008人以上、心疾患で亡くなる人は1日に539人以上、脳卒中で亡くなる人は1日に312人以上に上るという調査結果もある(厚生労働省 2014年人口動態統計)。多くの方々が病気やケガのために亡くなっているのが実態だ。 死亡や事故、病気やケガは、いつ起こるか分からない。誰もが一生を通じて、常に危険に直面している。保険は万が一の際に、残されたご家族の生活のための大切な備え

冠動脈ハイリスクプラークの予測におけるTG/HDL-C比の有用性- 日本生活習慣病予防協会 -

長野市が「ベジライフ宣言」で糖尿病対策 野菜から食べ30回噛む もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症

「仕事と糖尿病の治療」の両立を支援 厚労省が初のガイドライン公開- 日本生活習慣病予防協会 -

、がん、脳卒中、心疾患、肝炎など、治療を継続する必要のある疾患だ。厚労省のウェブサイトで閲覧できる。治療と仕事を両立するための「両立支援プラン」 ガイドラインでは、糖尿病になった従業員が安心して自身の病状を相談できる窓口を設け、医師と企業が患者の情報を共有するよう求めている。 そのうえで、(1)患者が自身の業務内容を主治医に伝える、(2)主治医が病状や治療の内容、働き続けるうえで望ましい配慮を判断して企業に伝える、(3)企業は主治医や産業医、患者の意見をふまえて就業上の措置を決定——という具体的な流れを示した。 企業は、従業員が治療をしながら就業の継続が可能であると判断した場合、業務によって疾病が増悪することがないよう就業上の措置などを決定し、実施する必要がある。必要に応じて、具体的な措置や配慮の内容やスケジュールなどについてまとめた計画「両立支援プラン」を策定することが望ましいとしている。 「両立支援プラン」に盛り込むのが望ましい事項は、(1)治療・投薬などの状況および今後の治療・通院の予定、(2)就業上の措置および治療への配慮(業務内容の変更、労働時間の短縮、就業場所の変更、定期的な休暇の取得など)。 ガイドラインでは、情報共有を促すため、(1)企業側から主治医に業務内容を伝える文書、(2)病状や就業上望ましい配慮を主治医が意見する文書——などの書面の例を示し、これらの文書を用意するよう要請している。このほか、治療と仕事を両立するためのメンタルヘルスの重要性も指摘している。 両立支援プランの作成にあたっては、産業医や保健師、看護師などの産業保健スタッフ、主治医と連携するとともに、必要に応じて、主治医と連携している医療ソーシャルワーカー、看護師などや、地域の産業保健総合支援センター、保健所などの保健師、社会保険労務士などの支援を受けられる仕組みが考えられている。事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン(厚生労働省 2016年2月23日)(Terahata

1日中座ったまま過ごすと糖尿病リスクが上昇 リスクを防ぐ7つの対策- 日本生活習慣病予防協会 -

ないことが判明した。また、糖尿病の人は血糖値が正常な人に比べ、体を動かす時間が1日に26分少なかった。 短時間に集中して運動しても、長時間座ったまま過ごした影響を取り除くことはできず、糖尿病リスクを減らす役に立たないことも判明した。運動不足は克服しなければならない課題 「糖尿病に対策するプログラムは運動不足を解消することを戦略に含めるべきです。体を動かさないでいるのは体にとって危機的な状態なのです」と、マーストリヒト大学のジュリアン ファン デル バーグ氏は言う。 運動をすると筋肉が収縮し、細胞のブドウ糖の代謝を制御するATPという物質が活性化する。ATPを作り出すミトコンドリアは運動不足が習慣化すると減ってしまう。 「糖尿病患者にとっても、糖尿病と診断されてない予備群にとっても、運動不足は克服しなければならない課題です。運動をすることで糖尿病をコントロールしやすくなります。このことは保健指導で重要な意味を示しています」と、ファン デル バーグ氏は指摘する。 この研究は欧州糖尿病学会(EASD)が発行する医学誌「ダイアベトロジア」に発表された。運動不足を解消するための7つの対策 英国公衆衛生庁は企業などに対し、座位作業の多い従業員に2時間ごとに立ち上がって体を動かすことを勧めるよう促している。 英国政府の医療担当チーフであるサリー デイビーズ氏は、運動不足を「サイレント キラー」と呼んでいる。デイビーズ氏は、運動のメリットとして次のことをアドバイスしている。・ 長時間座ったまま過ごすことが健康に悪影響をもたらす。立ち上がってウォーキングなどの運動をするだけで多くのことが得られる。・ ウォーキングなどの運動はどんな薬よりも費用対効果の優れる治療法になる。運動をするだけで心臓病や脳卒中、2型糖尿病、がんなどの発症リスクを最大で50%減少でき、早死のリスクを30%下げることができる。腰痛や肩や腰の痛みも軽減できる。・ 運動のメリットを解明した多数の科学的な研究がある。あなたの年齢がいくつであるかにかかわらず、運動をしてアクティブに活動すれば、より健康で幸せな生活をおくれるようになる。・ 運動は、ストレス、うつ病、認知症、アルツハイマー病などのリスクを減少させ、睡眠の質を改善するのに役立つ。・ 長時間の座位が中心の仕事に従事している労働者は、定期的に休憩をとり、ウォーキングなどの運動をするべきだ。・ 座位時間の長い人は、勤務中に立位で過ごす時間を2時間以上設け、軽いウォーキングなどの運動を挟むよう心がけよう。デスクベースで仕事をしている人ほど、立位時間を定期的に設ける必要がある。・ 喫煙や飲酒を減らしたり、栄養バランスの良い食事、ストレスの低減など、健康増進につながる生活スタイルを奨励すると同時に、職場や家庭で、じっと座ったまま過ごす時間が長いと潜在的なリスクが拡大すること知る

世界糖尿病デー 増え続ける糖尿病 糖尿病人口が4億人を突破- 日本生活習慣病予防協会 -

されている。日本は糖尿病の世界ランキングの9位  「糖尿病アトラス」では、世界を7地域に区分し統計値を出している。日本が含まれる「西太平洋地域」は、世界でもっとも糖尿病人口の多い地域だ。 西太平洋地域の糖尿病有病数は1億5,320万人(有病率 8.8%)で、全世界の37%がこの地域に集中しており、2040年までに2億1,500万人に増加すると予測されている。中国とインドネシア、日本の3国が世界ランキングの上位10位に名を連ねている。 西太平洋地域は糖尿病人口が多いにも関わらず、費やされている糖尿病の医療費は全世界の13%に相当する約13兆円(1,060億ドル)だ。 世界ランキングでは、第1位は中国(1億960万人)ではじめて1億人を超えた。第2位インド(6,920万人)、第3位米国(2,930万人)となり、上位3ヵ国の順位は昨年と同じだ。 日本の現在の成人の糖尿病人口は720万人で、ランキングでは昨年からひとつ上がって9位になった。世界の2人に1人が糖尿病の診断を受けていない  糖尿病を発症している可能性が高いにも関わらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は全世界で1億9,300万人(46.5%)に上る。つまり世界の糖尿病有病者のおよそ半分は自分が糖尿病であることを知らない。 適切な糖尿病の治療を続けていれば、脳卒中、失明、腎臓病、足病変といった合併症の多くは予防が可能だが、そのために早期診断・治療が必要となる。糖尿病は初期の段階では自覚症状の乏しい病気なので、1年に1回以上は糖尿病の検査を受ける必要がある。毎年8万6,000人が1型糖尿病を発症  糖尿病は大きく「1型糖尿病」「2型糖尿病」「妊娠糖尿病」に大きくタイプが分かれる。2型糖尿病がもっとも多く、高所得の国では91%を占めている。 毎年、8万6,000人の子供が1型糖尿病を発症しており、発症数は毎年3%ずつ増加している。世界の小児1型糖尿病(0~14歳)の患者数は54万2,000人に上る。 1型糖尿病患者が生き続けるためにインスリンが不可欠だが、途上国ではインスリンは不足している。IDFは「ライフ フォー ア チャイルド」というプログラムを展開しており、これまで46ヵ国の1万7,000人の子供にインスリンを提供してき

階段をもっと使うために何をすれば良い? 運動量を増やす方法- 日本生活習慣病予防協会 -

などの公共施設で、行き交う人々の目に入るように、階段のライザーに次のような表示をした。実験は、英国の各自治体の協力を得て、バーミンガム、コベントリー、ウォルソール、ダドリー、ノッティンガム、ウースターなどで行われた——「階段を昇りましょう」「階段の昇降で燃焼できるカロリーは通常のウォーキングの3倍です」「階段の昇降でジョギングよりも多いカロリーを燃焼できます」「1分間に燃焼できるカロリーは階段昇降の方がテニスよりも多い」「1日に7分間、階段の昇降をするだけで、心臓病や脳卒中のリスクが低下します」 その結果、階段の使用率は職場施設で12.3%、公共施設で6.4%増加した。階段の隣にエスカレーターがある施設では、表示を行う前は階段を使う人は約4%だったが、表示後はその割合が10%近くまで増えたという。階段昇格で1年間で体重を1.4kg減らせる 運動不足は公衆衛生上の重要な課題だ。運動や身体活動の量が減ることで肥満が増え、高血圧や糖尿病、心疾患、がんなどの、肥満が引き起こすさまざまな病気の発症が増え、医療費の増加につながる イブス氏によると、肥満傾向のある人の方が、こうした表示により敏感に反応する傾向があるという。階段を上る運動では、体重が重いほど消費カロリーが増え、効果も大きくなる。 「スポーツジムに通って運動をはじめようと思わない肥満者も、階段なら上ろうという気になるでしょう。しかも階段の昇降は無料で行えます」と、イブス氏は階段昇降のメリットを強調している. 階段の昇降で消費するカロリーは1分あたり約7kcalだという。1日に400段を昇降すると、およそ100kcalの運動量になる。体重が80kgの男性が、毎日で通勤途中でエスカレーターやエレベーターを使わずに、階段の昇降を1日に10回繰り返すと、1年間で体重を1.4kg減らすことができるという。10年間続ければ体重を10kg減らせる計算になる。階段とエスカレーターを離すと階段の利用率は上昇 カナダ・モントリオールのコンコーディア大学などの研究チームは、階段とエスカレーターやエレベーターの距離をなるべく離れたところに設置すると、階段の利用率が増えるという調査結果を発表した。 エスカレーターの代わりに階段を使うだけで身体活動量を増やせるが、エスカレーターやエレベーターの方がはるかに便利で楽なのに、どうすれば階段を選ばせられるか。公衆衛生の専門家の多くがこうした悩みをもっている。 コンコーディア大学の研究チームは、階段とエレベーターの位置を離せば階段の利用率が高まるという調査結果をまとめた。 研究チームは、モントリオールの7つのショッピングセンターで、13の階段と12組のエスカレーターの利用をモニターした。35日間の観察期間中にのべ3万3,793名の歩行者がフロアを上下した。 解析した結果、階段とエスカレーターが離れているほど階段の利用率は高まることが判明した。距離

たった2分間のウォーキングで運動不足の悪影響をリセット- 日本生活習慣病予防協会 -

ない。そんな人が無理なく運動を続けられるようにするため、ベドゥ氏らは「健康増進の効果のある運動の最小量はどれくらいか」という研究を行っている。 研究チームは、全米健康栄養調査(NHANES)に参加した3,626人を対象に調査した。参加者のうち383人は慢性腎臓病(CKD)と診断された。運動の量と強度を測る機器を装着してもらい、軽いウォーキングなどの運動の頻度と、体を動かさないでいる時間を計測した。 その結果、長時間座り過ぎていることで生じる健康リスクを打ち消すために、ウォーキングや掃除、ガーデニングなどの軽い運動を短時間行うと効果的であることが判明した。 1時間あたり2分間、座っている時間を軽い運動に置き換えると、心筋梗塞や脳卒中の死亡リスクが33%低下し、寿命が延びるという。 「たった2分間、体を動かすだけでも、1日の時間を合計すると運動量は相当なものになります。毎日の生活で活動している時間は16時間で、毎時間に2分のウォーキングなどの身体活動をすると、週に400kcalを多く消費することになります」と、ベドゥ氏は言う。 特に慢性腎臓病のリスクが高く、1日を通して体を動かす時間が少ない運動不足の人で、この運動法のメリットは大きいという。テレビの視聴時間が2時間延びると肥満リスクは25%上昇 「もちろん1日にまとまった時間をとって運動をできれば、それに勝ることはありません。しかし、1時間に2分のウォーキングでも効果があることが分かったのは朗報です」と、ベドゥ氏は言う。 米ペニントン生物医学研究センターの研究によると、「座ったまま過ごす時間」や「テレビを見ている時間」が長いことは健康上のダメージになるという。 座ったまま過ごす時間を1日3時間未満に抑えれば、平均寿命を2.00年も延ばせ、また、テレビを見る時間を1日2時間未満に抑えれば、平均寿命を1.38年延ばせる可能性がある。 また、ハーバード大学の調査では、テレビの視聴時間が2時間延びると、肥満になるリスクが25%上昇し、2型糖尿病を発症するリスクが15%上昇することが分かった。しかし、テレビを見る時間を30分削り、その時間にウォーキングをすると、肥満や糖尿病のリスクが減少するという。 「少しの時間でも体を動かすようにし、余裕があれば勤め先や自宅の周りを歩いたり、カジュアルな運動をするべきです。くれぐれも冷蔵庫に歩いていき軽食をつまむといったことのないようにしましょう」と、研究者は付け加えている。Walking an Extra Two Minutes Each Hour May Offset Hazards of Sitting Too Long(ユタ大学 2015年4月30日)Light-Intensity Physical

糖尿病が悪化すると睡眠の質も悪化 睡眠を改善する治療が効果的- 日本生活習慣病予防協会 -

られている。 糖尿病患者では、そうでない人に比べて不眠が約2倍みられ、睡眠時間の短縮とともに糖尿病の有病率が上昇することや、睡眠障害のある患者では2型糖尿病の発症確率が高くなることが指摘されている。 研究グループは、63人の2型糖尿病の入院患者を対象に、脳波計を使って睡眠の質を精密に分析。その結果、HbA1cが悪化すると、深睡眠の程度を示すレム睡眠潜時が短縮し、脳を休める徐波睡眠を十分にとれなくなることを確認した。 HbA1c値と空腹時血糖値が高いと、早朝の血圧値が上昇し、インスリン抵抗性が亢進し、中性脂肪値が高くなることも示された。早朝高血圧は心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントに深く関わっている。 血糖コントロールが悪化することで「睡眠障害 → 早朝血圧値の上昇 → 心血管イベントリスクの上昇」という悪循環に陥りやすいという。睡眠障害を治療すれば血糖コントロールも改善 研究グループは、「糖尿病患者への積極的な睡眠障害に対する治療」の必要性を強調している。睡眠障害を治療することで、不眠によるQOL(生活の質)の低下を防げるだけでなく、交感神経活動の低下により夜間・早朝の高血圧も改善できる可能性がある。 血糖コントロールを改善すれば、睡眠の質が改善し、早朝の高血圧を防ぎ、動脈硬化の進展予防にもつながる可能性がある。今後の研究で、睡眠障害の治療薬であるオレキシン阻害薬で睡眠を改善すると、糖尿病のコントロール指標がどけだけ改善するかを調査する予定だ。 「現在は睡眠導入薬が進歩しており、睡眠障害の治療は安全・効果的に行えるようになっている。睡眠障害の治療により、睡眠の質だけでなく、糖尿病の症状も改善させることが期待できる」と、稲葉教授は述べている。大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学Association between poor glycemic control, impaired sleep quality, and increased arterial thickening in type 2 diabetic patients(PLOS ONE 2015年4月14日)(Terahata

糖分を1日5%以下に制限 肥満や虫歯の原因に WHOが指針を発表- 日本生活習慣病予防協会 -

としないという。 1日に2,000kcalを摂取する平均的な成人の場合、「5%」の糖分は25g、ティースプーンでおよそ6杯分に相当するという。 ガイドライン改訂の背景として、糖尿病、心筋梗塞や脳卒中などの心臓血管病、がん、ぜんそくや肺気腫などの肺疾患などの「非感染性疾患」(NCD)の世界的な増加が挙げられている。 NCDと食生活は密接な関連があり、エネルギーの摂り過ぎによる肥満が増えると、NCDの発症が増えるとみられている。 2020年までに、NCDによる死亡が全死亡の75%を占めようになると予測されている。WHOは2025年までに、NCDによる死亡を25%減らすことを目標に掲げている。糖分を減らせば肥満や虫歯を減らせる 「糖分の摂取を総エネルギー摂取量の5%以下に保てば、肥満や過体重、虫歯のリスクを減らせるという確かなエビデンスがある」と、WHOの栄養・健康増進部のディレクターのフランチェスコ ブランカ博士は会見で発表した。 糖分を制限するのを推奨する理由は、(1)「糖分の摂取量が少ない成人は、より体重が少ない」、(2)「糖分を増やすと体重増加につながる」。糖分の多い高カロリーの清涼飲料を多く飲む子ども、あまり飲まない子どもに比べ、肥満が少ないとう調査結果がある。 糖分の摂取が総エネルギー摂取量の10%未満であると、う蝕(虫歯)になる割合が減るという調査結果もある。 第2次世界大戦の終結直後の1946年の調査では、成人の糖分の摂取量は総エネルギー摂取量の5%を下まわっていた。戦争が始まる前は、平均して1人15kgを摂取していたが、終戦直後には0.2kgに減っていた。その結果、虫歯が劇的に減少したという。多くの加工食品に糖分が含まれる 清涼飲料に砂糖10杯分 世界中で消費される多くの加工食品に糖分は含まれており、たとえばケチャップ大サジ1杯には糖分がおよそ4g(ティースプーン1杯分)、コーラなどのソフトドリンクには最大で40g(10杯分)が含まれている。 成人の糖分の摂取量の平均は国によって異なり、欧州ではハンガリーやノルウェーなどでは総エネルギー摂取量の7〜8%程度で、スペインや英国では16〜17%程度だという。 子どもはどの国でも糖分の摂取量が多い傾向にあり、デンマーク、スロベニアスウェーデンでは12%で、ポルトガルでは25%に上る。 都市と地方でも差があり、南アフリカの都市部では10.3%程度だが、地方では7.5%まで下がる。 「ガイドイランを変更することで、NCDの発症が減り、世界中で医療負担を減らせる可能性がある。政府や食品メーカーなどは、新しいガイドラインを参考に方針を見直して欲しい」と、ブランカ博士は強調した。WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children(世界保健機関 2015年3月4日

軽めのジョギングが長寿に最適 1日10分のジョギングでも効果- 日本生活習慣病予防協会 -

2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる

生活スタイルを変えれば糖尿病の発症前に逆戻りできる- 日本生活習慣病予防協会 -

なった血糖値をコントロールする働きをする。 食物繊維をたくさん摂取すると心臓病や脳卒中などによる死亡の危険性を下げられ、長生きできることは、約100万人の健康データを解析した大規模調査でも明らかになっている。 上海がん研究所の研究者が、欧州と米国で行われた98万人を対象とした17件の調査を解析した。毎日の食物繊維の摂取量に応じて5つのグループに分けて比較したところ、もっとも多く食物繊維をとるグループの死亡率は、もっとも少ないグループより16%低いことが明らかになった。 また1日に摂取する食物繊維の量が10g増えるごとに、死亡リスクが10%下がることも明らかになった。 日本は、ニンジン、ホウレンソウ、小松菜、トマト、ピーマン、レタス、キャベツ、白菜、タマネギ、シイタケ、シメジ、ワカメ、モズク、ヒジキなど、食物繊維が豊富な野菜や海藻類が、いつでも手ごろな値段で手に入る恵まれた国だ。ESCや上海がん研究所のアドバイスは参考になる点が多い。糖尿病を逆戻りさせる5つの生活スタイル 「糖尿病を発症して間もない段階であれば、糖尿病予備群の状態に戻すことが可能です。そのために、肥満や過体重の人は、体重を5%減らすと効果的です」と、スタンドリー教授は説明する。 体重を減らすには脂肪、特に飽和脂肪の摂取量を制限することが必要だ。飽和脂肪はバターやソーセージ、肉の脂身、ケーキ、チーズなどに含まれている。 食事のカロリー摂取量をコントロールすることは、とりわけ重要だ。体重を増やさないように食事を調整すれば、効果は3〜5日以内にあらわれる。「ただし、当然のことながら、適正体重の維持を継続する必要があります」と、スタンドリー教授は言う。 「これらの生活スタイル改善を実行すれば、糖尿病を逆戻りさせることが可能です。糖尿病の治療を受けている人は、合併症を予防できます。生活スタイルを変えるのに"遅すぎる"ということはありません」と強調している。 世界の糖尿病人口は4億人に近づく勢いで増加しており、この勢いは誰にも止められないようにみえる。しかし、生活スタイルを改善することで、糖尿病をくいとめられることを示したエビデンスがある。 フィンランドで行われた「フィンランド糖尿病予防研究」(Finnish Diabetes Prevention Study)は、糖尿病予備群と判定された平均年齢55歳の男女500人以上が参加して行われた。 以下の5つの生活スタイルの改善に成功した参加者は、4kg以上の体重減少に成功し、2型糖尿病の発症を58%抑えられていた。(1)体重を5%以上減らす。(2)1日に適度な運動を30分以上行う。(3)食物繊維の摂取を増やす。1,000kcal当たり15g以上が目標。(4)食事で脂肪の摂取量を減らす。摂取エネルギーの30%以下に抑える。(5)飽和脂肪酸の摂取を減らす。摂取エネルギーの10%以下に抑える。Type 2 diabetes

糖尿病を発症すると20年後に認知能力の低下が起こりやすい- 日本生活習慣病予防協会 -

病のある人ではそうでない人に比べ、19%多いことが判明した。 一般に、認知能力の低下は年齢が高くなると自然に進行するが、糖尿病でない人が65歳で経験する認知能力の低下を、糖尿病のある人では60歳で経験するという。関連情報認知症を簡単に早期発見 自分でできる認知症の気づきチェックリスト10年後の認知症の発症を予測 8項目で簡単にチェック認知症は糖尿病の「第8の合併症」 記憶力や思考力などの認知能力の低下は、過去1〜2ヵ月の血糖値の平均を示すHbA1cが5.7%未満の人に比べ、7%以上の人でより進行しやすいことも判明した。また、糖尿病の罹病期間が長いほど、これらの能力は低下しやすくなる傾向が示された。 血糖コントロールが不良の状態が続くと、脳卒中や心臓病、腎臓病、網膜症などの合併症が起こりやすい。同様に認知症も起こりやすいことが最近の研究で明らかなっており、認知症は糖尿病の「第8の合併症」と呼ばれている。 社会の高齢化に合わせて認知症は糖尿病と同じく増加している。米国では、2010年に認知症の医療コストは1,590億ドル以上に上り、2040年には80%増えると予測されている。 なぜ糖尿病の人で認知能力の低下が起こりやすいかは不明だが、「高血糖は脳の血管にもダメージをもたらしている可能性がある」と研究者は指摘している。 50歳を過ぎたら、血糖コントロールの改善をより徹底的に行い、活動的な生活をすることが、認知症の予防につながる。「肥満のある人は、体重を5〜10%減らすことで、糖尿病を改善できます」と、セルビン氏は指摘している。 精神的な活動を活発にし、感覚的な刺激の豊かな生活をし、運動を習慣として行い、食事を含む規則正しい生活スタイルを身に付けることが、認知症の予防につながる。関連情報1日20分の筋トレで記憶力がアップ うつ症状を軽減する効果も糖尿病、肥満、がん、認知症のすべてに効果的な「魔法の薬」魚を週1回食べると脳が健康に 認知症の予防のための食事

糖尿病腎症を予防 埼玉県の市町村がレセプトを活用した事業を開始- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2015年01月13日糖尿病腎症を予防 埼玉県の市町村がレセプトを活用した事業を開始キーワード:二少(少食・少酒) 糖尿病 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接) 健康診断や医療機関などへの受診(レセプト)データを糖尿病対策に生かす——。埼玉県で、そんな新しいプロジェクトが動き出した。市町村が共同で糖尿病腎症に対策 全国初の試み 埼玉県は、レセプトデータを活用した糖尿病腎症の重症化を予防する事業を始めると発表した。県内の約100万人を対象に、検診やレセプトデータを活用して、国民健康保険加入者の健康状態に即した的確な保健事業につなげる活動を開始する。 予防対策事業の対象となる自治体は、さいたま市や川越市、所沢市、朝霞市など18市町。入間市では単独ですでに事業を行っている。効果を検証しながら今後は全県へ広めていく。県によると、複数の市町村が共同で糖尿病腎症の対策に当たるのは全国ではじめてだという。 糖尿病は自覚症状が出にくく、本人も気づかぬうちに進行するとやがて腎不全や脳卒中、心筋梗塞の引き金となり、重症化しやすい。一方で、食事療法と運動療法を継続し、適切な治療を受けることで、病状の維持や改善などの効果を挙げられることが分かっている。 こうしたことから、今回のデータヘルス事業

1日1杯の牛乳が糖尿病リスクを下げる 死亡率は4割低下- 日本生活習慣病予防協会 -

型糖尿病を発症した。牛乳やヨーグルトなどの高脂肪の発酵乳製品をもっとも多く摂取していた群では、もっとも少なく摂取していた群に比べ、2型糖尿病の発症リスクが23%低かった。糖尿病を発症した患者の60%は乳製品を窃取していなかった。牛乳などの乳製品を摂取すると死亡率は4割低下 オーストラリアのモナッシュ大学の研究では、伝統的に乳製品を食事でとる習慣がない地域であっても、乳製品を毎日少量とると心臓病や脳卒中のリスクを減らすことができることが明らかになった。 研究には、台湾の約3,810人の成人男女(19〜64歳)が参加した。台湾には牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べる習慣はなく、参加した男性の30%、女性の22%は乳製品を食べる習慣をもっていなかったという。 がんと心血管疾患は、台湾でも主要な死亡原因となっているが、乳製品を週に3〜7回食べていた群では、全死因による死亡率が39%も減少していた。乳製品を全く食べない人は、そうでない人よりも血圧やBMIが高く、体脂肪も多い傾向がみられた。 「牛乳などの乳製品によって、健康に不可欠な幅広い栄養素を摂取できます。調査では、1日1回程度の摂取で乳製品の効果を十分に得られることが示されました」と、モナッシュ大学のマーク ウォルクヴィスト教授は述べている。 研究について、英国糖尿病学会のリチャード エリオット氏は「乳製品の脂肪は、一般的な動物性脂肪と違い、2型糖尿病の予防に役立つかもしれない」と指摘している。 「ただし、乳製品を過剰に摂取すると肥満につながるので、"乳製品だけを食べれば良い"とは思わない方が良い。治療の基本は栄養バランスの良い食事であることを忘れてはなりません。塩分、飽和脂肪酸、糖分の過剰摂取は、糖尿病を悪化させるおそれがあります」と注意を促している。Study shows consumption of high-fat dairy products is associated with a lower risk of developing diabetes(Diabetologia 2014年9月15日)A heart-felt need for dairy food(モナッシュ大学 2014年9月16日)Optimal Dairy Intake Is Predicated on Total, Cardiovascular, and Stroke Mortalities in a Taiwanese Cohort(Journal of the American College of Nutrition 2014年7月31日

1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い- 日本生活習慣病予防協会 -

もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔

糖尿病予備群とメタボリックシンドローム 糖尿病3分間ラーニング- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2014年07月30日 糖尿病予備群とメタボリックシンドローム 糖尿病3分間ラーニング キーワード:糖尿病 肥満症/メタボリックシンドローム 動脈硬化  糖尿病患者さんが動画で学べる「糖尿病3分間ラーニング」は、新たに動画を公開しました。今週は「糖尿病予備群」と「メタボリックシンドローム」について学習します。糖尿病3分間ラーニングへ  糖尿病予備群とは、糖尿病になる一歩手前の人たちのことです。近いうちに糖尿病を発症する確率が高く、メタボリックシンドロームに該当する人が多いことも糖尿病予備群の特徴です。メタボリックシンドロームを併発している場合、高血糖や高血圧、血清脂質などの異常により、合併症である動脈硬化が加速度的に進行し、脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患の危険性が著しく高く

米国と英国で糖尿病が爆発的に増加 3人に1人が糖尿病予備群- 日本生活習慣病予防協会 -

だった。2025年までに5人に1人が糖尿病を発症 糖尿病は、高血糖によってさまざまな合併症が引き起こされる「進行性の」病気だ。適切な治療を行わないでいると、心臓病、腎臓病、失明、下肢の切断など、深刻な健康上の問題が引き起こし、患者の生活の質(QOL)を著しく悪化させる。CDCによると、糖尿病は米国で7番目に死亡数の多い病気だ。 「有効な対策を行わず、このまま糖尿病有病者と予備群の数が増え続けると、2025年までに国民の5人に1人が糖尿病を発症することになります。そして2050年には3人に1人が糖尿病という事態になります」と、CDCの糖尿病部門のディレクターであるアン オルブライト氏は言う。 「健康な生活スタイルを選択することが、糖尿病を予防・改善するための最善の策であることは明らかです。食事や運動を見直すことは、糖尿病を指摘された全ての人に勧められます。飲み薬やインスリンなどによる治療法も進歩しています。糖尿病を早期に発見し、治療を中断しないことが望まれます」と、強調している。 糖尿病による経済的な負担も深刻で、2012年の米国の糖尿病の医療費は18.2兆円(1790億ドル)に上り、糖尿病による経済的な損失も合わせると、年間24.9兆円(2450億ドル)が失われているという。英国の糖尿病有病率は7.3% 健診で早期発見 英国でも糖尿病は増加している。英国民保健サービス(NHS)の調査によると、英国では320万人が糖尿病と診断されており、85万人が治療を受けていないという。 英国の2012年の糖尿病有病率は7.3%で、2030年までに8.8%に上昇するとみられている。 英国では、かかりつけ医師(GP:General Practitioner)が、あらゆる疾患の初期診察、治療を行う制度が確立している。 GPの指導のもと、国営健康保険に加入している40〜74歳の人が血液検査などの健診を受けられる「NHSヘルスチェック」が普及しており、年間に130万人が健診を受けている。 英国では成人の35.3%が糖尿病前症とみられている。糖尿病前症を早い段階で発見し、食事や運動などの生活スタイルを見直し、肥満を是正することで、2型糖尿病の発症を防ぐことができる。 NHSによると、健診制度のおかげで年間4,000人の糖尿病と、1,600人の心筋梗塞と脳卒中を予防できているという。Statistics About Diabetes(米国糖尿病学会 2014年6月10日)"Third of adults in England" have pre-diabetes(英国糖尿病学会 2014年6月10日

FMDは動脈硬化危険因子の集積を鋭敏に反映 CAVI・ABIとの比較- 日本生活習慣病予防協会 -

「糖尿病のクリスマスプレゼント」実施中 豪華商品と現金が当たります 2017年12月12日 長野市が「ベジライフ宣言」で糖尿病対策 野菜から食べ30回噛む もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂

毎日の運動が体力低下を抑制 簡単な運動テストで体力チェック- 日本生活習慣病予防協会 -

リスクが低いことが明らかになった。 3つの簡単な運動テストを行うことで、どれだけ長く健康な生活をおくれるかが分かるという調査結果を、英ユニバーシティ カレッジ ロンドンの研究者が発表した。 その3種類の運動テストとは、(1)握手を力強くできる、(2)椅子から立ち上がるのが早い、(3)目を閉じて片足立ちをした状態で、長くバランスを保てる、というものだ。 もしもあなたが3つの運動テストをうまくこなせるななら、健康な生活を長くおくれる可能性が高い。 反対に、握手の力が弱く、椅子から立ち上がるのが難しく、体のバランスをとるのが難しいのであれば、年齢が進むと死亡リスクは上昇する。 研究チームは、1946年生まれの男女約2,800人(男性 1,355人、女性 1,411人)を対象に調査を行った。53歳の時点で握力、椅子からの立ち上がり速度、立位バランス保持時間を測定し、その後66歳になるまでの13年間追跡した調査した。 期間中に177人が死亡したが、運動機能がもっとも低かった下位5分の1のグループは、もっとも高かった上位5分の1のグループに比べて、全死因による死亡リスクが高かった。 特に、運動テストをすべてできなかったグループでは、すべて実行できたグループに比べ、死亡リスクは12倍に上昇した。 運動の効果は脳にも及ぶ。過去に行われた研究では、歩行速度が平均より遅いと、認知症を発症する可能性が高まることが示された。別の研究では、運動を続けている人は、脳卒中などによる脳の挫傷の度合いが低いことが確かめられた。次は..膝の痛みや不安を抱える人でも運動は効果的12次へ ▶(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事

糖尿病の合併症「動脈硬化」を公開 糖尿病3分間ラーニング- 日本生活習慣病予防協会 -

もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔

ゆっくり食べて肥満を予防 食事に時間をかけてカロリーを減少- 日本生活習慣病予防協会 -

10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ ニュースカテゴリー 疾患 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 糖尿病 CKD(慢性腎臓病) 高尿酸血症/痛風

中国の糖尿病は「警戒レベル」 糖尿病人口が1億人を突破- 日本生活習慣病予防協会 -

.5%に、2007年の調査では9.7%に上昇しました。そして2010年の全国調査では11%を超え、いまや糖尿病は"流行病"といえるレベルに達しています」と、Xu氏は話す。アジア地域で糖尿病は急増 39ヵ国に1億3,190万人 中国では糖尿病前症も爆発的に増えており、有病率は成人の50.1%(男性 52.1%、女性 48.1%)に上った。4億9,340万人が糖尿病予備群とみられている。 また、糖尿病有病者のうち、自分が糖尿病であると自覚している人は、一般住民の30.1%に過ぎなかった。治療を受けているのは25.8%で、うち血糖コントロールが良好だったのは39.7%だった。 中国では糖尿病は経済成長の著しい都市部で、特に増えている。年齢が上がると糖尿病有病率は上昇し、男性では50歳以下で、女性では60歳以上で増えはじめるという。 中国人は、標準体重をわずかに超過しただけで、2型糖尿病発症の危険性が上昇することも分かった。同じ傾向は日本人でもみられる。日本人は糖尿病を発症しやすい 少しの体重増で2型糖尿病を発症 「中国の糖尿病をめぐる現状は、もはや"警戒レベル"に達したといえます。国家が主導して糖尿病対策に乗り出さないと、将来に糖尿病合併症である心臓病や脳卒中、慢性腎臓病が急速に増加していきます」と、研究者は話している。 世界保健機関(WHO)は、不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒などの原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめて「非感染性疾患(NCD)」と位置付けている。心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患などが主なNCDだ。 「糖尿病は多くの場合で、遺伝的な要因と食事や運動習慣などの環境的な要因が複雑に組み合わさって発症する病気です。運動不足やストレスが増え、社会が急速に豊かになり食事スタイルが変化し、結果として肥満が増えたことが大きな原因です」と、香港中文大学プリンス オブ ウェールズ病院のジュリアーナ チャン氏は話す。 中国では30〜40歳の予備群の段階にある人の多くが、病気や予防に関する知識をもっていない。糖尿病に関する適正な情報を広めて、認知的・心理的の側面からも行動変容を促しサポートする対策が必要だとしている。 WHO(世界保健機関)は「健康」を、ただ病気のない状態ではなく、身体的・精神的に加えて、社会的に充足した状態と定義している。それを実現するために「政府の指導や連携の体制を強化し、共同体のエンパワーメントを高め、健康増進につながる環境を整備し、自己管理を促進することが重要」としている。Study evaluates

血糖値が高いと認知症リスクが上昇 糖尿病予備群も注意- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2013年08月27日血糖値が高いと認知症リスクが上昇 糖尿病予備群も注意キーワード:二少(少食・少酒) 糖尿病 三多(多動・多休・多接) 糖尿病と診断されるほどではないが、血糖値が高めの高齢者は、認知症になりやすいことが分かった。血糖値が高めの高齢者は、7年以内に認知症になるリスクが最大で18%上昇するという。高血糖が脳のエネルギー代謝を悪化 この研究は、米ワシントン大学公衆衛生大学院のポール クレーン準教授らが、医学誌「ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン」に発表したもの。 糖尿病は、血糖値を適正にコントロールしないでいると、目(糖尿病網膜症)、腎臓(糖尿病腎症)、神経(糖尿病神経障害)の三大合併症のほか、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことが知られている。これに加えて注目されているのが、認知症との関連だ。 糖尿病と認知症の関連はまだすべては解明されていないが、血糖値を調整するインスリンの作用が低下し、脳内のエネルギー代謝が悪化すると、神経細胞が死滅して認知症が進行する可能性があると考えられている。また、より高血糖が血管の炎症を引き起こすおそれがあるという。 この研究は、高齢者の認知症発症の原因をさぐる目的で1994年の開始された大規模研究「Adult Changes in Thought研究」に参加した、65歳以上の米国人を対象に行われた。 研究チームは、認知症と診断されたことのないワシントン州在住

食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える 糖尿病リスクが低下- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2013年06月19日食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える 糖尿病リスクが低下キーワード:二少(少食・少酒) 糖尿病 三多(多動・多休・多接) 食後に血糖値が高くなる人は、毎食後に15分のウォーキングを行えば、血糖値を下げることができる。1日の中でまとまった時間をつくり集中的に運動するよりも、毎食後に運動した方が効果的であることが確かめられた。 この研究は、ジョージ・ワシントン大学の研究チームが行ったもので、「食後の15分間のウォーキングは、高齢の方でも効果的であることが分かりました。食後高血糖を改善すれば、動脈硬化の進行を抑えられ、心筋梗塞や脳卒中の危険性を下げることができます」と研究者は述べている。 研究に参加したのは、平均年齢70歳で糖尿病予備群(pre-diabety)と判定された高齢者10人だった。空腹時血糖値は正常であれば70〜100mg/dLだが、参加者の血糖値は105〜125mg/dLと高めだった。 参加者に、カロリーメーターと呼ばれる運動量を正確にはかる装置を備えた部屋に2日間入ってもらった。1日目(コントロール日)は何も運動をせず安静に過ごしてもらった。 2日目は、▽毎食の30分後に15分間のウォーキングを3回行う、▽午前か午後に45分間のウォーキングを行う——の2種類のパターンに分けて実験を行った。ウォーキングはすべてトレッドミルで、最高時速4.8kmの中程度の強度で行った。参加者は同じ標準化された食事をとり、48時間にわたり連続血糖値測定が行わ

1分間で答えられる「糖尿病危険度テスト」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2013年04月10日1分間で答えられる「糖尿病危険度テスト」キーワード:二少(少食・少酒) 糖尿病 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接) 世界の糖尿病人口は3億7,100万人。そのうち半数は、自分が糖尿病であることに気がついていない。米国糖尿病学会(ADA)は、糖尿病の早期診断を促すために、1分間で答えられる「糖尿病危険度テスト」を公開した。糖尿病を早期治療し合併症を予防 糖尿病は世界的に増え続けており、全世界の有病者数は3億7,100万人と推定されているが、うち半数は糖尿病であることに気がついていない。 糖尿病は初期の段階では自覚症状が乏しい病気だ。「尿が増える」、「疲労感がある、だるい」、「よく見えなくなってきた」、「喉が渇きやすく、水をたくさん飲む」といった症状があらわれたときには、糖尿病を発症してからすでに7?10年が経過しているおそれがある。その間にも動脈硬化は進展している。 糖尿病を早期発見し、治療を開始すれば、糖尿病網膜症や糖尿病腎症、神経障害、心疾患、脳卒中、足病変などの、深刻な糖尿病合併症を予防しやくなる。また、早期に効果的な治療を始めれば、医療費をそれだけ抑えられる。 米国糖尿病学会(ADA)によると、米国に限ってみても2,600万人が糖尿病で、7

睡眠不足はインスリン抵抗性を高める 糖尿病リスクが上昇- 日本生活習慣病予防協会 -

した時間を測定した。同時に睡眠日誌を付けてもらい、空腹時に採血し血液検査を行った。 米国のティーンエイジャーの多くは、パソコンやインターネット、深夜まで続くテレビ視聴、友人などとの電話に時間を費やし夜更かしをし、睡眠時間が短い傾向がある。試験期間中の1日の合計睡眠時間の平均は、睡眠日誌で7.4時間、アクチグラフで6.4時間だった。 年齢、人種、性、BMI(肥満指数)、ウエストサイズ(腹囲)の影響を調整して分析した結果、その週の睡眠時間が短いことが、インスリン抵抗性指数(HOMA-IR)が高いこと、つまり2型糖尿病になりやすい状態と関係していることがあきらかになった。睡眠の分断はHOMA-IRとは関係しなかったものの、血糖値との関係がみられたという。 「短い睡眠時間とインスリン抵抗性には関連があり、インスリン抵抗性が高い水準で続くと、2型糖尿病の発症が増える。1日の睡眠時間が6時間未満の状態が続くと、2型糖尿病の発症が増えたり、心臓病や脳卒中の危険性が高まる」とマシューズ氏は警笛を鳴らしている。 睡眠に関する生活習慣は固定化しやすい傾向がある。学生の頃から睡眠不足が常態化していると、就職してからも睡眠不足が続き、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があるという。 「現在の若者の睡眠時間は、1930〜40年代の世代に比べ、あきらかに減少している。1晩に6時間眠るのを習慣としている若者が、睡眠時間を1時間増やすと、インスリン抵抗性が9%改善するという報告もある」とマシューズ氏は述べている。Lack of sleep leads to insulin resistance in teens(米国睡眠医学アカデミー 2012年10月1日)(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事へ ▶ 関連トピック 疾患 ▶ 糖尿病 2018年01月17日

EPA製剤は冠動脈疾患を抑制する スタチンとの併用で効果- 日本生活習慣病予防協会 -

もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔

食事由来コレステロールよりはTGとアポB48が血管内皮機能に影響- 日本生活習慣病予防協会 -

30回噛む もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日

第2次健康日本21 糖尿病合併症の減少に向けて数値目標- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2012年07月19日第2次健康日本21 糖尿病合併症の減少に向けて数値目標キーワード:二少(少食・少酒) 糖尿病 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接) 厚生労働省は、国民の健康づくりの指針となる2013〜22年度の第2次「健康日本21」を公表した。糖尿病と糖尿病合併症の予防に向けて、国、地方自治体、国民、民間団体などが目指す目標が掲げられた。治療継続率を75%に改善 透析導入患者数を1万5,000人に引き下げ 糖尿病は心血管疾患のリスクを高め、神経障害、網膜症、腎症、足病変といった合併症によって、生活の質や社会経済的活力、社会保障資源に多大な影響を及ぼす。糖尿病は、新規透析導入の最大の原因疾患であり、成人中途失明の原因疾患としても第2位に位置している。さらに、心筋梗塞や脳卒中のリスクを2〜3倍増加させる。 糖尿病およびその合併症を抑制していくことが重要であることから、糖尿病対策に関する指標については、一次予防、二次予防、三次予防が設定された。第2次「健康日本21」 糖尿病の目標項目合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数)の減少治療継続者の割合の増加血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少(HbA1cがJDS値8.0%(NGSP値8.4%)以上の者の割合の減少)糖尿病有病者の増加の抑制メタボリックシンドロームの該当

DPP-4阻害薬の変更による血管内皮機能改善の上乗せ効果- 日本生活習慣病予防協会 -

30回噛む もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日

血管内皮機能は血糖変動と逆相関し鋭敏に変化する- 日本生活習慣病予防協会 -

糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日

【健康寿命】男性70.42歳、女性73.62歳 厚労省が目標設定- 日本生活習慣病予防協会 -

で75.32歳で、いずれも東海地方だった。最も短いのは男性が青森県で68.95歳、女性が滋賀県で72.37歳。格差は男性2.79歳、女性2.95歳。 日本人の平均寿命は女性は世界1位、男性も世界4位で、日本は世界でトップクラスの長寿国となっている。社会の高齢化が加速する中、厚労省は「健康に長生きすること」を重視し、13〜22年度の国民の健康づくり計画案に「健康寿命を延ばす」とする目標を盛り込む。 次期健康づくり計画案では、平均寿命の増加分を健康寿命が上回ることでこの差を縮小し、高齢者の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減もめざしている。食生活の改善や適度な運動ができる環境の整備など、健康寿命を延ばすための対策を検討する。計画は6月中旬にも部会で正式決定される見通し。 健康寿命の目標実現のため、生活習慣病予防では、がん、脳卒中、心臓病の三大死因の死亡率低下や糖尿病に関する目標値を盛り込んだ。糖尿病では、糖尿病腎症による年間新規透析導入患者を2010年の1万6,271人から1万5,000人に、HbA1cが8.4%(NGSP値)以上のコントロール不良の患者の割合を1.20%から1.0%にそれぞれ減らす。【次期健康づくり計画案 健康寿命と健康格差の目標】項目現状目標(1)健康寿命の延伸(日常生活に制限のない期間の平均の延伸)男性 70.42年女性 73.62年(2010年)平均寿命の増加分を上回る健康寿命であること(2022年度)(2)健康格差の縮小(日常生活に制限のない期間の平均の都道府県格差の縮小)男性 2.79年女性 2.95年(2010年)都道府県格差を縮小すること(2022年度)【糖尿病】項目現状目標(1)合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数)の減少1万6,271人(2010年)1万5,000人(2022年度)(2)治療継続者の割合の増加63.7%(2010年)75%(2022年度

チョコレートが心疾患リスクを低下 健康に良いポリフェノール- 日本生活習慣病予防協会 -

ミルクチョコレート(100g)熱量 558kcal脂質 34.1g炭水化物 55.8gホワイトチョコレート(100g)熱量 588kcal脂質 39.5g炭水化物 50.9gチョコレートビスケット(100g)熱量 501kcal脂質 25.3g炭水化物 62.1g出典:日本食品標準成分表2010 チョコレートと健康の関係を検討した疫学調査によると、チョコレートは体に良いらしい。7件の研究の11万4000人の患者データを解析した研究で、チョコレートを摂取している人では、摂取していない人に比べ、心疾患のリスクが37%低下し、脳卒中のリスクが29%低下することがあきらかになった。この研究は英国医師会が発行する医学誌「British Medical Journal」に2011年8月に発表された。 「チョコレートには健康に良い効果があるようだ。しかし、食べすぎず、適切な量をとっていればという条件が付く」とケンブリッジ大学のOscar Franco氏(公衆衛生・プライマリケア)は話す。 市販のチョコレートのカロリーは非常に高く、100gで500kcal以上もある。食べすぎると体重増加、糖尿病や心

虚偽・誇大表示:健康食品サイト500件以上を指導 消費者庁- 日本生活習慣病予防協会 -

2017年05月24日 アルコールに注意 飲む量を減らせば改善する 「減酒外来」を開設 2016年12月28日 適度のアルコールが脳卒中リスクを低減 ただし飲み過ぎると逆効果 2016年10月28日 スローカロリーで肥満解消 糖質の吸収を遅らせて血糖値上昇を抑える 2016年10月20日 健康教育・保健指導に 「健診・予防3分間ラーニング」DVDを11月に発売 2016年10月04日 お酒を飲む人はウォーキングをしよう 飲酒のリスクを運動で帳消しに もっと見る ▶ テーマ ▶ トクホ 2016年06月23日 「機能性表示食品」に課題 信頼性に不安も 科学者による初の採点を公開 2016年03月30日 温州ミカンの「β

脂肪合成を抑える化合物を発見、メタボ治療に光明 京都大など- 日本生活習慣病予防協会 -

「早食い」が原因で肥満やメタボに よく噛んで食べるための6つの対策 2017年11月21日 糖尿病の食事療法を継続するためのポイント 食を楽しみながら成功に導く もっと見る ▶ 疾患 ▶ アルコール性肝炎 2017年05月24日 アルコールに注意 飲む量を減らせば改善する 「減酒外来」を開設 2016年12月28日 適度のアルコールが脳卒中リスクを低減 ただし飲み過ぎると逆効果 2016年10月28日 スローカロリーで肥満解消 糖質の吸収を遅らせて血糖値上昇を抑える 2016年10月20日 健康教育・保健指導に 「健診・予防3分間ラーニング」DVDを11月に発売 2016年10月04日 お酒を飲む人はウォーキングをしよう 飲酒のリスクを運動で帳消し

CKD診療ガイドが改訂 重症度分類や降圧薬選択を変更- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2012年06月07日CKD診療ガイドが改訂 重症度分類や降圧薬選択を変更キーワード:二少(少食・少酒) CKD(慢性腎臓病) 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接) 日本腎臓学会と日本慢性腎臓病対策協議会は「CKD診療ガイド2012」を、6月1日にパシフィコ横浜会議センターで開催された第55回日本腎臓学会学術総会で発表した。 CKD(慢性腎臓病)は、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままにしておくと末期腎不全となり、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなる。 CKD診断基準およびGFRに基づいた重症度分類が発表されてから10年が経過したが、その間も末期腎不全は増え続けている。日本のCKD患者数は1330万人に上り、成人の8人に1人がCKD患者とみられる。 CKDは透析導入の原因であるだけでなく、心筋梗塞、脳卒中のリスクであることが知られている。CKDの脅威と増え続ける医療費は医学界だけでなく、社会的にも大きな問題となっている。 国際腎臓病予後改善委員会(KDIGO)が中心となり、2012年に10年ぶりにCKD診療を再評価し、重症度分類を改訂した。これを受けて、日本腎臓学会は日本の「CKD診療ガイド2012」を発表した。“隠れ腎臓病”のうちに早期発見、早期治療することが大切であり、診療ガイドの改定はとても重要だ。 新しいCKD診療ガイドでは、原疾患名を記載し、全ての患者において尿蛋白とGFRを評価するようになった。これを日本の診療に当てはめるために、アルブミン尿と蛋白尿の区分を新た

CKD(慢性腎臓病)は国民病 治療で進行を抑制- 日本生活習慣病予防協会 -

し、進行すると尿に蛋白が排泄されるようになり、やがて腎不全に至って、腎臓の機能の一部を機械を使って補う透析療法が必要になる。また、腎機能の低下が進行すると、心筋梗塞や脳卒中など心血管疾患の発生率も高くなるので、適切な治療が必要となる。 透析療法は医療機関で行う血液透析と、自宅や職場で行う腹膜透析がある。医療機関での血液透析は、週に2回から3回、4時間から5時間かけて行う。日本透析医学会が実施している最近の統計調査によると、国内で透析療法を受けている患者数は約28万人。毎年1万人ずつ増えており、国民の500人に1人が透析患者という計算になる。 患者にとって透析療法は生活上の制約を強いられ負担が大きいが、医療費の面でも深刻で、腎疾患に関連する医療費は年間1兆5000億円を超えるとみられている。早期発見と治療で進行を抑えられる CKDのなかでもっとも多い原疾患は糖尿病(糖尿病腎症)で、全体の43.4%に上る。CKDは早期発見し適正に治療すれば進行を抑えることができる。そのために、CKDを早期発見し、原因疾患となる糖尿病や高血圧などに対する治療を行い、腎臓機能の低下を抑制する必要がある。 自覚症状の乏しいCKDの早期発見に役立つのが、尿中の蛋白質の量を調べる検査(アルブミン尿検査)と、血液中のクレアチニンを調べる血液検査。クレアチニンは血液中の老廃物のひとつで、通常であれば腎臓でろ過され、ほとんどが尿中に排出されるが、腎機能が低下していると、尿中に排出されずに血液中に蓄積される。この血液中のクレアチニンをあらわすのが「血清クレアチニン値」。 過去に行われた研究では、CKDの危険因子となる高血糖(HbA1c)、高血圧、脂質異常のうち、治療を行い因子の数を減らすとアルブミン尿が減少することが確かめられた。また、2型糖尿病の早期腎症でも、血糖コントロールや血圧コントロールを改善することで、腎症の悪化を3割未満に抑えられたという研究報告がある。 CKDを治療し腎不全や透析療法への進行を防ぐために、糖尿病や高血圧など原因となる病気の治療を行うことが重要。そのために、食事療法や生活習慣の改善のほか、糖尿病の治療、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)やARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)などによる降圧治療、脂質異常症の治療などを行うことが必要となる。 今回の市民公開フォーラムの詳細は後日、NHK教育テレビで放送される予定。関心のある方はご覧になってはいかがだろう。日本医師会日本慢性腎臓病対策協議会日本透析医学会(Terahata

父親になると肥満になりやすい 子育てと健康増進の両立が課題- 日本生活習慣病予防協会 -

253人が参加している。 今回の研究は、父親になることと体重やBMIといったバイオマーカーの変化の間に関連があることを明らかにしたはじめての研究だ。子供の誕生により父親のBMIは2.6%増加 「過去の調査では、結婚によって男性の体重が増えることが示されています。結婚して父親になることは、男性の健康に大きな影響をもたらすことは明らかです」と、ノースウエスタン大学フェインバーグ医学部のクレイグ ガーフィールド氏は言う。 男性が体重を増やし、BMIが上昇することは、2型糖尿病、がん、心臓病などの発症リスクが高まることを意味する。 調査の結果、子供が生まれた後に子供と一緒に住んでいる男性ではBMIが平均で2.6%増加していた。これは、身長が180cmの男性では2kg程度の体重増加に相当する。 一方で、子供がいない男性では、体重減少幅は身長が180cmの男性で600g超に相当する程度だった。 なお、子供が生まれた後に子供と一緒に住んでいない男性でも、BMIは平均で2%増加していた。子供ができると父親の生活スタイルは大きく変化する 父親となった男性の体重が増加するのは、家庭をもつことで生活スタイルが変化し、食習慣が変わるためと考えられる。 「あなたが父親になるということは、新しい家庭で責任を負うということです。以前は運動のために使えた時間は家事や育児に費やされるようになり、あなた自身の時間をなかなかとれなくなります」と、ガーフィールド氏は説明する。 家庭の食事スタイルが、子供が好むクッキーやアイスクリームなどのスナック菓子に偏るおそれもある。 「子供とともに食事をとり、子供が残した食品を代わりに平らげ、皿をきれいにする習慣のある父親を知っています。子供のために生活スタイルを変え、結果的に生活スタイルが不健康になる男性は少なくありません」。 若い父親に共通する背景として、かかりつけ医をもっていないことが挙げられるという。"自分はまだ若く健康だ"と思っており、肥満が引き起こすさまざまな生活習慣病とは無縁だと思いがちだという。 しかし、実際には肥満は高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、脳卒中などの深刻な疾患の危険因子であり、年齢を重ねるにつれてこれらの病気の発症リスクは上昇していく。 また、過去の研究では、子供の誕生をきっかけにうつ病の初期症状を呈するようになる男性が少なくないことが示された。子育てで忙しい男性は医療機関の受診頻度が低い 自分の健康管理が不十分な男性でも、子供の医療のために小児科医とは近しい関わりをもつことが多い。子供に保険診療を受けさせるために、子供に付き添って小児科医を訪れる頻度が高くなる。 「このことには、子供と父親の健康を管理する上で重要な意味があります。小児科で家族ぐるみで栄養カウンセリングやメンタルヘルス教育を提供できれば、父親の健康状態を改善できる可能性があります」と、ガーフィールド氏は指摘する。 父親

体重を減らす確実な方法 今日から始められる簡単な2つの対策- 日本生活習慣病予防協会 -

をはかるグループ(介入群、3,290人)と、体重をはからないグループ(対照群、478人)に分け比較した。(1)のグループは、体重計で自分の体重を、できるだけ多い回数、少なくとも週に1回はかり、週に2回の電話による体重コントロールについてのアドバイスを受けた。 3ヵ月後、体重をはからなかった対照群では、平均して体重が1.83kg増えたが、体重をはかったグループでは体重の増加は1.23kgにとどまった。つまり、体重をはかることで、リバウンドによる体重増加を0.6kg減らせるという結果になった。 「体重をコントロールするために必要なのは、体重をはかることと、食事と運動の内容など記録することです。長く記録を続けていくことで、食事や運動の内容が体重の増減とどう関係しているかが分かり、体重を減らすためにはどのような生活をしたらよいかがみえてきます」と、マディガン氏は説明する。 体重の記録をつけることで、「昼食べすぎたから夕食を控える」というように、食事の内容や量の調整も可能になる。「リバウンドに悩まされている人は、体重をはかり、食事や運動を調整すると体重コントロールしやすくなります」と指摘している。よく噛んで食べると食欲を抑えられる よく噛んで食べる速さを遅くすることで、食欲を調整しやすくなり、結果として肥満やメタボリックシンドロームの予防につながるという研究も発表された。この研究は、国立国際医療研究センターの長濱さつ絵氏らによるものだ。 研究チームは、健康管理センターで健康診断を受け、冠動脈心疾患や脳卒中の既往がない5万6,865人について、食べる速度についてアンケート調査を行い、メタボリックシンドロームの関連について調査した。 その結果、食べる速度が「普通」の人に比べ、「速い」人ではメタボの割合が、男性で1.61倍、女性で1.27倍に増えることが判明した。一方、「遅い」人では、メタボの割合が男性で0.70倍に、女性で0.74倍に減っていた。和食は「噛む回数」を増やすのに向いている リバウンドが起こるのには、本人の意思の強さの問題だけでなく、体の仕組みも関係している。リバウンドが起こる背景のひとつに、脳に作用して食欲に影響する「レプチン」という生理活性物質の働きがある。 レプチンは脂肪細胞で作られ、太って脂肪細胞が大きくなると分泌量が多くなる。反対に、やせている場合はレプチンの分泌量が少なくなり、脳は「栄養が不足している」と判断して食欲が増進する。体重を急激に減らした場合、レプチンの分泌量も急速に減り、脳がそれを感知して食欲を増進させるのでリバウンドを起こしやすくなると考えられている。 よく噛んで食べると、レプチン分泌の刺激が満腹中枢に伝わりやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができる。ご飯を主食とする日本食は、咀嚼回数を増やすのに適した食事だ。日本食はご飯を中心に、主食、副食を並べた一汁三菜が基本となる。口の中でご飯とおかずがいっしょになることで咀嚼回数が増える。 日本人の咀嚼回数は戦前に比べて半分に減ったといわれる。欧米式の食事が普及し、ハンバーガーやスパゲティなど軟らかい食品の利用が増えたことが理由に挙げられるが、和食を食べる頻度が減ったことも原因のひとつだ。 日本食では肉や油脂をあまり使わず、野菜、茸類、海藻類を多く使う。いずれも低

減量バトルに参戦 男は目的意識をもつとダイエットに成功しやすい- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2014年07月17日減量バトルに参戦 男は目的意識をもつとダイエットに成功しやすいキーワード:肥満症/メタボリックシンドローム 脂肪肝/NAFLD/NASH 「少食」食事は腹7~8分目 「多動」身体を活発に動かす 男性がダイエットに成功するための秘訣は、目的意識をしっかりともつこと。「健康のため」という目標を掲げることで、減量に成功しやすくなる。男性は女性に比べ、減量になかなか関心を示さない 肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病との関係で注目されている。また、これらの病気が重複して発症するメタボリックシンドロームとも、密接な関係がある。肥満を放置していると、こうした生活習慣病を悪化させ、血管を傷つけたり、もろくしたりして、やがて動脈硬化を引き起こす。 成人の死因の上位を占める心臓病(心筋梗塞や狭心症)や脳卒中(脳梗塞や脳出血)などに、肥満と動脈硬化が大きく関わっている。さらに、肥満は多くのがんのリスクを高めることも指摘されている。 また、年齢とともに筋肉量や骨量が減り、からだを支える力は弱くなっていく。そこに肥満が加わると、骨や関節への負担が大きくなり、腰痛や膝痛などの関節障害を起こしやすくなる。 女性がダイエットに取り組む理由は、「美容

40代からはじめる運動 運動をはじめるのに遅すぎることはない- 日本生活習慣病予防協会 -

出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値

魚をよく食べる食事スタイルは心臓を健康にする- 日本生活習慣病予防協会 -

糖尿病の食事療法を継続するためのポイント 食を楽しみながら成功に導く もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症

コミュニティ菜園で野菜作り 収穫は「肥満の解消」- 日本生活習慣病予防協会 -

では5kg、それぞれ体重が減ることを意味します」(ツィック氏)。 研究チームは、ガーデニングを行っている人と行っていない人とを比較した。体格検査により調査参加者のBMIを調べ、年齢や性別、調査年といった因子の影響を排除して解析した。 ガーデニングの減量効果を正確に調べるために、▽自宅の住環境やコミュニティ菜園からの距離がほぼ同じ場合、▽家庭環境や食習慣がほぼ同じ場合とで比較した。 ガーデニングに取り組む人は、そうでない近隣の住民に比べ、肥満が少ないという結果となった。興味深いことに、ガーデニングを行っている人の配偶者などの家族のデータを調べたところ、やはりBMIが減少している傾向がみてとれた。 「実際に、ガーデナーの1日の野菜や果物の摂取量は平均よりも高かったのです。ガーデニングは、野菜や果物の収穫をもたらすだけではありません。ガーデニングに必要な身体活動や運動は相当なものです。運動不足の解消にもつながります」(ツィック氏)。 肥満は高血圧、糖尿病、脂質異常症などを引き起こし、心疾患や脳卒中などの原因になる。肥満による経済的損失は大きい。 今回の研究は、肥満を改善するためにどのような都市環境が必要であるかを示唆するものです。コミュニティ菜園を広範囲に整備し、地域社会を活性化することが、健康増進にもつながることが解明できれば、都市開発にも影響をもたらします」と、ツィック氏は指摘している。 多くの人は、ガーデニングはコミュニティ菜園のような恵まれた環境がなければ、始められないと感じている。また、園芸の知識や技術も必要で、費やされる労働力や時間が多い点も無視できない。 この点について研究者は「実際には、屋外に数メートル四方の空間をもっていれば、ガーデニングはできます。屋内であっても、作物を選べば大丈夫です。週末に数時間、体を動かすだけの運動量で十分に対応できます」と指摘している。Community Gardens May Produce More than Vegetables(ユタ大学 2013年4月18日)(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事

体重コントロールに成功 減量ダイエットと運動がもっとも効果的- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2012年04月19日体重コントロールに成功 減量ダイエットと運動がもっとも効果的キーワード:二少(少食・少酒) 肥満症/メタボリックシンドローム 三多(多動・多休・多接) もし体重を減らしたいのなら、サプリメントや健康食品に頼るのはやめておいた方が良い。「減量にもっとも効果があるのは、以前から言われている通り、脂肪のとりすぎを減らし、体を動かし運動することだ」とする研究が発表された。脂肪をとりすぎず運動も 健康食品は効果なし 「肥満は脂質異常症、2型糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、睡眠時無呼吸症候群、変形性関節症など、さまざまな病気の原因になる。体重のわずか5%を減らしただけでも、健康にもたらされる恩恵は大きい」とハーバード大学医学部ベスイスラエル医療センターのJacinda M. Nicklas氏は言う。 「米国人の3分の1以上は肥満で、食べすぎや運動不足が原因となり肥満は増えている。一方で、体重を減らしたいと考えている人は多く、50〜70%は減量を望んでいる。もっとも確実に減量する方法は、食事で脂肪をとりすぎないようにして、よく運動することだ」とNicklas氏は強調する 研究者らは、米国疾病管理予防センター(CDC)が行った米国健康・栄養調査(NHANES)の2001〜2006年の4,021人の肥満者のデータを解析した。データには体格指数(BMI)が30以上の肥満のある成人の12ヵ月以上にわたる聞き取り調査も含まれている。 2

トランス脂肪酸「日本人の摂取量は少ない」 健康への影響小- 日本生活習慣病予防協会 -

もっと見る ▶ 疾患 ▶ 脳梗塞/脳出血 2017年09月28日 今年は食後高血糖(血糖値スパイク)「糖をはかる日」講演会開催間近!! 2017年09月26日 糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義 2017年08月23日 10月8日は、「糖をはかる日」講演会2017 参加者募集開始 2017年08月07日 日本の脳卒中の発症者は年間29万人 半分以上が死亡や介護が必要な状態に 2017年07月04日 高リスク糖尿病の二次予防はLDL-C70未満 動脈硬化性疾患予防GL改訂 もっと見る ▶ 疾患 ▶ 心筋梗塞/狭心症 2017年10月19日 心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔

メタボは危険因子 体に蓄積した脂肪の“質”がカギ- 日本生活習慣病予防協会 -

を数え、糖尿病と心疾患の11のバイオマーカーを調べた。メタボリックシンドロームの人では、脂肪組織でマクロファージと呼ばれる免疫細胞が活性化し、その数も増加していることが分かった。これは、心血管疾患の原因にもなる炎症反応が起こっていることを示している。 Jialal氏らは昨年、今回と同じ65人の患者で、血管内皮を形成し正常な心血管の指標となる「血管内皮前駆細胞(EPC)」を比較した。こちらも、メタボ診断群は肥満群より数が少ないことを発見している。 米国疾病管理予防センター(CDC)の推計によると、米国成人の35%がメタボリックシンドロームをもっており、有病率は小児や若年者でも増加している。メタボリックシンドロームは心疾患リスクを2倍に増やし、心臓発作や脳卒中の危険性も高まるだけでなく、2型糖尿病の発症も5倍以上に増える。 同氏は「心疾患や糖尿病合併症を発症してからでは、治療は困難になり費用もかかる。これらの発症に先だって起こるメタボリックシンドロームの段階で対策をすると効果的だ。食事や運動などの生活習慣を改善することが望ましいが、簡単なことではない。脂肪の質を改善するための治療も必要かもしれない」とJialal氏は述べている。 この研究は米医学誌「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」(電子版)に発表された。Disease-causing fat cells linked to metabolic syndrome(カリフォルニア大学 2011年8月24日)(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事へ ▶ 関連トピック 疾患 ▶ 肥満症/メタボリックシンドローム 2018年01月11日

「プラス1000歩チャレンジ」で肥満やメタボを改善 【富山市】- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2011年05月20日「プラス1000歩チャレンジ」で肥満やメタボを改善 【富山市】キーワード:肥満症/メタボリックシンドローム 脂肪肝/NAFLD/NASH 「多動」身体を活発に動かす 運動 富山市は市民に今より1000歩多く歩いてもらう健康づくり運動「プラス1000歩チャレンジ」を行っている。歩数を1日1000歩増やす運動 3ヵ月間で修了証 運動は、2型糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防・改善するために効果的だ。なかでもウォーキングは、いつでも取り組める身近な運動として人気がある。内閣府が2009年に発表した世論調査でも、ウォーキングは取り組んでいる運動の1位(48%)に挙げられた。 一方、富山県の2008年の調査によると、県の生活習慣病による入院受療率は1543で、全国の1145より高い。入院では脳卒中、がん、心臓病、外来では高血圧、糖尿病、心臓病が多く、生活習慣病の患者が占める割合が高い。 そこで市では、もっと歩く習慣をつけもらおうと、「プラス1000歩チャレンジ」運動の参加者を今月末まで募集している。いつもよりも1000歩以上多く歩くことを目標にするキャンペーンで、昨年9月に開始した。 キャンペーンは40歳以上の市民1000人を対象に実施。参加者に記録表を配布し、最初の1週間で基本となる1日平均の歩数を記録してもらう。その基本歩数にプラス1000歩を目標に、3ヵ月間ウォーキングに取り組んでもらう。記録を市内の保健福祉センターなどに提出し、3ヵ月のうち60

牛乳=メタボは誤解? 牛乳・乳製品はメタボ予防が効果- 日本生活習慣病予防協会 -

ないグループと比べてメタボリックシンドロームの割合が40%少なかった」、「もっとも多く牛乳・乳製品を摂取する男性グループでは、最も飲まないグループと比べてメタボリックシンドロームの割合が20%少ない傾向」等があきらかになった。 メタボ予防効果は女性でより顕著にみられた。女性では、腹囲80cm以上などを判定基準にしたが、牛乳・乳製品の摂取が多いほど腹囲、体格指数(BMI)、中性脂肪、収縮期血圧が低く、HDL(善玉)コレステロールは高かった。男性では、牛乳・乳製品の摂取が多いほど「血圧」が低かった。 研究を行った「食生活、生活習慣と健康に関する調査研究会」(代表:折茂肇・健康科学大学学長)の上西一弘・女子栄養大学栄養生理学研究室教授は、「体脂肪の変動は利用可能なエネルギーと消費エネルギーのバランスによって決まる」と説明している。 牛乳・乳製品をとることで、利用可能なエネルギーが減少し、エネルギー消費量が増加する。その結果、体脂肪が減少する。カルシウム摂取量やビタミンDがの増加し、栄養状態が改善すると、脂肪細胞での脂肪分解が促されるという。 また、牛乳に含まれるカルシウムや、牛乳の蛋白質が分解される際に生成されるペプチドが血圧を低下させると考えられている。1日1杯の牛乳が健康に恩恵をもたらす 食生活の欧米化や運動不足により、肥満や脂質異常症、2型糖尿病、高血圧症などの生活習慣病になる人が急増している。これらは動脈硬化を促し、日本人の死亡原因の上位を占める心疾患や脳卒中の発症につながる。その多くは過食や肥満、特に内臓脂肪の蓄積に起因しているとみられる。 Jミルクでは「牛乳や乳製品には肥満を防止する機能がある。牛乳がメタボや肥満の原因になるという理解は間違い」と強調している。 牛乳やヨーグルトなど乳製品は、カルシウムの供給源としても重要だが、蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンも含まれる。 糖尿病の食事療法でも、牛乳を1日コップ1杯(180mL、120kcal)とるこが勧められている。牛乳100mlに含まれるカルシウムは110mg。 ただし、飲みすぎると脂質のとりすぎにつながる。また、チーズは乳製品だが、牛乳とは栄養組成が違い脂質が多いので注意が必要。『牛乳・乳製品摂取とメタボリックシンドローム』に関する横断的研究(社団法人日本酪農乳業協会)関連情報牛乳を飲む人で心臓病などの死亡リスクが低下-糖尿病NET(Terahata

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