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病気の解説「脳卒中」での検索結果

756件の検索結果

牛乳を飲む人で心臓病などの死亡リスクが低下- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2009年07月23日牛乳を飲む人で心臓病などの死亡リスクが低下キーワード:心筋梗塞/狭心症 脳梗塞/脳出血 がん 健康食品 牛乳をよく飲む人では冠動脈性心疾患(CHD)などの死亡危険が最大で15-20%低下するという知見が欧州で発表された。 英国カーディフ大学のピーター エルウッド教授と英国レディング大学のイアン ギブンズ教授らは、食品の連鎖と健康との関わりを調査するために、牛乳の摂取に関する324の研究を調査し、CHD、脳卒中、糖尿病、がんなどの慢性疾患との関連を検証した。 「牛乳の摂取とCHDや脳卒中、結腸直腸がんによる死亡は関連があることが示された」とギブンズ教授は述べている。「冠動脈性心疾患、心臓発作、結腸直腸がんの死者数を考慮したところ、こうした病気による死亡リスクは牛乳の摂取により有意に低下した」。 牛乳やヨーグルトといった乳製品には蛋白質やカルシウム、ビタミンD、カリウムなどに加え、糖質や飽和脂肪酸も含まれる。乳製品を多くとりすぎると、前立腺がんになる危険が高くなる可能性があると指摘されている。また、乳製品などから飽和脂肪酸をとりすぎると、動脈硬化が起こりやすくなることも知られており、「不健康な食品」とされている風潮がある。 この点について研究者らは、「前立腺がんを例外として、牛乳を飲む

脳心血管病予防に関するリスク管理チャートを公開 日本内科学会- 日本生活習慣病予防協会 -

が重要であることが明らかになった。 それぞれの疾患について治療ガイドラインが作成され活用されているが、表現の仕方に整合性がとれていない部分が少なからずあり、統合的な指針が必要とされていた。 こうした課題をふまえ、日本内科学会が中心となり、日本疫学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本腎臓学会、日本体力医学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本脳卒中学会、日本肥満学会、日本老年医学会の11学会と、日本医学会および日本医師会が加わってチャートを作成した。 チャートは、ステップ1(スクリーニングと専門医などへの紹介必要性の判断)、ステップ2(各リスク因子の診断と追加評価項目)、ステップ3(治療開始前に確認すべきリスク因子)、ステップ4(リスク因子と個々の病態に応じた管理目標の設定)、ステップ5(禁煙、食事管理、体重管理、身体活動・運動、節酒などの生活習慣の改善)、ステップ6(薬物療法)の6段階で構成。高血圧や糖尿病、脂質異常症といったリスク因子ごとに評価項目や管理目標値が簡潔に記載されている。 例えば、ステップ1aでは、問診(年齢や性、自覚症状、既往歴など)や身体所見(身長や体重、診察室内血圧など)といったスクリーニングの基本項目を提示。ステップ1cでは、脳卒中や高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病(CKD)などの6項目を挙げており、専門医などへの紹介の必要性が判断できるという。特にリスクが重積した患者に対しては予防的介入の重要性が高まるので、このような状況における総合的な介入のフローを分かりやすく提示してある。 また、ステップ4では、高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満の各リスク因子を提示。リスク因子とそれぞれの病態に応じた管理目標の設定や生活習慣病の改善を、一覧できるよう図表で掲載している。 ステップ6の薬物療法では、高血圧、糖尿病、脂質異常症と疾患ごとの薬物選択と留意点を、一覧できるよう図表で掲載。汎用される薬剤を挙げ、適応や禁忌、副作用までを一目で確認できる表に示している。脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャートについて(日本内科学会 2015年8月5日)(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事

長時間労働がアルコール乱用の原因に 週に48時間以上働く人は要注意- 日本生活習慣病予防協会 -

によるストレスをやわらげる作用がある。その一方で、過剰に摂取すると欠勤や労働効率の低下、労働災害などさまざまな障害をもたらす。 また、アルコールの過剰摂取は、肝臓病、がん、脳卒中、心筋梗塞、うつ病、睡眠障害などの健康上の障害を引き起こす。 週に男性では21ドリンク、女性では14ドリンクを超えると、多量飲酒に相当し危険と考えられている。1ドリンクは純アルコールに換算して10gで、ビール中ビン(500mL)は2ドリンクに相当する。 「長時間労働に従事する人たちは、アルコールにより仕事のストレスを解消し、仕事から家庭生活への移行をスムーズに行おうとしていると考えられます。今回の調査は多量飲酒に焦点をあてたものですが、アルコールの推奨量を超えて飲む人はさらに多い可能性があります」と、ハーバード公衆衛生大学院のカサンドラ オケチュク氏は言う。 「保健指導を行うときは、労働時間をチェックするとともに、アルコール摂取の状況にも注意する必要あります」と、オケチュク氏は指摘する。過剰な飲酒は危険を伴うことを認知させるべきだとしている。Long working hours are linked to risky alcohol consumption(British Medical Journal 2015年1月13日)(Terahata)◀ 前の記事へ次の記事へ ▶ 関連トピック 疾患 ▶ がん 2018年01月18日 【参加者募集】 乳がんサバイバーの婚活セミナー@横浜「この経験を、恋愛・婚活・結婚生活にどう活かす

厚生労働省- 厚生労働省 (こころの耳) -

に対して集中的に実施したものです。その結果、4,711事業場(全体の67.2%)で労働基準関係法令違反を確認し、そのうち 2,773 事業場(39.5%)で違法な時間外労働が認められたため、それらの事業場に対して、是正に向けた指導を行いました。厚生労働省では今後も、月80時間を超える残業が行われている事業場などに対する監督指導の徹底をはじめ、長時間労働の是正に向けた取組を積極的に行っていきます。 2017年03月01日 厚生労働省 「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」の参考資料に、脳卒中と肝疾患に関する留意事項を追加しました 厚生労働省は、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」の参考資料として、「脳卒中に関する留意事項」と「肝疾患に関する留意事項」を作成しましたので公表します。このガイドラインは、昨年2月に、事業場が、がんなどの疾病を抱える方々に対して、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と職業生活が両立できるようにするための取組などをまとめたものです。今回の参考資料は、前回のガイドライン策定時に併せて作成された「がんに関する留意事項」と同様に、脳卒中と肝疾患に関する基礎情報と、各疾病について特に留意すべき事項をガイドラインに追加したものです。厚生労働省は、今後、ガイドラインの普及や企業に対する各種支援によって、疾病を抱える方々が治療と職業生活が両立できるような環境整備に取り組んでいきます。 2017年02月23日 厚生労働省 第100回労働政策審議会安全衛生分科会 「産業医制度等に係る省令改正について」などが議論されました。 前

PM2.5による大気汚染が動脈硬化の原因に- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2013年05月09日PM2.5による大気汚染が動脈硬化の原因にキーワード:二少(少食・少酒) 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接) 大気汚染に長期間さらされていると、アテローム性動脈硬化症の進行が早まり、心臓発作や脳卒中のリスクが高まる可能性がある。米ミシガン大学公衆衛生学部の研究者らが発表した。 アテローム性動脈硬化症とは動脈硬化の一種で、高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが蓄積しアテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさが失った状態になることだと考えられている。 アテローム性動脈硬化症は、初期の段階では自覚症状はないが、脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な病気の原因となる。 研究者らは、高濃度の微小粒子状物質(PM2.5)に長時間さらされた住民で、頭・首・脳に血液を供給する重要な血管である総頸動脈の2つの内層が早く肥厚することを発見した。逆に、時間の経過とともに微粒子大気汚染が減少すると、血管の肥厚化の進行は遅くなるという。 血管の厚さは、アテローム性動脈硬化症が全身の動脈内にどの程度あるかを示すもので、心筋梗塞などの症状がない人にでも早期発見に使える指標となる。 研究では、アテローム性動脈硬化症と大気汚染の関連を調べる研究の一環として、米国の6大都市圏から参加した45才から84才からなる5,362名の参加者を追跡した。3年間の追跡結果から、研究者は、推定された参加者の家

ベジタリアンの食事スタイルが血圧を下げる 菜食主義は健康的- 日本生活習慣病予防協会 -

 菜食主義の食事スタイルによって血圧を下げられることが明らかになった。この研究は、日本の国立循環器病研究センターの横山葉子氏らによるもので、「米国医師会雑誌(JAMA)内科学」に発表された。野菜をたっぷり食べると最高血圧と最低血圧が低下 高血圧の人が適切な治療を受けないでいると、脳卒中、心筋梗塞、腎臓病などを発症しやすくなる。これらの病気は、国民の平均寿命を縮め、医療費の上昇の原因となっている。高血圧の予防・対策はとりわけ重要だ。 研究チームは、1900年〜2013年に発表された18ヵ国の39件(臨床試験 7件、疫学研究 32件)の、2万1,000人以上を対象とした信頼性の高い研究を、まとめて解析する手法(メタアナリシス解析)により調査した。 菜食主義(ベジタリアニズム)は、野菜や果物、豆類、大豆などの植物性食品を好んで食べ、動物性食品を控える食事スタイル。菜食主義が血圧値にどれだけ影響するかを、研究チームは調査した。 その結果、菜食主義食によって平均して、最高血圧(収縮期血圧)は6.9mmHg、最低血圧(拡張期血圧)は4.7mmHg、それぞれ低下することが判明した。 共同で研究を行った「医師による責任ある医療委員会」(Physicians Committee for Responsible Medicine)のニール バーナード博士は、「収縮期血圧を5mmHg下げただけでも、心筋梗塞では14%、脳卒中では9%、それぞれ発症を減らすことができます。菜食主義により薬物療法と同等の効果を得られることが判明したのはすばらしいことです」と述べている。 高血圧の要因は、肉類に多く含まれる飽和脂肪酸や、塩分(ナトリウム)の摂り過ぎだ。加えて、運動不足や肥満、アルコールの過剰摂取、喫煙などの要因が重なると、高血圧を発症しやすくなる。野菜と魚を食べる食事スタイルがもっとも健康的 米国では、米国国立衛生研究所が主導して開発された「DASHダイエット」が推奨されている。DASHダイエットでは、肉類や糖質の多い高カロリー・高脂肪の食事を控え、野菜や果物、ナッツ類、豆類、魚類、低脂肪乳製品、穀類(全粒粉のパン)などを中心とした食事が、血圧を下げる効果があると考えられている。 「DASHダイエットは菜食主義と異なりますが、心臓病や脳卒中の原因となる飽和脂肪酸や塩分を控えて、野菜をたっぷり食べてビタミンや食物繊維、抗酸化物質を十分にとれるという性質は似ています。とりわけ塩分の摂り過ぎは、高血圧の原因として大きいので、そうならないように食事に注意することが必要です」と、バーナード博士は話す。 バーナード博士は次のことも指摘している。「菜食主義にもさまざまなタイプがあります。どのタイプが、高血圧対策として効果的なのかを、今後の研究で詳しく調べる必要があります」。 ロマリンダ大学が昨年6月に発表したベジタリアンに関する調査研究でも、ベジタリアンでは心臓病などの発症が少ないことが確かめられた。この研究は、約7万3,000人を平均5.8年、追跡して調査したものだ。 心筋梗塞や脳卒中、がん、腎臓病などによる死亡率がもっとも少なかったのは、野菜に加え魚類を食べる「ペスコ・ベジタリアン」だった。次いであらゆる動物性食品を食べない「ビーガン・ベジタリアン

古代エジプト王女に世界最古の動脈硬化 3600年前のミイラを調査- 日本生活習慣病予防協会 -

をクリックするとビデオ再生が始まります 米カリフォルニア大学などのエジプト調査チームが、古代エジプトの王族のミイラをCTスキャンで調べた結果、心臓と脳に血液を供給する大動脈でアテローム性動脈硬症が起こっていたことを示すエビデンスが示された。「世界最古」の動脈硬化症 アテローム性動脈硬化症は、動脈の内膜にコレステロールなどの脂肪からなるドロドロの粥状物質がたまり、アテローム(粥状)プラークがつくられる病気。動脈が狭くなったりふさがってしまい、現代人の主だった死因となっている心疾患や脳卒中などの原因となる。 研究チームは、紀元前1580年頃(約3600年前)に40歳代で死亡したとみられている古代エジプト王女アーモセ・メリエット・アモン(Ahmose Meryet Amon)のミイラを調べた。その結果、3つの冠動脈のうちの2つに狭窄がみられ、心臓発作が1回以上起こっていたことが分かった。 王女のミイラは人類の歴史上で心疾患が認められた最初の例だという。「動脈硬化症は現代人のみにみられる疾患ではないことがあきらかになった」と研究者は話す。トピック一覧へ「ビール腹」の人は要注意 内臓脂肪がたまると死亡リスクが上昇緑茶とコーヒーを飲むと心臓病や脳卒中のリスクが低下

難病情報センターもやもや病(指定難病22)- 難病情報センター -

関与する多因子疾患と考えられる。また、p.R4810Kは動脈硬化性頭蓋内動脈狭窄症にも一定数認められ、頭蓋内閉塞性変化を来す共通した素因であることが示唆されている。   3.症状 無症状(偶然発見)のものから一過性ないしは固定性の神経症状を呈するものまで症状は軽重・多岐にわたる。小児例では脳虚血症状が大半を占め、また成人例には頭蓋内出血を来す例が30~40%に観察される。脳虚血型(TIA型、脳梗塞型)、脳出血型、てんかん、無症候型などに大きく分類される。   (1)小児例は大脳の虚血による神経症状を初発とするものが多く、意識障害、脱力発作(四肢麻痺、片麻痺、単麻痺)、感覚異常、不随意運動、けいれん、頭痛などが生じる。虚血発作は過呼吸(啼泣など)で誘発され、反復発作的に出現し、時には病側の左右が交代することもある。症状は、その後継続して生じる場合と、停止する場合がある。脳梗塞の部位に応じた神経脱落症状を呈するが、特に広範梗塞例、後大脳動脈閉塞を伴う例では、運動麻痺、言語障害に加えて知能低下、視野障害(皮質盲を含む。)などが見られる。 (2)成人例は、頭蓋内出血が(多くは脳室内出血、その他くも膜下出血、脳内出血)40~50代を中心として観察される。脳虚血発作の形で発症する場合、小児例と同様な高度な脳循環不全を呈するものもあるが、症状が限局し脳循環不全の軽微な例も観察される。死亡例の約半数が出血例である。 (3)虚血型、出血型が大部分を占めるが、最近は無症候で発見されるもやもや病が増加している(3~16%)。 (4)7%程度に頭痛型もやもや病があり、特に小児例では朝方に嘔気を伴う強い頭痛を呈し血行再建術後に軽快することが多いため、何らかの脳循環不全との関連が示唆される。       4.治療法 脳虚血、出血の急性期は血圧コントロールや脳圧亢進対策などの内科的治療を行う。脳虚血発作に対しては外科的血行再建術が有効とされ慢性期に行うことが多い。外科的治療は浅側頭動脈−中大脳動脈吻合術を中心とする直接血行再建術と側頭筋接着術を主に行う間接血行再建術、及び両者を併用した複合血行再建術がある。頭蓋内出血例における直接血行再建術又はそれを含む複合血行再建術は脳出血再発予防効果があることが最近の研究により明らかになった。   5.予後 小児例では、乳児期発症例の機能予後は悪く精神機能障害、知能低下を来す。脳梗塞の部位により失語、全盲などに至る場合もある。一方、一過性脳虚血発作で発症した例において適切な外科的治療がなされた症例の社会的予後は良好である。 成人例は頭蓋内出血による脳卒中で突然発症する例が半数近くを占め、死亡例の約半数が出血例である。 無症候型においても、年間10%未満の頻度で脳卒中リスクが存在すると考えられる。   ○ 要件の判定に必要な事項 1.患者数(平成24年度医療受給者証保持者数) 15,177人 2.発病の機構 不明

お酒を飲む人はウォーキングをしよう 飲酒のリスクを運動で帳消しに- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2016年10月04日お酒を飲む人はウォーキングをしよう 飲酒のリスクを運動で帳消しにキーワード:脂肪肝/NAFLD/NASH アルコール性肝炎 運動 過度のアルコール摂取はがんや心筋梗塞などの心臓病、脳卒中や脳出血の危険性を高めることが多くの研究で確かめられている。しかし、お酒を飲み過ぎている人でも、ウォーキングなどの適度な運動していれば、お酒の害を打ち消せるという研究が発表された。飲酒による死亡リスク、ウォーキングで帳消しに 過度の飲酒は、全死亡(あらゆる原因を含めた死亡)とがんの危険性を高めるが、ウォーキングなどの運動をしている人ではリスクが低下することが明らかになった。 研究は英国のロンドン大学と、オーストラリアのシドニー大学の研究チームによるもので、医学誌「ブリティッシュ ジャーナル オブ スポーツ サイエンス」に発表された。 お酒を飲むと血管を通ってアルコールは肝臓に集まり、アセトアルデヒドに分解・合成される。アセトアルデヒドは体にとって害があるので、肝臓の働きで解毒され、最終的には熱と水に分解される。 しかし、肝臓がアルコールの分解に酷使されると、アセトアルデヒドの無毒化やエネルギー代謝がスムーズにいかなくなり、脂肪が活用されなくなる。その結果、肝臓に脂肪が蓄積

「ビール腹」の人は要注意 内臓脂肪がたまると死亡リスクが上昇- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2015年11月18日「ビール腹」の人は要注意 内臓脂肪がたまると死亡リスクが上昇キーワード:高血圧 二少(少食・少酒) 糖尿病 肥満症/メタボリックシンドローム 動脈硬化 心筋梗塞/狭心症 食事 お腹が突き出たいわゆる「ビール腹」体形の男女は、標準体重を維持している場合でも脳卒中や心臓病の発症リスクが上昇することが、1万5,000人以上を対象とした調査で明らかになった。「標準体重」の人も安心できない 内臓脂肪に注意 肥満は、高血圧、高血糖、脂質異常症といった生活習慣病を引き起こし、最終的に脳卒中や心筋梗塞などで命を落とす危険性を高める。健康を維持するために、肥満の解消・予防が重要だ。 肥満をコントロールするために、身長と体重から算出する体格指数

アルコールを飲み過ぎないために 事前に知っておきたい対処法- 日本生活習慣病予防協会 -

する。・ お酒を控えていたり、飲めない体質の人は、周囲の人に「自分はお酒を飲めない」ことを事前に伝えておく。・ ビールやウイスキーの水割りに色が似ているウーロン茶やノンアルコール飲料を上手に利用する。・ 短時間の多量な飲酒(一気飲み)を避ける。・ 飲酒の無理強いは受け付けない。純アルコール量で約20gが限度 厚生労働省の指針では、1日のアルコール摂取量の目安を、純アルコール量で約20g程度だとしている。これをアルコール飲料に換算すると、ビールは中びん1本(500mL)、日本酒は1合(180mL)、焼酎0.6合(約110mL)、ウイスキーはダブル1杯(60mL)、ワイン1/4本(約180mL)、缶チューハイ1.5缶(約520mL)となる。 アルコール健康医学協会によると、血液中のアルコール濃度0.02〜0.04%なら「爽快期」で、さわやかな気分になれる。このときはまだ、皮膚が赤くなったり、陽気になったりする程度だ。0.05〜0.10%は「ほろ酔い期」。体温が上がり、脈が速くなったりする。 酔いが進むと次第に、理性をつかさどる大脳皮質の活動は低下していく。0.11?0.15%の「酩酊初期」では、気が大きくなって大声を出し、怒りっぽくなる。さらに、0.41?0.50%の「昏睡期」になると、マヒ状態は脳全体に及び、呼吸困難を引き起こす可能性もあるという。 一般的に、純アルコール量で約20gを限度とするのが上手なお酒の飲み方といえる。これは、「爽快期」を維持して酒を楽しみ、酒量が増えたとしても「ほろ酔い期」でとどめておける量だ。 体重約60kgの人が日本酒にして2合のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールは約3〜4時間体内にとどまる。それより多い量のお酒を飲むと、アルコールが体内から消失するまで約6〜7時間かかる。 これには個人差があるため、体質的にお酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかる。深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いになってしまう。お酒の飲み過ぎはがんや脳卒中、高血圧の危険性を高める お酒を飲み過ぎると、がんを発症するリスクが上昇することが、約2万人を対象に行われた国立がん研究センターの大規模研究「JPHC研究」で明らかになった。 アルコール摂取量が日本酒にして「1日平均2合以上3合未満」の人は、お酒を飲まない人に比べて、がんの発生率が1.4倍に上昇する。飲酒量が1日平均3合以上に増えると、がんのリスクは1.6倍に上昇するという。 その原因となるのが「アセトアルデヒド」だ。アルコールは肝臓で代謝されてアセトアルデヒドになり、最終的に水と炭酸ガスに分解される。アセトアルデヒドには毒性があり細胞を傷つけるので、がんの発生率が高まると考えられている。 アルコールの飲み過ぎは、脳卒中のリスクを高めることも分かっている。アルコール摂取量が「1日平均3合以上」の人は、「ときどき飲む」人に比べて、脳卒中が起こるリスクが1.6倍に上昇する。 アルコールは高血圧の原因にもなる。アルコールを飲むと、アセトアルデヒドが血液中に増加し一時的に血圧が少し下がるが、その血中濃度が下がると血圧は上がっていく。 アルコールには食欲を亢進する作用もある。アルコールには、食欲

塩分とりすぎでなぜ高血圧に? 遺伝子レベルで解明 東大病院- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2011年04月20日塩分とりすぎでなぜ高血圧に? 遺伝子レベルで解明 東大病院キーワード:高血圧 二少(少食・少酒) 肥満症/メタボリックシンドローム 高血圧は、脳卒中、心筋梗塞、腎不全を引き起こすだけでなく、最近の研究では認知機能障害の原因になることも知られている。塩分摂取による高血圧の発症を、遺伝子レベルで解明した研究が発表された。 この研究は、東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科の藤田敏郎教授らの研究チームが発表したもので、米医学誌「Nature Medicine」オンライン版に4月17日付けで発表された。塩分とりすぎで交感神経活性が異常に塩分排泄に関わる遺伝子の転写活性を抑制トピック一覧

新潟県の減塩運動「にいがた減塩ルネサンス」 料理コンクール- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2010年12月09日新潟県の減塩運動「にいがた減塩ルネサンス」 料理コンクールキーワード:高血圧 CKD(慢性腎臓病) 肥満症/メタボリックシンドローム 心筋梗塞/狭心症 脳梗塞/脳出血 健診・保健指導 日本人の食塩摂取量は年々減ってきているが、いぜんとして目標量を上回っている。塩分の過剰摂取は高血圧をまねき、脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病などの原因となり、医療費の増加にもつながる。そのため、減塩メニューを普及させ、減塩対策にのりだす自治体もあらわれた。 「にいがた減塩ルネサンス」料理コンクール受賞作品のレシピブック新潟県のホームページ日本人は食品をとりすぎ

1日の適正な塩分量を知っている人は1割程度 高血圧予防を啓発- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2010年02月19日1日の適正な塩分量を知っている人は1割程度 高血圧予防を啓発キーワード:高血圧 脂質異常症(高脂血症) 二少(少食・少酒) 糖尿病 健診・保健指導 医師や製薬企業などが参画し高血圧予防を啓発するキャンペーンを実施している「塩を減らそうプロジェクト」(代表顧問:荒川規矩男・日本高血圧協会理事長)は、塩分摂取と高血圧に関する意識調査を行った。 高血圧患者もそうでない人も、9割が「食塩の過剰摂取が高血圧、ひいては脳卒中や心筋梗塞を引き起こす」ことを知っているが、適正な1日の塩分量を知っている人1割にとどまることが分かった。塩分量の多い外食メニューの順位は? 調査はインターネットを用い、昨年12月に実施。40〜79歳の男女約1200人が回答し、うち約600人が高血圧患者だった。 塩分摂取と病気の関連について質問したところ、9割以上が塩分と高血圧について「関係がある」と回答しており、認知している人が多いことが分かった。しかし、塩分と関連が深いと思われる病気を尋ねたところ、「脂質異常症」では38%、「2型糖尿病」では53%と低く、高血圧以外の生活習慣病との関連は認知されていないという結果

塩分とりすぎで循環器病リスクが高まる「塩分を控えめに」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2010年02月04日塩分とりすぎで循環器病リスクが高まる「塩分を控えめに」キーワード:高血圧 脂質異常症(高脂血症) 糖尿病 心筋梗塞/狭心症 がん 日本人の塩分摂取量は多い。塩漬けの魚や干物などの塩蔵食品を多くとり、塩分をとりすぎる食生活を続けると、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患やがんの発症リスクが高まることが、厚生労働省研究班の大規模調査で確かめられた。塩分摂取量が多いと循環器疾患リスクが高まる この研究は、厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)によるもので、米国栄養学会が発行する医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」2010年2月号に発表された。 対象となったのは岩手、秋田、長野、沖縄、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄の8県に住む45歳から74歳の約8万人。1995年と98年に生活習慣に関するアンケートを行い、6〜9年間の調査期間中の塩分・塩蔵食品の摂取量と、がん、循環器疾患の発症

ウォーキングに薬と同等の効果 プラス2000歩で心臓病リスクが低下- 日本生活習慣病予防協会 -

をさす。この段階でも動脈硬化ははじまっており、心臓病や脳卒中のリスクが高くなることが知られている。 参加者は「生活スタイル改善プログラム」を受講し、体重コントロールや、高脂肪の食品を避け健康的な食事に取り組んだ。運動を習慣として行うようアドバイスを受け、毎日の歩数を記録できるよう歩数計も渡された。 その結果、ウォーキングで毎日2,000歩多く歩いていた人では、実験開始から6年後に、心筋梗塞などの心血管疾患のリスクが8%減少していた。ウォーキングは会話ができるくらいの通常の歩行と、やや活発な歩行を取り混ぜて、20分くらい行うと効果があるという。 さらに、1日に4,000歩多く歩いていた人では、心血管疾患のリスクは16〜20%減少した。脂質異常症の治療には、スタチンという治療薬が広く使用されている。スタチンは心臓発作や脳卒中のリスクを低減することが知られているが、4,000歩のウォーキングはスタチンと同等の効果があるという。 「スタチンはよく使用されている薬ですが、残念なことに副作用はあります。しかし、ウォーキングには、腰や関節などの運動器がしっかりしていれば、副作用はありません。また、スタチンにはコレステロール値を下げる効果があるだけですが、ウォーキングにはより多くの好ましい効果があります」と、研究を主導した英レスター大学糖尿病研究ユニットのトーマス イエーツ氏は指摘する。 「英国では成人の8人に1人は、心臓病のリスクが高いとみられています。血糖コントロールの不良が、その多くに影響しています。ウォーキングなどの運動は、血糖値を正常値に近づけるだけでなく、心臓病や脳卒中などのリスクも下げます。今回の研究では、どれぐらいのウォーキングがどれぐらいのリスク軽減につながるかということを数値化できました」(イエーツ氏)。 1日に20分のウォーキングは、いつでもどこでも行える取り組みやすい運動だ。食後の昼休みなどの空いた時間を利用することもできる。毎日取り組めば、運動ガイドラインが推奨する"週に150分の運動"をクリアでき、慣れてくればウォーキングの時間を延ばすこともできる。 「運動には高血圧や脂質異常症の改善の効果もあり、ストレス解消にも役立ちます。糖尿病の人は特にリスクが高いので、ぜひ今日からウォーキングに取り組んでください」と、英国糖尿病学会(Diabetes UK)のリチャード・エリオット博士はアドバイスしている。An increase of just 2000 steps a day cuts cardiovascular disease risk by 8% in those with a high risk of type 2 diabetes(2013年12月20日 レスター大学

運動を始めるのに「もう遅い」はない 運動で高齢者が7倍元気に- 日本生活習慣病予防協会 -

された。運動で高齢者が7倍元気に 運動の恩恵は大きい 運動を行うのに遅すぎるということはなく、たとえ高齢になってから運動を始めた人でも、健康的に加齢(エイジング)していくことができるという研究が、医学誌「英国スポーツ医学ジャーナル」に発表された。 「60歳になるまで運動をする習慣をもたないでいたという人にもチャンスはあります。高齢になっても運動がもたらす恩恵は大きいのです。運動を始めるのが遅すぎるということはありません」と、研究者は指摘している。 研究では、運動を習慣として行い4年以上続けている人は、まったく運動していない人に比べ、健康的に加齢していく可能性が7倍に増加することが示された。 運動を続けて良い体調を維持することで、心疾患や脳卒中、糖尿病などがもたらす障害の危険性を下げることができるだけでなく、うつや認知症の発症リスクも下げることができる。アクティブな社会生活を維持するために運動は不可欠だ。運動はメンタル面でも良い効果をもたらす 英ロンドン大学公衆衛生学部の研究者は、平均年齢64歳の高齢者約3,454人を対象に、8年間という期間にわたり追跡調査した。 参加者には、2002〜2003年に定期的に行った運動の頻度と強度を報告してもらい、それ以降は2年ごとに2010〜2011年まで報告してもらった。 研究者らは運動が長期にわたる病気、うつ、認知症の発症リスク、および「健康的なエイジング」の可能性に与える影響を調べた。 健康的なエイジングが意味するのは、慢性的な病気の管理がしっかりできていて、メンタル面でも良い状態を維持し、認識能力や社会的なつながり、活動を維持できているということだ。 参加者にアンケートを行い、次のように分類した。▽まったく運動しない(適度な運動も活発な運動も行わなかった)、▽適度な運動(1週間に1回以上)、▽活発な運動(1週間に1回)以上。 その結果、10人に1人は、研究の最初の4年間でアクティブに運動するようになり、10人に7人はもともと運動をする習慣をもっていることが判明した。 5人に1人は身体能力を維持し活動的で、メンタル面でも良好であり、健康的なエイジングを実践していた。運動をするのとしないのとでは大きな差が出る 研究の開始時に、適度な運動や活発な運動を週に1回以上行っていて、それを続けられた人では、運動をしてこなかった人に比べ健康的なエイジングを実現する可能性が3〜4倍に上昇することが明らかになった。また、8年間活発な運動を続けた人は、健康的な高齢者になる可能性が7倍に上昇した。 はじめは運動習慣をもっていなかったが、途中で週に1回以上の運動を始めたという人でも、運動がもたらす恩恵は大きく、健康的なエイジングを実現する可能性が3倍に上昇した。 研究の参加者は、英国の高齢者を対象とした大規模なコホート研究である「英国高齢者縦断研究」に参加しており、全員が1952年2月29日以前に出生した。 心疾患や脳卒中、糖尿病、肺気腫、アルツハイマー病などの深刻な健康障害については、医療記録より確認した。 「運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因です。健康のために運動を習慣として行うことが必要です。研究では、年齢が高く

運動で体力を維持・改善することが長寿の秘訣 1.4万人を調査- 日本生活習慣病予防協会 -

「医療ビッグデータ」活用を提言 10年後に社会や人がどう変わるか男性の薄毛・脱毛「AGA」 髪の毛の遺伝子でリスク判定し効果的治療【国民健康・栄養調査】 所得が低い人ほど健診を受けず不健康 研究チームは平均年齢44歳の中高年に、2つ以上の包括的な医療研究に参加してもらい、有酸素運動に関する長期的な縦断研究を行った。対象となった1万4345人の成人男性は、ほとんどが中流階級以上の白人の中高年だった。 トレッドミルによる最大負荷時の運動により体力を測定し、身長と体重も同時に測定した。BMIと体力の変化を6年間にわたり測定し、最大11年間の追跡検討を行った。さらに、体格指数(BMI)の変化、年齢、心臓病の家族歴、ライフスタイル(喫煙、身体活動)の変化、高血圧、糖尿病などを考慮し、体力の増減と死亡率の変化の関連を検討した。 その結果、次のことがあきらかになった。体力の維持・改善は、体格指数(BMI)の影響を考慮して解析した後も、死亡リスクの低下に関連していた。6年以上の体力の増減は死亡リスクに影響しており、体力が増すごとに心疾患や脳卒中に関連する死亡リスクは19%低下し、全死因による死亡は15%低下していた。運動不足が死亡リスクの要因になることが示された。体格指数(BMI)の変動と死亡リスクの関連はみられなかった。 研究結果は、運増不足が心臓病と脳卒中の重大な危険因子となることを裏付ける結果になった。研究は米国心臓学会(AHA)の発行する医学誌「Circulation」に発表された。Physical fitness trumps body weight in reducing death risks(米国心臓学会 2011年12月5日)(Terahata

肥満は心血管疾患のリスク要因 死亡リスクが低いのはBMI22.4- 日本生活習慣病予防協会 -

連合」(Asia Cohort Consortium)のデータを解析した。対象となったのは、東アジア(日本・韓国・中国・台湾・シンガポール)、南アジア(バングラデシュ・インド)の7ヵ国。 BMIと心血管疾患(CVD)による死亡との関連を調べたところ、日本を含む東アジアでは、BMIが20.0〜22.4のときに死亡リスクはもっとも低くなり、やせ(BMI 15未満)や肥満(BMI 27.5以上)では死亡リスクが高くなるという「U字型」の相関が示された。 脳卒中でも同様の傾向がみられ、BMIが20.0〜22.4のときに死亡リスクはもっとも低くなった。 BMIは、2011年の全死亡リスクとの関連で示されたデータをもとに、22.5〜24.9を対照とし、10段階に設定した(15.0未満、15.0〜17.4、17.5〜19.9、20.0〜22.4、22.5〜24.9、25.0〜27.4、27.5〜29.9、30.0〜32.4、32.5〜34.9、35.0以上)。全体のBMIの平均は22.8(東アジア23.1、南アジア22.0)だった。 平均9.7年の追跡期間中に,心血管疾患による死亡数は4万9,184人。地域別では,東アジアが4万791人,南アジアが8,393人だった。 「日本・韓国・中国・台湾・シンガポールなどの東アジア人は、体重変動がわずかであっても、心血管疾患や脳卒中のリスクが上昇することが分かりました。BMIが低い"やせ"や、BMIが高い"肥満"で、死亡リスクは上昇します」と、米ニューヨーク医科大学公衆衛生学部のユー チェン氏は述べている。南アジア人と東アジア人の間では異なる結果に もう一つの重要な発見は、BMIと心血管疾患による死亡との関連は、53歳未満の東アジア人では強かったことだ。 BMIの増加による心血管疾患の死亡リスクの上昇は、東アジアでは53歳以上(HR 1.17、95%信頼区間 1.10〜1.25))と比べ53歳未満(HR 1.38、同1.20〜1.58)でより高かった。 「これは欧米の集団での観察結果と一致しています。中年期ではBMIの高い肥満が心血管疾患の重要なリスク要因となりますが、老年期では死亡リスクは上昇しませんでした。高齢になると体脂肪が多い方が生存利益がもたらされる可能性があります」と、チェン氏は述べている。 一方、南アジアでは、BMIが高い方が心血管疾患のリスクは上昇傾向を示したが、いずれのBMIでも有意なリスクの変動は確認されなかった。脳卒中に関しては、BMI 35.0以上でのみ死亡リスクの有意な上昇が確認された。 「南アジア人の心血管疾患のリスクを評価するため、今後の研究でウエストサイズ・太もも周り・ウエストとヒップ比率などを調べる必要があります」と、チェン氏は述べ

葉酸、ビタミンB6で心血管疾患のリスクが低下 5.8万人を調査- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2011年07月19日葉酸、ビタミンB6で心血管疾患のリスクが低下 5.8万人を調査キーワード:動脈硬化 心筋梗塞/狭心症 脳梗塞/脳出血 三多(多動・多休・多接) 健診・保健指導 抗加齢(アンチエイジング) 食事で葉酸やビタミンB6を十分にとっている人では、そうでない人に比べ、心不全や脳卒中、冠動脈疾患(CHD)などの心血管疾患による死亡リスクが低下することが、磯博康・大阪大学大学院医学系研究科教授(公衆衛生学)らの研究チームの調査で分かった。 葉酸は、ほうれん草の抽出物から発見されたビタミンB群の一種。ほうれん草や芽きゃべつ、モロヘイヤなどの野菜や、レバーなど動物性食品にも含まれる。葉酸やビタミンB6が不足すると、血中ホモシステインが上昇 この研究は、40〜79歳の男性2万3119人と女性3万

サプリメントとがん・循環器疾患リスク サプリは「本当に効く?」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2011年09月07日サプリメントとがん・循環器疾患リスク サプリは「本当に効く?」キーワード:脳梗塞/脳出血 がん 健診・保健指導 食事 ビタミンのサプリメントが、がんや循環器疾患の予防につながると期待をしている人は多いが、実際にはサプリメントの利用を続けている女性では、脳梗塞などのリスクは低下する一方で、全体的にがんになるリスクは高くなる傾向あるとの調査結果が発表された。 この研究は、生活習慣と、がん・脳卒中・虚血性心疾患などの関連を調査する多目的コホート研究「JPHC研究」の一環として行われた。研究班は1990年と1993〜94年に、岩手、秋田、長野、沖縄、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄に在住していた、研究開始から5年後に、がんなどを罹患しなかった40〜69歳の男女約6万人を対象に、2006年まで追跡して調査した。サプリでがんリスクが上昇 5年で24%循環器疾患リスクは40%減少 これまでサプリメントとがんや循環器疾患との関連について調べた研究では、「予防効果がある」、「関連がない」と結論づけた研究が両方あり、一貫した結果を得られていない。長期間の調査ではサプリメントを摂取する人の習慣が大きく変わりやすいことが背景にある。そこで今回の研究では、研究開始時と研究開始から5年後に行った2回のアンケートの回答をもと

糖尿病合併症のバイオマーカー:GAの臨床的意義- 日本生活習慣病予防協会 -

AD)患者であふれているのが実状である。 糖尿病と認知症の関連  AD患者が増加した要因を明らかにするために、60歳以上の久山町住民の追跡調査で耐糖能レベル(WHO基準)とAD発症との関係を検討した。  その結果、ADの発症リスクは糖代謝の悪化に伴い有意に増加した(図1a)10)。近年、国民レベルで糖尿病が急増したことが認知症、とくにADの増加をもたらしたと考えられる。 図1 耐糖能・血糖レベル別にみたアルツハイマー病発症ハザード比 久山町60歳以上の住民1,017人、追跡期間15年Cox比例ハザードモデルを用いハザード比を推定(両側検定p調整因子:性、年齢、学歴、高血圧、脳卒中の既往、心電図異常、BMI、WHR、総コレステロール、禁煙、飲酒、身体活動度 〔文献10より作図〕 血糖レベルと認知症の関連  さらに、血糖レベルとADの発症リスクとの関係を検証した。  その結果、空腹時血糖値とAD発症との間には明らかな関連はみられなかった(図1b)が、糖負荷後2時間血糖値の増加とともにそのリスクが上昇し、すでにIGTのレベル(血糖値140-199mg/dL)と最低値レベル(119mg/dL以下)の間で有意差が存在した(図1c)10)。同様の関連は血管性認知症についても認められる。  この血糖値とADの関連については、久山町のMRIによる画像疫学や剖検脳の病理学検討でもこれを支持する知見が得られている。  久山町では2012年に高齢者1,238人の頭部MRIを撮影した。その検討では、糖尿病患者は非糖尿病者に比べ全脳萎縮の指標である頭蓋内容積に対する全脳容積の比が有意に小さく、とくに短期記憶に関わる海馬の萎縮(海馬容積/全脳容積比低下)が顕著だった(図2)11)。血糖レベル別にみると、空腹時血糖値は海馬萎縮とは関連せず、糖負荷後2時間血糖値が有意な関連を示した(図3)11

生活習慣病とその予防- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 一無、二少、三多で生活習慣病を予防 一無、二少、三多で生活習慣病を予防 生活習慣病とその予防  病原体や有害物質、遺伝的な要素は疾病の発症や進行に影響します。そして、食習慣、運動習慣、休養の取り方、嗜好などの生活習慣も、糖尿病、高血圧、さらにはがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や進行に深く関わっていることが明らかになっています。 疾病の発症に関わる要因 厚生省保健医療局生活習慣病対策室  現在、これらの生活習慣病の改善と予防が大きな課題となっています。「生活習慣病」という用語は、従来用いられていた「成人病」対策が、二次予防(病気の早期発見・早期治療)に重点を置いていたのに加えて、生活習慣の改善を中心にした一次予防(健康増進・発病予防)に重点を置いた対策を推進するために新たに導入された概念です。  生活習慣病の「代表格」である糖尿病患者さんの数は、わが国では890万人と推計されています。予備軍を含めると2,210万人ともいわれています。また、高血圧、脂質異常症といった疾患を有する人々の数は、それぞれ3,970万人、4,220万人と推定されます。中高年の多くの方が何らかの生活習慣病をもっていて、それが将来重大な健康障害になる可能性があります。これらの疾患について、早期発見と早期治療が急がれています。  このような状況をふまえて、現在、わが国では「21世紀における国民健康づくり運動『健康日本21』」が行われています。この運動は、2010年までをひと区切りとして9つの分野に関して目標を定め、それを達成すべく国民的な運動を展開していく活動です(2008年の改訂により、運動の期間は2012年度まで延長されました。それにともない、2010年度から最終評価を行い、その評価を2013年度以降の運動の推進に反映させることになりました)。 健康日本21の対象9分野と主な目標

ウォーキングに更年期障害を緩和する効果 女性のホットフラッシュを改善- 日本生活習慣病予防協会 -

 ウォーキングなどの運動が更年期の女性のホットフラッシュを改善することが明らかになった。更年期には体と心にさまざまな不調があらわれやすくなるが、運動を続ければ改善効果を得られる。 更年期女性のホットフラッシュ 原因は?  女性は50歳ごろに閉経を迎え、閉経を挟んだ約10年間が更年期にあたる。更年期には体と心にさまざまな不調があらわれやすくなる。  そのひとつであるホットフラッシュには、急に顔が赤らんだり、熱くなったり、汗がとまらなくなるといった症状がある。自律神経の調節がうまくいかず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが影響している。  こうした症状の要因は主に女性ホルモンの変動・低下だ。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌は40歳を境に低下し、それに伴い月経周期が乱れ、やがて閉経を迎える。  エストロゲンは月経周期に影響を与えるほか、脳、関節、筋肉、代謝など全身に作用しているので、分泌が急激に低下するとさまざまな症状があらわれる。 ウォーキングが女性のホットフラッシュを改善  ウォーキングなどの運動を続けることでホットフラッシュを改善できることが、英国のリバプール ジョン ムアーズ大学の研究で明らかになった。  研究には平均年齢51歳の閉経を迎えた女性21人が参加した。研究チームは参加者を無作為に2つのクループに分け、14人にはジムでの運動プログラムを4ヵ月間続けてもらい、残りは対照群として通常通りの生活を続けてもらった。  運動を続けたグループは、トレッドミルによるウォーキングに加え、エアロバイクによる自転車漕ぎ、ボート漕ぎ、上半身と下半身を使うクロストレーニングなどに取り組んだ。  運動の強度は、話しながら続けられ、息が弾み発汗し、血流が増加する程度に調整した。1回30分の運動を週に3回行うことからはじめ、徐々に回数を増やして最終的に週に5回、1回45分に運動量を増やしていった。  その結果、運動に取り組んだ女性は、血圧と脳内血流が低下し、ホットフラッシュが改善したことが明らかになった。  ホットフラッシュは、心筋梗塞や脳卒中などの危険性を高めることが知られている。更年期の血圧は乱高下を繰り返しながら上昇し、やがて高止まりになることが多いが、これにホットフラッシュが関連している。  ホットフラッシュを発症すると、心拍数と血流量が増え動脈硬化が促され、血管内皮細胞がダメージを受けやすくなる。血管内皮細胞は血管の内側にあって、血管を広げる一酸化窒素(NO)をつくりだす。血管内皮がダメージを受けると、NOが減り血管のしなやかさが低下し、血圧が上がりやすくなる。 女性がウォーキングで得られる効果は多い

9月に「健康増進普及月間」 厚生労働省- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2010年07月26日9月に「健康増進普及月間」 厚生労働省キーワード:健診・保健指導 厚生労働省は都道府県や政令市、市町村などと連携して9月に実施する「健康増進普及月間」の2010年度要綱を公表した。 日本では平均寿命が伸長し健康水準が向上した一方で、高齢化や生活環境の急激な変化にともない、2型糖尿病、がん、心臓病、脳卒中などに代表される生活習慣病が増加している。 そこで健康増進普及月間では、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ 〜健康寿命をのばしましょう〜」を統一標語に、健康寿命の延伸を図ることに重点をおき、生活習慣病の特性の周知をはじめ、運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性について、国民一人ひとりの理解を深め、健康づくり実践の促進をはかるることをめざす。 実施期間は9月1日から30日まで。事業展開では、特に(1)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の認知度の向上、(2)エクササイズガイド2006、食事バランスガイド、禁煙支援マニュアルの積極的な活用、(3)すこやか生活習慣国民運動や食生活改善普及運動との連携などをはかり、効果をあげたいとしている。平成22年度健康増進普及月間実施要綱(厚生労働省)コミュニケーションの手引き 生活習慣の改善をうながすために(すこやか生活習慣国民運動)(Terahata

チェックリストなどのツール(事業者・上司の方へ/支援する方へ)- 厚生労働省 (こころの耳) -

こころの健康度自己評価票(平成14年度厚生科学研究費補助金障害保健福祉総合研究事業  大野裕「うつ状態のスクリーニングとその転機としての自殺予防システム構築に関する研究」報告書) 過重労働対策 1~4は、改正労働安全衛生法に基づく面接指導を医師が適切に行うためのものです。 長時間労働者への面接指導チェックリスト(医師用)(財団法人  産業医学振興財団) 長時間労働者への面接指導マニュアル(医師用)-チェックリストの使い方-(財団法人  産業医学振興財団) 長時間労働者への面接指導チェックリスト(地域産業保健センター用)(財団法人  産業医学振興財団) 長時間労働者への面接指導マニュアル(地域産業保健センター用)-チェックリストの使い方-(財団法人  産業医学振興財団) 過重労働等ストレス健康リスク予知チャート活用マニュアル(東京大学大学院  医学系研究科  精神保健学・看護学分野) 今後10年の脳卒中発症確率、心筋梗塞発症確率および仕事のストレス度、1年以内のうつ病の発症予測確率および職場の支援度が算出されます。 アクションチェックリスト(過重労働対策ナビ)(産業医科大学  産業生態科学研究所  産業保健管理学) 面接指導体制のフローチャート

厚生労働省- 厚生労働省 (こころの耳) -

)を取りまとめる予定です。 2011年07月06日 厚生労働省 第19回社会保障審議会医療部会資料 国がこれまで「4大疾病」として重点的に取り組んできたがん、脳卒中、心臓病、糖尿病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を本部会で示し了承されました。職場のうつ病や高齢化による認知症の患者数の増加など、精神疾患は国民に広く関わる疾患となっています。今後はこの指針を基に都道府県は地域医療の基本方針となる医療計画を策定することとなります。関連資料は、「社会保険審議会医療部会7/6資料」の124ページ以降をご覧ください。 2011年07月04日 厚生労働省 あんぜんプロジェクト あんぜんプロジェクトは、労働災害のない日本を目指して、働く方の安全に一生懸命に取り組み、「働く人」、「企業」、「家族」が元気になる現場を創るプロジェクトです。 2011年07月01日 厚生労働省 キャリア形成促進助成金(訓練等支援給付金)対象キャリア・コンサルタント能力評価試験について 厚生労働省では、個人の主体的なキャリア形成や求人と求職の効果的なマッチング等を支援するため、キャリア・コンサルティングを担う専門人材(キャリア・コンサルタント)の養成を推進しているところです。このため、職業訓練等の一部として、キャリア・コンサルタントに係る能力評価試験をその雇用する労働者に受けさせる事業主に対して、キャリア形成促進助成金(訓練等支援給付金)を支給することにより、キャリア

くも膜下出血- 日本脳神経外科学会 -

を行い,手術用の顕微鏡を用いて脳をうまく分け,動脈瘤まで到達します(図3). 続いて破裂した動脈瘤の根元を専用のクリップではさみ,血液が流入しないようにする手術です(図4). 動脈瘤に対する最も広く普及している治療法です. 動脈瘤が脳表に近いあるいは小さい場合は手術しやすいのですが,奥深い,大きい場合には困難となります. 図3 開頭して動脈瘤を露出したところ 図4 動脈瘤に2つクリップをかけたところ コイル塞栓術 図5 プラチナ製コイル:非常に細くやわらかい.電気を流して離断する. 太ももの付け根の血管から治療用の細い管(カテーテル)を動脈瘤の中まで誘導して,その中を細くやわらかいプラチナ製のコイル(図5)を通して,動脈瘤を内側からつめてしまう治療です(図6). 血管内手術と呼ばれる新しい治療法ですが,まだ治療できる施設が少ないのが現状です. クリッピングの困難な奥深い場所の動脈瘤でも治療可能ですが,動脈瘤の形がくびれていないとうまくコイルをつめることができないので,すべての動脈瘤に行えるわけではありません.全身麻酔が望ましいのですが,局所麻酔でも行うことが可能です.最近,クリッピングに比べて成績が良いという報告がなされ,治療例が増えてきています. 図6 コイル塞栓術:内頚動脈瘤にコイルをつめている リンク MINDS医療情報サービス http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0002/1/0002_G0000002_0046.html 文献 脳卒中治療ガイドライン2004 内科疾患診療マニュアル van der

ヨーグルトを食べれば不足しがちな栄養素を補える- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2013年02月11日ヨーグルトを食べれば不足しがちな栄養素を補えるキーワード: ヨーグルトを好んで食べる人は食事の栄養バランスが良い傾向があるという研究が発表された。「ヨーグルトに不足しがちな栄養素が豊富に含まれているからだろう」と、研究者は指摘している。 「調査では、ヨーグルトをよく食べる人は、食生活が健康的である傾向があることが分かりました。野菜や果物、魚類、全粒粉、ナッツ類といった体に良いとされる食品を好んで食べ、食事の栄養バランスが優れていました。全体の摂取カロリーも少ない傾向が示されました」と、タフツ大学のポール ジャック氏(栄養疫学)は言う。 ジャック氏ら研究チームは、19~89歳の米国人6,500人を対象に、食生活に関する調査を行った。食事に関する126項目のアンケート調査に答えてもらい、ヨーグルトを食べる頻度を「よく食べる」から「ほとんど食べない」まで9段階に分けて比較した。 この研究は、心疾患や脳卒中などの生活習慣病の危険因子について調査している大規模研究「フラミンガム研究」の一環として行われた。オリジナルの研究は1948年に開始されている。今回の研究は、当初の研究参加者の子供や配偶者などを対象に行われた。 調査の結果、ヨーグルトの摂取量の平均は、週に2.2カップだった。54%の人がヨーグルトを食べる習慣をもっていた。女性は64%、男性は41%と、女性の方がよくヨーグルトを食べていることが分かった。 ヨーグルトの摂取量が多い人ほど、カルシウムの摂取量が多く、カリウムやマグネシウム、ビタミンB群の不足が少ない傾向があることが示された。ヨーグルトを好んで食べる人は、食事スタイルへの関心が高く、健康的な食事を心がけている傾向があることも分かった 「ヨーグルトには、カルシウムやカリウム、マグネシウムとった栄養素が含まれます。バランスの良くない食事を続けていると、こうした栄養素は不足しがちになりますが、ヨーグルトを食べることで不足を補うことができます」と、ジャック氏

高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成15年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 高血圧 生活習慣病の調査・統計 高血圧の調査・統計 2004年09月08日高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成15年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:高血圧 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成15年のデータによると、高血圧性疾患による1年間の死亡者数は 5,597人となっています。高血圧の患者数(約4千万人といわれています)からみると一見少ないように思えますが、それは、高血圧の合併症(脳卒中など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 高血圧 2016年10月13日 高血圧性疾患の年間医療費は1兆8,890億円 平成26年度 国民医療費の概況

高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成14年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 高血圧 生活習慣病の調査・統計 高血圧の調査・統計 2003年08月28日高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成14年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:高血圧 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成14年のデータによると、高血圧性疾患による1年間の死亡者数は 5,621人となっています。高血圧の患者数(約4千万人といわれています)からみると一見少ないように思えますが、それは、高血圧の合併症(脳卒中など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 高血圧 2016年10月13日 高血圧性疾患の年間医療費は1兆8,890億円 平成26年度 国民医療費の概況

高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 高血圧 生活習慣病の調査・統計 高血圧の調査・統計 2002年09月09日高血圧性疾患による死亡者数などを発表 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:高血圧 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成13年のデータによると、高血圧性疾患による1年間の死亡者数は 5,857人となっています。高血圧の患者数(3,000万人を超えるとされています)からみると一見少ないように思えますが、それは、高血圧の合併症(脳卒中など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 高血圧 2016年10月13日 高血圧性疾患の年間医療費は1兆8,890億円 平成26年度 国民医療費の概況

日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成15年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 糖尿病 生活習慣病の調査・統計 糖尿病の調査・統計 2004年09月08日日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成15年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:糖尿病 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成15年のデータによると、糖尿病による1年間の死亡者数は1万2,879人となっています。これは全死因に対し1.3パーセントで上位10以内には入りません。しかし、性別にみた場合は、男性10位、女性9位にあげられています。 なお、糖尿病の患者数(約 740万人とされています)からみると、いずれの数字も少ないように思えますが、それは、糖尿病の合併症(脳卒中や心臓病など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 糖尿病 2016年10月13日

日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成14年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 糖尿病 生活習慣病の調査・統計 糖尿病の調査・統計 2003年08月28日日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成14年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:糖尿病 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成14年のデータによると、糖尿病による1年間の死亡者数は1万2,635人となっています。これは全死因に対し1.3パーセントで上位10以内には入りません。しかし、性別にみた場合は、男性10位、女性9位にあげられています。 なお、糖尿病の患者数(約 740万人とされています)からみると、いずれの数字も少ないように思えますが、それは、糖尿病の合併症(脳卒中や心臓病など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 糖尿病 2016年10月13日

日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 糖尿病 生活習慣病の調査・統計 糖尿病の調査・統計 2002年09月09日日本人の死因の男性は10位、女性は9位が糖尿病 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」よりカテゴリー:糖尿病 厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成13年のデータによると、糖尿病による1年間の死亡者数は1万2,147人となっています。これは全死因に対し1.3パーセントで上位10以内には入りません。しかし、性別にみた場合は、男性10位、女性9位にあげられています。 なお、糖尿病の患者数(約 700万人とされています)からみると、いずれの数字も少ないように思えますが、それは、糖尿病の合併症(脳卒中や心臓病など)で亡くなられた方の数は合併症の病気のほうに数えられているからです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 疾患で見る ▶ 糖尿病 2016年10月13日

たばこが健康に与える影響についての社会的な認知度や受動喫煙の状況なども調査 厚生労働省「平成15年 国民健康・栄養調査の概要」より- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 生活習慣病の調査・統計 生活習慣病の調査・統計 の調査・統計 2005年04月21日たばこが健康に与える影響についての社会的な認知度や受動喫煙の状況なども調査 厚生労働省「平成15年 国民健康・栄養調査の概要」よりカテゴリー: 厚生労働省は従来より年1回「国民栄養調査」を実施していましたが、国民の生活習慣などをより明かにするために平成15年から調査内容を拡充し「国民栄養・健康調査」として実施し、このほどその結果の概要を発表しました。平成15年調査は‘たばこ’に重点を置いた内容になっています。 それによると、まず、現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性46.8%、女性11.3%でした。 たばこによる健康への影響については、46.6%の人が「とても気になる」と答えていて、平成10年に行われた調査に比べて約5ポイント増加しています。しかし一方で、喫煙および受動喫煙による健康被害に関する知識についての質問を見ると、社会的な認識は5年前の調査とほとんど変化がないことがわかります。 具体的には、「たばこを吸うとかかりやすくなる病気」として肺がんは87.5%、妊娠への影響83.2%と多数の人がその危険性を知っていたものの、数値的には平成10年調査からあまり増えていません。また、気管支炎65.6%、ぜんそく63.4%、肺気腫56.4%と、その他の呼吸器の病気への影響の認知度はあまり高くありません。さらに呼吸器以外の病気への影響は、心臓病で45.8%、脳卒中43.6%、歯周病35.9%、胃潰瘍33.5%となっていて、社会的認知が相変わらず不足していることがわかります。 また、「たばこの煙を吸うとかかりやすくなる病気(受動喫煙でかかりやすくなる病気)」は、肺がん79.5%、妊娠への影響78.9%、ぜんそく64.1%、心臓病39.9%でした。 受動喫煙の影響については、血液中のコチニン(ニコチンが体内で変化した物質)の濃度を調べた結果も発表されています。それによると、家庭や職場で‘ほぼ毎日’受動喫煙の機会がある人のコチニン濃度は7.8ng/mLで、受動喫煙

禁煙を続けている人のなかに多い‘自分の体調不良’による禁煙開始 厚生省「平成10年度 喫煙と健康問題に関する実態調査」より- 日本生活習慣病予防協会 -

パーセント、喘息は 59.9パーセントの人が、かかりやすくなると思うと感じていて、呼吸器の病気との関連は広く知られていることがわかりました。その一方で、心臓病は4 0.5パーセント、脳卒中3 5.1パーセント、胃潰瘍 34.1パーセント、歯周病 27.3パーセント、などの病気は、喫煙との関連を認識している人があまり多くないようです。●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ 関連する調査・統計 生活習慣病の調査・統計 メニュー 疾患で見る 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 糖尿病 CKD(慢性腎臓病) 高尿酸血症/痛風 肥満症/メタボリックシンドローム

理事長からのメッセージ- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 日本生活習慣病予防協会について 日本生活習慣病予防協会について 理事長からのメッセージ 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会理事長 池田 義雄  日本生活習慣病予防協会ホームページにご来訪いただきまして、誠にありがとうございます。  私どもは、誰しもが全く平等に生・老・病・死という人生を歩みます。人生はどのような取り組み方をしても、人には寿命があります。そして、これを限りなく伸ばせる方法はありません。しかし、人は古代から限りのない生命の維持を願ってきました。このような欲求を背景に人々は、いろいろな努力をしてきています。  生命活動を、より長く維持できるということは、その人にとってまさに生きている喜びであります。その喜びをより充実させたものにするという観点から「健康」という概念が生み出され、それはwellbeingな状態であるとして理解されています。このような状態をできるだけ多くの人に享受してもらうことを目指して、国の行政も、過去、そして現在、さらに将来に向けていろいろな取り組みをしています。  既によく知られているように、わが国の疾病構造は昭和30年代から大きく変貌してきています。結核が国民病といわれた感染症時代から、そのトンネルを抜けた後は非感染症時代として悪性腫瘍、脳卒中、心臓病、が三大死因となっています。  このような状況の中で国の行政は成人病対策と取り組み、我が国の平均寿命の延伸と国民の健康状態の改善に寄与してきました。しかし、ここで行われた主要な対策は、いわゆる成人病の早期発見、早期治療でありました。しかし、その成果に限界のあることが示され、厚生省は平成8年12月に成人病に変わる新しい疾病概念として、「生活習慣病」を提言し、これが広く受け入れられて今日に至っています。  確かに成人病という用語からは加齢による影響が強いという印象が付きまとい、中高年に至って初めて事の重大さに気付くということが見られがちでした。そこで、異常を呈してからの早期

検査データとして脂質異常に該当する患者さんは多いのですが、治療の適応について教えてください- 日本心臓財団 -

□脂質異常が動脈硬化の進展、特に冠動脈疾患の発症につながることは多くの疫学調査で明らかにされています。そのようななかで、脂質異常症のスクリーニングのための診断基準として、LDLコレステロール(LDL-C)140mg/dL以上、HDLコレステロール(HDL-C)40mg/dL未満、トリグリセライド(TG)150mg/dL以上が用いられています。□では、このような異常値を示せば一律に治療対象となり、これらの値を超えなければ治療対象にはならないのでしょうか?答えはノーです。このような値を示す患者さんの動脈硬化疾患発症の相対リスクが高いことは間違いがありませんが、絶対リスクについてはその患者さんの様々な背景によって違っています。すなわち、絶対リスクが高い場合には治療を勧めますが、決して診断基準がそのまま治療の適応になるわけではないということです。□また、脂質異常症の診断・治療においてLDL-Cが中心となることは多くのエビデンスから明らかであり、ガイドラインに示された絶対リスクによる管理もLDL-Cが中心になっています。□今回は、このこれらの考え方に基づいた動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版に沿って具体的な治療の適応を説明致します。□まず、すでに冠動脈疾患の既往がある二次予防の場合は、すぐにでも徹底的な治療(生活習慣の是正と同時に薬物治療を開始)が必要と考えられます。そして、欧米の大規模臨床試験では、平均的なLDL-Cの値でもさらに低下させることにより再発予防や総死亡あるいは脳卒中の抑制に有効であることが示されており、わが国の臨床研究でもLDL-C100mg/dLまでは低くするほど再発頻度が低いことが示されています(MabuchiH,etal.CircJ,2002)。ただし、わが国でのLDL-C100mg/dL未満に関するエビデンスは乏しいため、現時点のガイドラインでは、二次予防の管理目標はLDL-C100mg/dL未満となっています。□一次予防の場合は、原則としてまず生活習慣の改善を行った後に、薬物治療の適用を考慮します(ただし、LDL-Cが180mg/dL以上が持続する場合は生活習慣の改善とともにすぐに薬物療法を考慮しても構いません)。治療を要する具体的な数値は脂質異常症以外の冠動脈疾患に関する危険因子の状況によって変わってきます。□図に動脈硬化性疾患予防ガイドラインの冠動脈疾患絶対リスク評価チャート簡易版を示しますが(TC、血圧の絶対値を用いた正確な評価はガイドライン本編を参照ください)、まずリスクに応じたカテゴリー分類を行います。この中で、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、非心原性脳梗塞、末梢動脈疾患(PAD)は特に重要な危険因子と考えられるため、いずれかに該当すると高リスク群(カテゴリーⅢ)(10年間の冠動脈疾患死亡率2%以上)となり、LDL-Cの目標値が120mg/dL未満となります。さらには、総コレステロール(TC)の値に加え、年齢、性別、喫煙有無、高血圧、低HDL-C血症、早発性冠動脈疾患家族歴、耐糖能異常を加味して絶対リスクを評価するというものです。図 動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2012年版)の冠動脈疾患絶対リスク評価チャート簡易版□このカテゴリー分類に基づいて脂質管理目標値(表)を設定します。またTG測定には空腹時採血が必要という条件の難しさから、TC値からHDL-C値を減じたnonHDL-C値を指標として冠動脈疾患との関連を検討した研究がいくつか存在し、ガイドラインの方でも採用されています(LDL-Cの管理目標+30mg

心房中隔欠損症手術後の不整脈- 日本心臓財団 -

58歳の母のことでご相談がございます。心房中隔欠損症・心房細動と診断され、先日2.5×3.5の穴を縫い合わせ、肥大していたことろを小さくし、メイズ手術も行いました。そのとき心不全も起こしかけていたようで溜まっていた水も取ってもらいました。しかし術後ICUに入っているときはまったくく見られなかった不整脈がまた現れ、最近はとても調子が悪いのです。ICUを出て大部屋に戻った当初は熱はあるものの元気でしたが、今はぐったりしてしまって、なんだか別人です。痰が出にくく苦しそうで、いつも胸を押さえています。術後あんなに元気だったのになぜここへ来て急に具合が悪くなったのですか?看護婦さんにも聞きましたが、母の熱の出方は感染熱ではないようなのです。それにメイズは必ずしも不整脈がなくなるというものではないと聞きましたが、術後はなかったのが今になって出てきて、結局、しないほうが良かったのでしょうか?このまま元気がない状態が続くのですか?また不整脈が結局出てしまった場合、ワーファリンを飲みつづけるのですか?心房中隔欠損症を外科的に閉鎖せずに放置していると心臓に負担がかかってまいります。今回問題になっている心房細動は心房に余分な血流が流れ込む状況が58年間も続いたため生じたためと考えられます。心房中隔欠損症は生まれつきの病気ですので、子どもの頃に閉鎖しておけば心房細動に悩まされずに済んだはずです。心房中隔欠損孔閉鎖とメイズ手術を同時に行い術直後は不整脈もなく順調のようですが、不整脈が見られてから調子が悪化したと述べられておられます。メイズ手術後の不整脈には新たな洞機能不全症候群と術前からの心房細動の再発があります。前者は脈が遅くなるため心不全の原因となりますのでペーシングで脈拍数を確保する必要があります。後者はメイズ手術を行わずに心房細動を放置した状況と基本的に差はないように思われます。心不全の原因をメイズ手術に限定すべきではなく、むしろ長期間続いた心房中隔欠損の心筋障害などのそれ以外の因子の関与を考えるべきでしょう。メイズ手術は完全に心房細動をなくするのではなく、起こりづらくする手術です。患者さんの一寸した状況(交感神経バランス、抗不整脈剤投与など)によって変化します。ですから治らないと諦めないで、術後3ヵ月後に不整脈が消失した例も少なくありません。担当の先生不整脈、心不全に対し治療を行っておるのでしょうから、それらが解決されれば術前よりももっと元気になるはずです。心房細動が続くようでしたら、念のためにワーファリンを内服していた方が脳卒中予防の上からは安心でしょう。結果論的に言えばメイズ手術は無駄であるかもしれませんが、治る可能性が高い手術ですので決して無駄ではありません。心房細動が消失すればワーファリンから開放される意義は大きいと思われます。

CRA症候群とはどのような概念ですか- 日本心臓財団 -

されてから(SarnakMJetal.Circulation.2003;108:2154)、CKDがCVDの独立したリスクであることが強く認識されるようになりました。実はそれ以前にもRENAAL、UKPDS等の臨床研究でも蛋白尿レベルがCVD発症リスクと相関し、CKDの重症化にともないCVDによる死亡率が有意に増加することも示されていました(BarryMetal.NEnglJMed2001;345:861,UKprospectiveDiabetesstudy(UKPDS)group.Lancet1998;352:837)。蛋白尿、アルブミン尿が心血管系疾患のサロゲートマーカーとして使われる理由はそこにあるわけです。□一方、心筋梗塞、脳卒中、大動脈瘤といったCVDの患者では、糸球体硬化や尿細管萎縮が高頻度に合併し、また腎動脈狭窄の合併も稀ではありません。その結果、腎機能、尿蛋白が増悪することは明らかです。また貧血以外にも加齢、糖尿病、高血圧、脂質異常症、喫煙などはCVDとCKDの共通した増悪因子であり、心・腎両方を蝕む可能性があります。またCKD-MBDが惹起されると血管石灰化が進展し、動脈硬化が悪化することがあることはよく知られています。 (2014年10月公開)CRAsyndromeの悪循環の勢いを抑制するには、まずは介入がしやすい貧血の改善を目指すべきである。

40歳の心内膜症欠損症の手術について- 日本心臓財団 -

には死亡例はありません。4)心房中隔欠損の術後に起こる不整脈は、心房を切るということも影響しますが、欠損孔が存在したままで、右心系に負担がかかった状態が長期間続いたということも関係しています。というのは、心房中隔欠損症は高齢になってから手術した人ほど、術後に不整脈が出ることが多いからです。どれくらいの期間、出なければ大丈夫かというはっきりしたデータはまだないと思います。不整脈がなくても、心房中隔欠損が存在するとこれを通って身体から帰ってきた血液が肺を通らずに体や脳に流れます。身体のどこかで血栓ができると、これが脳に流れて脳血管に詰まり、いわゆる脳卒中になる危険がわずかですが存在します。手術をしてしまえば、そういったことが起こる可能性はなくなりますが、不整脈になると左心房の中にできる血の塊によって同じようなことが起こり、その場合には命にかかわる場合もあります。したがって、術前術後を問わず不整脈が出てくれば、抗不整脈剤で治療する他、それが有効でない場合には血液が固まらないようにする薬を服用する必要があります。?

日本初の「心房細動リスクスコア」を開発 検診項目からリスクが分かる- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2017年06月15日日本初の「心房細動リスクスコア」を開発 検診項目からリスクが分かるキーワード:脳梗塞/脳出血 健診・保健指導 国立循環器病研究センター(国循)は、大阪府吹田市の市民を対象としたコホート研究のデータから、地域住民を対象とした「心房細動リスクスコア」を日本ではじめて開発したと発表した。特定健診で心電図が外れ、心房細動の早期発見は難しくなっている 医療の進歩で寿命は延び、日本の65歳以上人口の割合(高齢化率)は4分の1を超えているが、健康寿命との乖離は広がっている。循環器病は国民医療費と要介護原因の1位であり、特に脳卒中と認知症を総合した脳血管疾患は要介護原因の4割を超えることから、超高齢社会を迎え健康寿命の延伸のためには循環器病の予防が不可欠だ。 一方、2008年から開始された特定健診で健診項目から心電図が外れたため、高齢者の脳梗塞の大きな危険因子である心房細動の早期発見が難しくなり、潜在的な心房細動患者の増加が懸念されている。 また、日本国内には心房細動のリスクスコアがなく、国際的にもその数は極めて少ないのが現状だ。今後、急速に高齢化が進展する日本においては、日本人の実態に則した心房細動リスクスコアの作成が必要となっている。 そこで国循は、健診の項目を利用し、健診時にスコアが高い場合に追加で心電図を実施することや、一般外来でも高スコアの患者に心電図検査を実施することで、早い段階で心房細動の予防を行う

8.健康とたばこ- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

11.肥満と病気- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

35.がん予防と生活習慣- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

36.健康情報の信頼性- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

40.胃がん 減塩と検診の勧め- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

41.大腸がん 原因の半分はたばことアルコール- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

42.乳がん(1) 肥満とアルコール- 日本生活習慣病予防協会 -

血圧とは 24. 高血圧と生活習慣 25. 高血圧と高脂血症 脳卒中 26. 脳卒中とは 27. 危険因子 28. 予防法 29. 一過性脳虚血発作 虚血性心疾患 30. 狭心症と心筋梗塞 31. 危険因子 32. アルコールは毒?薬? 33. 虚血性心疾患と生活習慣 が ん 34. がんの現状 35. がん予防と生活習慣 36. 健康情報の信頼性 37. 野菜と果物、何をどれだけ食べれはよい

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