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病気の解説「HPV」での検索結果

15件の検索結果

子宮頸がんワクチンの有効性を強調「理解と判断を」 厚労省がリーフレット- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2018年02月02日子宮頸がんワクチンの有効性を強調「理解と判断を」 厚労省がリーフレットキーワード:がん 健診・保健指導 女性の健康 厚生労働省は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンの定期接種について新たなリーフレットを公表した。 日本産科婦人科学会や、医師でジャーナリストの村中璃子さんは、HPVワクチンの接種勧奨の再開を求めている。ワクチンを接種すれば10万人当たり859〜595人の患者を減らせる 日本では年間約1万人が子宮頸がんを発症しており、約2,700人が死亡している。2016年に国立がん研究センターから発表された部位別のがんの死亡率変化のデータによると、子宮頸がんのみが過去10年で9.6%増とその増加が加速している。 厚生労働省が公表しているリーフレットは、専門家部会で審議された内容が盛り込まれ、「接種を考えている人用」「接種を受ける直前用」「医師用」の3種類ある。ワクチンは子宮頸がんの主な原因ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するため、呼称を「HPVワクチン」に統一した。 2013年4月に国によって、小学6年生から高校1年生までの女性を対象に定期接種化されたHPVワクチンは、がん予防の効果が期待される一方、接種後に広範な慢性の疼痛などの多様な症状がみられたため、2ヵ月後の6月

13~16歳の女子の子宮頸がんリスクが上昇 ワクチン勧奨の中止が影響- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2016年08月18日13~16歳の女子の子宮頸がんリスクが上昇 ワクチン勧奨の中止が影響キーワード:がん 女性の健康 子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨が中止されてから3年が経過した。2000~2003年度生まれの現13~16歳の女子が20歳になった時、HPVに感染するリスクが2倍以上に高まることが、大阪大学の研究グループの調査で明らかになった。生まれ年によりHPV感染リスクに大きな差 国立がん研究センターによると、子宮頸がんの日本の発症数は年間に約1万人で、約3,000人がこのがんによって命を落としている。 子宮頸がんの多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連している。HPVワクチンを接種すると、体内に抗体ができ、HPVの感染を防止できる。 2016年1月時点で、WHO加盟国の33.5%にあたる65ヵ国が同ワクチンを国の予防接種プログラムとして実施。導入された2007年からの3~4年間で子宮頸がんの前がん病変の発生率が半数に減少していることが報告されている。  日本ではHPVワクチンは2013年4月から法律にもとづき定期接種化されたが、ワクチンの接種後に全身倦怠感や運動機能障害、脳機能障害などが報告されたのを受け、厚生労働省は2013年6月から、接種勧奨を一時中止としている。 そのため日本では、予防ワクチンを接種する女性の割合が急速に減少し、生まれ年度によってワクチンの接種率に大きな差が生じていることが問題視されている。 大阪大学大学院

子宮頸がんワクチンは危険? 女子10万人に20人「非接種でも同様の症状」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2017年01月19日子宮頸がんワクチンは危険? 女子10万人に20人「非接種でも同様の症状」キーワード:がん 女性の健康 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種後に報告された副作用とみられる症状について、HPVワクチン接種歴のない12~18歳の女性でも同様の多様な症状が、10万人に20人の割合でみられることが、厚生労働科学研究班の全国調査で分かった。子宮頸がんワクチン、未接種でも同じ症状 調査は、全国の病院の1万8,302の診療科を対象に、昨年7月から12月に受診した12~18歳の若年患者で、頭痛や起立障害、倦怠感、神経麻痺、月経異常などの症状が3ヵ月以上持続しており、通学や就労に影響がある患者の有無を尋ねたもの。 さらに、これらに該当する「患者あり」と回答した508の診療科に対し、多様な症状がありHPVワクチン接種歴のない患者数を推計した。 その結果、HPVワクチン接種後に発生したとされる症状と同様の多様な症状を示す患者は、12~18歳の女子では10万人に40.3人、12~18歳の男子でも10万人に20.2人の頻度でみられることが分かった。 12歳以上の女子では、接種歴が不明だった患者をすべて「接種歴なし」とした場合は10万人に46.2人に上昇した。 一方、接種歴のある女子では、人口10万人に27.8人の頻度で患者が存在し、接種と発症の前後関係が不明な患者なども加えると69.5人に上昇

外陰がん (基礎知識)- 国立がん研究センター -

のほとんどは扁平(へんぺい)上皮がんです。その中で、外陰部の皮膚の表面をおおう上皮内でとどまっているものを外陰上皮内腫瘍(VIN:vulvar intraepithelial neoplasia)といいます。また、その他の外陰がんとして、扁平上皮がん以外の悪性疾患もまれにあります。 1)外陰上皮内腫瘍(VIN) VINはヒトパピローマウイルス(HPV:human papillomavirus)感染に関連するものと関連しないものとで区別されています。 (1)HPV感染に関連するVIN 比較的若年者に発症します。軽度扁平上皮内病変に分類されるものは自然に消えることが多いため、経過を観察します。一方で、高度扁平上皮内病変に分類されるものについてはがんになる可能性があるため、患者さんの状況に応じて治療が行われます。 (2)HPV感染に関連しないVIN 高齢者に多く、白斑がみられることが多いです。分化型外陰上皮内腫瘍に分類され、悪性度が高い傾向にあるため、治療が行われます。 2)その他の外陰がん 扁平上皮がん以外の悪性疾患で、パジェット病や悪性黒色腫もまれにあります。その場合は、皮膚科領域ならびに婦人科領域の腫瘍専門医のそろった病院で治療を受けることをお勧めします。 5.統計 外陰がんと新たに診断される人数は、1年間に腟がんと合わせて100万人あたり約5~10人です。1)2) 6.発生要因 十分に解明はされていませんが、組織型によってはHPV感染が関与しているとされています。若い女性に多くみられるVINはHPV感染によるものが多いです。HPVワクチン投与による子宮頸がん発症予防を調べた臨床試験では、HPVワクチンの投与は子宮頸部上皮内腫瘍(前がん病変)だけでなく、VINも予防できることが示されています。また、HPV以外のがん発生要因としては、喫煙も指摘されています。 7.予防と検診 日本人を対象とした研究結果から定められた、科学的根拠に基づいた「日本人のためのがん予防法」では、禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、身体活動、適正な体形、感染予防ががんの予防に効果的といわれています。 関連情報 「科学的根拠に基づくがん予防

子宮頸がん (基礎知識)- 国立がん研究センター -

掲載しました。 閉じる 1.子宮について  2.子宮頸がんとは  3.発生要因  4.子宮頸がん検診  5.症状  6.疫学・統計  1.子宮について 子宮は全体として中が空洞の西洋梨の形をしています。球形に近い形の体部は胎児の宿る部分であり、下方に続く部分は細長く、その先は腟へと突出しています。この部分が頸部で、腟の方から見ると奥の突き当たりに頸部の一部が見えます。その中央には子宮の内腔に続く入り口があり、この入り口を外子宮口(がいしきゅうこう)とよんでいます。 図1 子宮と周囲の臓器 copyright 2.子宮頸がんとは 婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生します。 一方、子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、発見されやすいがんです。また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。 3.発生要因 子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV

子宮頸がんワクチンの接種を推奨 日本小児科学会など「体制は整った」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2016年05月02日子宮頸がんワクチンの接種を推奨 日本小児科学会など「体制は整った」キーワード:がん 健診・保健指導 女性の健康 日本小児科学会や日本産科婦人科学会などは、子宮頸がん予防ワクチンのついて、「積極的な接種を推奨する。希望する女性に対して、体制が整ったことを周知し、接種を受けやすい環境を整えるべきだ」と発表した。女性がワクチンの恩恵を受けられない現状を憂慮 日本小児科学会や日本産科婦人科学会など15団体でつくる「予防接種推進専門協議会」は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種推進に向けた関連学術団体の見解」を発表した。 子宮頸がん予防ワクチンは2013年4月から法律にもとづき定期接種化されたが、ワクチンの接種後に全身倦怠感や運動機能障害、脳機能障害などが報告されたのを受け、厚生労働省は2013年6月から、接種勧奨を一時中止としている。 協議会は「子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種を勧奨するのを中止している現状は、女性が本質的にワクチンによるがん予防という恩恵を受けられないことになり、極めて憂慮すべき事態」と説明。 「ワクチン接種を希望する女性に対して、体制が整ったことを周知し、接種を受けやすい環境を整えるべきだ」と強調

子宮頸がんワクチンの接種を推奨 日本小児科学会など「体制は整った」- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2016年04月28日子宮頸がんワクチンの接種を推奨 日本小児科学会など「体制は整った」キーワード:がん 健診・保健指導 日本小児科学会や日本産科婦人科学会などは、子宮頸がん予防ワクチンのついて、「積極的な接種を推奨する。希望する女性に対して、体制が整ったことを周知し、接種を受けやすい環境を整えるべきだ」と発表した。女性がワクチンの恩恵を受けられない現状を憂慮 日本小児科学会や日本産科婦人科学会など15団体でつくる「予防接種推進専門協議会」は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種推進に向けた関連学術団体の見解」を発表した。 子宮頸がん予防ワクチンは2013年4月から法律にもとづき定期接種化されたが、ワクチンの接種後に全身倦怠感や運動機能障害、脳機能障害などが報告されたのを受け、厚生労働省は2013年6月から、接種勧奨を一時中止としている。 協議会は「子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種を勧奨するのを中止している現状は、女性が本質的にワクチンによるがん予防という恩恵を受けられないことになり、極めて憂慮すべき事態」と説明。 「ワクチン接種を希望する女性に対して、体制が整ったことを周知し、接種を受けやすい環境を整えるべきだ」と強調している。子宮頸

子宮頸がん予防ワクチンの健康被害、通院も医療費等支給へ- 日本生活習慣病予防協会 -

ホーム 最近の関連情報・ニュース 最近の関連情報・ニュース 2015年12月16日子宮頸がん予防ワクチンの健康被害、通院も医療費等支給へキーワード:がん 女性の健康 子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス感染症)の接種後に副作用と思われる症状の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省はこのほど、入院治療を必要としない症状であっても医療費や医療手当の支援を行う健康被害救済を始めた。 子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こるがん。ワクチンは子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていないものの、接種によって免疫を作りHPVの感染を防ぐ目的で有効とされている。 一方で接種後、注射部の腫れや痛み、一時的な頭痛など比較的軽度の副反応だけでなく、まれに重い症状として両手や両足に力が入りにくくなる末梢神経の病気や、激しい頭痛やおう吐、意識低下など神経の病気で日常生活を送るのが困難になる事例の報告が相次いでいる。そのため2015年現在、積極的な接種は推奨されていない。 万が一、ワクチン接種後に健康被害が現れた場合は、予防接種による副作用(副反応)によるものかどうか専門家からなる国の審議会で審議・認定され、入院治療が必要な場合は法律に基づいて医療費や医療手当が支給される。しかし、ワクチンとの関連性が否定できないと認定された健康被害であっても、入院相当でない症状では不支給となっていたことから、このほど通院についても予算事業による措置で医療費・医療手当相当額を健康管理支援手当として支給されることになった。 一方で接種との因果関係を調査、審議するのに時間がかかる場合もあることから、自治体の中には独自の救済制度を設けているところもある。そのため副作用と思われる症状が出た場合は、市区町村の予防接種担当課に相談するのが望ましい。 なお2015年12月現在、ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関国に80を超える協力医療機関および専門

腟がん (基礎知識)- 国立がん研究センター -

に転移することもあります。腟の扁平上皮がんの主な危険因子としては、高年齢(60歳以上)、子宮頸部の扁平上皮がんと同じくヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が知られています。 ヒトパピローマウイルス(HPV)については「子宮頸がん 基礎知識-3.子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(HPV)」もご覧ください。 腺がんは、腟の表面にある腺細胞から発生するがんで、腟がんの約5~10%が腺がんです。腺がんでは扁平上皮がんと比べて、肺やリンパ節への転移の可能性が高くなります。腺がんの中には、胎児期に母親がジエチルスチルベストロール(DES)という薬物を使用したことに関連がある大変まれな型があります。このDESに関連する腺がんの多くは30歳未満の若年層にみられるとの報告が海外でありますが、日本ではほとんどみられません。また、DESに関連しない腺がんは主に閉経後の女性にみられます。 【補足:ジエチルスチルベストロール(DES)と腟がん】 海外では、1950年代にDESという薬が流産の予防薬として一部の妊婦さんに処方されていました。胎児期にこのDESに曝(さら)されていた女性では明細胞腺がんという型の腟がんのリスクが高くなることが知られており、現在はほとんど使用されていません。日本では当時もDESの使用はまれであったため、このタイプの腟がんは極めて少ないとされています。 閉じる 悪性黒色腫は、皮膚の色と関係するメラニン色素を産生する皮膚の細胞(メラノサイト)が悪性化した腫瘍と考えられ、黒色腫またはメラノーマと呼ばれることもあります。腟での悪性黒色腫は、腟の下部あるいは外部に見つかる傾向があります。腟がん100例中9例が悪性黒色腫という報告があります。 肉腫は、骨や筋肉、結合組織の細胞から起こるがんです。腟での肉腫は腟壁の深部に発生します。腟がんの肉腫には平滑筋肉腫と横紋筋肉腫があります。腟がん100例中4例が肉腫という報告があります。 小細胞がんは、悪性度が高く、腫瘍の増殖成長や転移が非常に早いがんです。腟がんでの小細胞がんは非常にまれで、婦人科系のがんの1%程度、あるいは世界で20例程度という報告があります。 3.症状

子宮頸がんワクチン副反応の原因を究明 8割が同じ白血球の型- 日本生活習慣病予防協会 -

な割合と比べて高い。まだ調査人数が少ないため断定的なことは言えないが、HLA型が副作用に関連している可能性がある」と述べている。 この白血球の型の特徴をもつ人の割合は欧米に比べて日本や中国の方が高く、将来的には「ワクチンの接種前に検査を行い、この遺伝子がある人は接種しない」といった予防法の開発につながる可能性がある。子宮頸がんワクチンの副反応の成因・病態は不明な点が多い 日本産科婦人科学会などは2014年に「子宮頸がんは20~30歳代の若い女性において、罹患数、死亡数ともに増加傾向にある。その発症を予防するための一次予防として、子宮頸がんワクチン接種は重要。子宮頸がんワクチンは命を救うワクチンであり、女性とその家族の将来を守るための社会防衛上の重要な手段」という主張を発表した。 厚労省研究班が2013年にまとめた報告書によると、子宮頸がんワクチンの接種後に生じた「広範な疼痛または運動障害」は、ワクチンによる神経障害、薬物中毒、免疫反応によるものではなく、その多くが「心身の反応」と考えられるという。これに対して、免疫機能に働くワクチンの成分や免疫増強剤に原因がある可能性があるという指摘もある。 世界保健機関(WHO)は2014年に子宮頸がんワクチンの安全宣言を出し、接種を事実上中断している日本の対応を批判している。名古屋市も昨年、7万人対象の調査で接種者と未接種者の間に発症差はなかったと発表しており、接種再開を求める声も強い。 ただ、患者らが訴える症状の原因は、解明の途上だ。池田教授らの研究班が行った、自己免疫疾患を生じやすいいマウスにワクチンを接種した実験で、子宮頸がんワクチンを打ったマウスの脳だけに抗体が作られ、末梢神経障害があらわれた。 子宮頸がんワクチンの副反応の成因・病態はいまだ不明な点が多く、患者の発症時期と症状も多様だ。「対症療法、免疫療法など、その時期の病態にあった治療を行うことが必要。診療科(神経内科、精神科、婦人科、小児科、麻酔科)などの相互協力、連携が不可欠だ」と、池田教授は言う。 日本医師会と日本医学会は2015年に「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」をまとめ、インターネットで公開している。HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引きヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状

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