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国立保健医療科学院
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病気の解説「濾胞性リンパ腫」での検索結果

8件の検索結果

リンパ腫- 国立がん研究センター -

HOME > それぞれのがんの解説 > リンパ腫 がんの冊子リンパ腫(ろほうせいりんぱしゅ) 更新日:2015年11月26日 [ 更新履歴 ] 更新履歴 2015年11月26日 「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」「造血器腫瘍取扱い規約 2010年3月(第1版)」より内容を更新しました。 2007年03月17日 更新しました。 2006年10月01日 掲載しました。 閉じる 1.リンパ腫とは  2.治療  3.「リンパ腫」参考文献  1.リンパ腫とは 濾胞性(ろほうせい)リンパ腫(FL:Follicular lymphoma)とは、悪性リンパ腫の種類の1つで、リンパ球の中のB細胞から発生する非ホジキンリンパ腫です。年単位でゆっくりとした経過をたどることが多い「低悪性度」に分類

悪性リンパ腫の分類- 国立がん研究センター -

HOME > それぞれのがんの解説 > 悪性リンパ腫の分類 悪性リンパ腫の分類 更新日:2017年08月21日 [ 更新履歴 ] 更新履歴 2017年08月21日 掲載しました。 閉じる 悪性リンパ腫は、がん細胞の形態や性質によって30種類以上に細かく分類されていますが、大きくはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つに分けられます。発症の多くは非ホジキンリンパ腫で、ホジキンリンパ腫はわが国では少なく、悪性リンパ腫の全体のうち約5~10%程度です。 ●悪性リンパ腫 ●ホジキンリンパ腫   ●非ホジキンリンパ腫 リンパ腫 MALTリンパ腫 リンパ形質細胞性リンパ腫

MALTリンパ腫- 国立がん研究センター -

ます。 リンパ球 1)疫学・統計 MALTリンパ腫は、悪性リンパ腫の中でも発症頻度が低く、発症年齢の中央値は60歳代です。 2)症状 MALT(マルト:Mucosa associated lymphoid tissue)とは、粘膜とリンパ球細胞の複合組織のことで、MALTがある臓器は約半数が消化管で、そのうちの大部分が胃に集中しています。そのため、胃MALTリンパ腫は、胃の悪性リンパ腫の約40%を占めています。胃以外の臓器では、大腸、肺、甲状腺(こうじょうせん)、唾液腺、乳腺、眼科領域などで発生することがあります。通常、1つの臓器に限局して発症しますが、胃や唾液腺では近くのリンパ節が増大することもあります。いずれの部位で発症しても、経過はゆっくりで、症状はあまり出現しません。 リンパ節 3)原因 原因の一部には、感染症や炎症が関係していると考えられています。胃MALTリンパ腫では、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に高い割合で感染しており、感染頻度は約50~100%です。また、唾液腺や甲状腺のMALTリンパ腫は自己免疫疾患を合併している割合が高率にみられます。 ヘリコバクター・ピロリ 4)特徴 病理組織では、リンパ球系のがん細胞が増殖して見え、この細胞は1種類ではなくさまざまな形態をしており、濾胞(ろほう:球状のかたまり)の中ではなく濾胞の周囲(辺縁[へんえん])や濾胞と濾胞の間に増殖していることが特徴です。MALTリンパ腫は、濾胞をつくりながらがん細胞が増殖する「リンパ腫」に対して、濾胞のまわり(濾胞辺縁帯)に増殖するため、組織学的には「辺縁帯リンパ腫」と分類されています。 ホジキンリンパ腫

悪性リンパ腫 (基礎知識)- 国立がん研究センター -

します。 染色体検査 遺伝子検査 2)非ホジキンリンパ腫の臨床分類 (1) 低悪性度リンパ腫 年単位で緩やかに進行します。腫瘍量が少ない場合は、経過観察も可能です。代表的な病型として、リンパ腫、MALTリンパ腫などがあります。 (2) 中悪性度リンパ腫 週~月単位で進行します。したがって、診断された時点で、腫瘍に対する治療が必要となります。代表的な病型として、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫があります。 (3) 高悪性度リンパ腫 日~週単位で急速に進行します。病状によっては、この診断を疑われた時点で緊急入院をすることもあります。高悪性度リンパ腫では、ほかのリンパ腫と異なり、入院を必要とする強力な化学療法を行います。代表的な病型として、バーキットリンパ腫やリンパ芽球性リンパ腫があります。 表1 非ホジキンリンパ腫の分類 悪性度による分類 非ホジキンリンパ腫の種類(病型) 低悪性度:インドレントリンパ腫 (年単位で進行) ●「リンパ腫」(Grade 1、2) ●「MALTリンパ腫」 ●「リンパ形質細胞性リンパ腫」 ●菌状息肉症(「皮膚のリンパ腫」) ●セザリー症候

慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 (基礎知識)- 国立がん研究センター -

ものですが、病期や治療の考え方は、さまざまな種類がある悪性リンパ腫の中でも濾胞性(ろほうせい)リンパ腫、MALTリンパ腫などの低悪性度B細胞リンパ腫と同様と考えられます。初期はリンパ節に病変が限局していて、非常にゆっくりと進行します。進行して症状があらわれたら適切な化学療法を行うことを前提に、診断後しばらくは慎重な経過観察が行われます。 病期や治療方針については、低悪性度B細胞リンパ腫の代表的な病型の「リンパ腫」「MALTリンパ腫」をご参照ください。 2.症状 発症してもゆっくりと進行するため、初期の段階ではほとんど症状がありません。そのため、健康診断などで白血球数の異常を指摘され、偶然に見つかることもあります。症状がある場合は、倦怠感(けんたいかん)、食欲不振、寝汗を伴う微熱、体重減少、脾臓や肝臓の腫大などで、発熱や肺炎など感染の症状が初めにあらわれることもあります。また多くの場合にリンパ節の腫脹がみられ、首やわきの下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれ、数週~数カ月かけて持続的に増大して縮小しません。骨髄で腫瘍細胞が増殖すると、正常な造血ができなくなり貧血や血小板減少による出血傾向が起こります。特に慢性リンパ性白血病では、自己免疫性溶血性貧血(赤血球に対する自己抗体ができて、抗体と結合した赤血球が破壊されていく状態)が起こりやすく、極めて重度な貧血となることもあります。 3.原因 発症する原因については、まだ十分に解明されていません。欧米人に多くアジアではまれな疾患であり、欧米に移住したアジア人においても頻度が増加しないことから、環境的な因子よりも、遺伝的な素因の関与が推測されています。すべての血液がんの中で、最も遺伝的素因の影響が大きい病型だといわれています。 【参考文献

それぞれのがんの解説 (部位・臓器別)- 国立がん研究センター -

ホジキンリンパ腫 非ホジキンリンパ腫(病型分類) リンパ腫 MALTリンパ腫 リンパ形質細胞性リンパ腫 マントル細胞リンパ腫 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 末梢性T細胞リンパ腫 バーキットリンパ腫 節外性NK/T細胞リンパ腫、鼻型 皮膚のリンパ腫 急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 成人T細胞白血病/リンパ腫 悪性リンパ腫の分類   血液・リンパ【その他】 多発性骨髄腫

悪性リンパ腫 (治療)- 国立がん研究センター -

の両側にある状態  IV期 リンパ腫がリンパ外臓器にも広範に広がっている状態 AおよびB分類(症状) それぞれの病期は以下の全身症状の有無によって、A(症状なし)またはB(症状あり)のいずれかに分類される。 ①発熱:38℃より高い理由不明の発熱 ②寝汗:寝具(掛け布団、シーツなど)を変えなければならないほどのずぶ濡れになる汗 ③体重減少:診断前の6カ月以内に通常体重の10%を超す原因不明の体重減少 copyright日本血液学会編「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」(金原出版)より作成 2)予後因子 これまでの治療成績より治療効果についてのさまざまな条件が明らかになっています。これらの条件を予後因子と呼び、年齢、血清LDH、ヘモグロビン値、PS(パフォーマンスステータス)、病期、節外病変数などから評価します。予後因子が少ないほど、治療効果や予後がよいとされており、これらの項目の数が少ないほうから、「低リスク」「中間リスク」「高リスク」に分類されます。「高リスク」の患者さんには、特に注意しながら治療を行います。 PS(パフォーマンスステータス) 3)治療の選択 治療方針は、適切な病理診断と病期分類に基づき、全身状態を考慮して決定されます。主な治療法は化学療法と放射線治療です。治療効果が十分でない場合は、さらに強い化学療法や造血幹細胞移植などが行われます。 治療法は、病型や病期と全身状態を考慮して決定されます。図3と図4は、悪性リンパ腫の病期と治療の関係を大まかに示したものです。ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の中で、わが国で多くみられる9つの病型(リンパ腫/MALTリンパ腫/リンパ形質細胞性リンパ腫/マントル細胞リンパ腫/びまん性大細胞型B細胞リンパ腫/バー

下部消化管 > 病理・病態- 日本消化器病学会 -

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