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国立保健医療科学院
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パキロビッドパック600

基本情報

薬効分類名抗ウイルス剤
一般名ニルマトレルビル リトナビル
総称名パキロビッド
規格単位1シート
包装
  • <パキロビッドパック600>
    • 30錠[ニルマトレルビル錠:4錠及びリトナビル錠:2錠(PTP)×5]
  • <パキロビッドパック300>
    • 20錠[ニルマトレルビル錠:2錠及びリトナビル錠:2錠(PTP)×5]
製造販売業者ファイザー
規制区分注意−特例承認医薬品
日本標準商品分類番号87625
承認番号30400AMX00444
薬価基準収載年月
販売開始年月2022年2月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 2.12.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 次の薬剤を投与中の患者
    • エレトリプタン臭化水素酸塩、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、エプレレノン、アミオダロン塩酸塩、ベプリジル塩酸塩水和物、フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩、キニジン硫酸塩水和物、リバーロキサバン、チカグレロル、アナモレリン塩酸塩、リファブチン、ブロナンセリン、ルラシドン塩酸塩、ピモジド、スボレキサント、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、フィネレノン、イバブラジン塩酸塩、シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸塩、ベネトクラクス<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期>、ジアゼパム、クロラゼプ酸二カリウム、エスタゾラム、フルラゼパム塩酸塩、トリアゾラム、ミダゾラム、ボリコナゾール、アパルタミド、カルバマゼピン、フェニトイン、ホスフェニトインナトリウム水和物、フェノバルビタール、メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品[10.1参照]
  • 2.32.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1、9.3.1、10.2参照]
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • SARS-CoV-2による感染症
用法用量
  • 通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、ニルマトレルビルとして1回300mg及びリトナビルとして1回100mgを同時に1日2回、5日間経口投与する。
効能効果に関連する使用上の注意
  • 5.15.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有する等、本剤の投与が必要と考えられる患者に投与すること。また、本剤の投与対象については最新のガイドラインも参考にすること。[17.1.1参照]
  • 5.25.2 重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は確立していない。
用法用量に関連する使用上の注意
  • 7.17.1 SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与を開始すること。臨床試験において、症状発現から6日目以降に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.1参照]
  • 7.27.2 中等度の腎機能障害患者(eGFR[推算糸球体ろ過量]30mL/min以上60mL/min未満)には、ニルマトレルビルとして1回150mg及びリトナビルとして1回100mgを同時に1日2回、5日間経口投与すること。重度の腎機能障害患者(eGFR 30mL/min未満)への投与は推奨しない。[9.2.2、9.2.3、14.1.1、16.6.1参照]

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • パキロビッドパック600
    • 本製品は以下の2製剤を組み合わせたものである。
      • (表省略)

    • 製剤各々の組成は次のとおりである。
      • (表省略)

添加物結晶セルロース
性状
  • パキロビッドパック600
    • (表省略)

  • 【色】
    淡赤色
    白色〜微黄白色
    【剤形】
    フィルムコーティング錠/錠剤/内用