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国立保健医療科学院
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ホスアプレピタント点滴静注用150mg「NK」

基本情報

薬効分類名選択的NK
一般名ホスアプレピタントメグルミン
総称名ホスアプレピタント
規格単位150mg1瓶
包装
  • 5バイアル
製造販売業者日本化薬
規制区分注)注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号872391
承認番号30300AMX00362
薬価基準収載年月
販売開始年月2021年12月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 2.12.1 本剤の成分又はアプレピタントに対し過敏症の既往歴のある患者[11.1.3参照]
  • 2.22.2 ピモジド投与中の患者[10.1参照]
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)
用法用量
  • <成人及び12歳以上の小児>
    • 他の制吐剤との併用において、通常、成人及び12歳以上の小児にはホスアプレピタントとして150mgを抗悪性腫瘍剤投与1日目に1回、点滴静注する。
  • <生後6ヵ月以上の乳幼児及び12歳未満の小児>
    • 他の制吐剤との併用において、通常、生後6ヵ月以上の乳幼児及び12歳未満の小児にはホスアプレピタントとして3.0mg/kgを抗悪性腫瘍剤投与1日目に1回、点滴静注する。ただし、ホスアプレピタントとして150mgを超えないこと。
効能効果に関連する使用上の注意
  • 本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与の場合に限り使用すること。[17.1.1-17.1.3参照]
用法用量に関連する使用上の注意
  • 7.17.1 本剤は、原則としてコルチコステロイド及び5-HT33受容体拮抗型制吐剤と併用して使用すること。ただし、コルチコステロイドの用量については、本剤又は活性本体アプレピタントとコルチコステロイドの薬物相互作用を考慮して適宜減量すること。[10.2、16.7.5、17.1.1-17.1.3参照]
  • 7.27.2 本剤は、投与速度の増加及び投与濃度の上昇により、注射部位障害が発現しやすくなるため、本剤1バイアル(ホスアプレピタントとして150mg)を5mLの生理食塩液で溶解し、下記のとおり点滴静注すること。[14.1.1参照]
    • <成人及び12歳以上の小児>
      • 最終容量が100〜250mL(最終濃度として0.6〜1.5mg/mL)となるように生理食塩液で希釈し、抗悪性腫瘍剤の投与1時間前に30分間かけて点滴静注する。
    • <生後6ヵ月以上の乳幼児及び12歳未満の小児>
      • 3.0mg/kgに相当する量を最終濃度が0.6〜1.5mg/mLとなるように生理食塩液で希釈し、抗悪性腫瘍剤の投与1時間30分前に60分間かけて点滴静注する。

貯法・使用期限等

貯法
  • 冷所(2〜8℃)保存
使用期限

組成・性状

組成
  • (表省略)

添加物エデト酸ナトリウム水和物
性状
  • (表省略)

  • 【色】
    白色〜灰白色
    【剤形】
    凍結乾燥剤/散剤/注射