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国立保健医療科学院
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ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL「NIG」

基本情報

薬効分類名骨吸収抑制剤
一般名ゾレドロン酸水和物
総称名ゾレドロン酸
規格単位4mg5mL1瓶
包装
  • ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL「NIG」
    • 1バイアル
製造販売業者日医工
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号873999
承認番号22600AMX00478000
薬価基準収載年月2021年8月
販売開始年月2014年12月
警告
  • 本剤は点滴静脈内注射のみに用いること。また、投与は必ず15分間以上かけて行うこと。[5分間で点滴静脈内注射した外国の臨床試験で、急性腎不全が発現した例が報告されている]
  • 悪性腫瘍による高カルシウム血症患者に本剤を投与する場合には、高カルシウム血症による脱水症状を是正するため、輸液過量負荷による心機能への影響を留意しつつ十分な補液治療を行った上で投与すること。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 本剤の成分又は他のビスホスホン酸塩に対し、過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • 悪性腫瘍による高カルシウム血症
  • 多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変
用法用量
  • 悪性腫瘍による高カルシウム血症
    • 通常、成人にはゾレドロン酸として4mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)100mLに希釈し、15分以上かけて点滴静脈内投与する。なお、再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔をおくこと。
  • 多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変
    • 通常、成人にはゾレドロン酸として4mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)100mLに希釈し、15分以上かけて3〜4週間間隔で点滴静脈内投与する。
用法用量に関連する使用上の注意
  • 軽症(血清補正カルシウム値12mg/dL未満)の高カルシウム血症患者では、補液による治療が効果不十分で症状の改善がみられないなど本剤の投与が必要と判断される場合に投与すること。
  • 悪性腫瘍による高カルシウム血症患者に本剤を再投与する場合、初回投与と同様に4mgを点滴静脈内投与すること。[日本人で4mgを超えた用量の再投与及び3回以上の投与の使用経験がない]
  • 腎機能障害患者では、血漿中濃度が増加するので、高カルシウム血症の治療に用いる場合を除き、腎機能の低下に応じて、下表のとおり投与量を調節すること。(「適用上の注意適用上の注意」の項参照)
    • (表省略)

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限
  • バイアル及び外装に表示の使用期限内に使用すること。

組成・性状

組成
  • (表省略)

添加物クエン酸ナトリウム水和物
性状
  • (表省略)

  • 【色】
    無色澄明
    【剤形】
    /液剤/注射