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国立保健医療科学院
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オキシコドン徐放カプセル5mg「テルモ」

基本情報

薬効分類名持続性癌疼痛治療剤
一般名オキシコドン塩酸塩水和物
総称名オキシコドン
規格単位5mg1カプセル
包装
  • オキシコドン徐放カプセル5mg「テルモ」
    • 40カプセル、100カプセル(PTP包装)
  • オキシコドン徐放カプセル10mg「テルモ」
    • 40カプセル、100カプセル(PTP包装)
  • オキシコドン徐放カプセル20mg「テルモ」
    • 40カプセル、100カプセル(PTP包装)
  • オキシコドン徐放カプセル40mg「テルモ」
    • 40カプセル、100カプセル(PTP包装)
製造販売業者テルモ
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号878119
承認番号22500AMX01401000
薬価基準収載年月2013年12月
販売開始年月2014年1月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 重篤な呼吸抑制のある患者、重篤な慢性閉塞性肺疾患の患者[呼吸抑制を増強する。]
  • 気管支喘息発作中の患者[呼吸を抑制し、気道分泌を妨げる。]
  • 慢性肺疾患に続発する心不全の患者[呼吸抑制や循環不全を増強する。]
  • 痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者[脊髄の刺激効果があらわれる。]
  • 麻痺性イレウスの患者[消化管運動を抑制する。]
  • 急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する。]
  • アヘンアルカロイドに対し過敏症の患者
  • 出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来すおそれがある。]
  • ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週間以内の患者[「相互作用」の項参照]
原則禁忌
  • 細菌性下痢のある患者[治療期間の延長を来すおそれがある。]

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
用法用量
  • 通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10〜80mgを2回に分割経口投与する。
    なお、症状に応じて適宜増減する。
用法用量に関連する使用上の注意
  • 初回投与
    • 本剤の投与開始前のオピオイド系鎮痛薬による治療の有無を考慮して、1日投与量を決め、2分割して12時間ごとに投与すること。
      • オピオイド系鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として10〜20mgを1日投与量とすることが望ましい。
      • モルヒネ製剤の経口投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ製剤1日投与量の2/3量を1日投与量の目安とすることが望ましい。
      • 経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。
  • 疼痛増強時
    • 本剤服用中に疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちにオキシコドン塩酸塩等の速放性製剤の追加投与(レスキュードーズ)を行い鎮痛を図ること。
  • 増量
    • 本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。5mgから10mgへの増量の場合を除き増量の目安は、使用量の25〜50%増とする。
  • 減量
    • 連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。
  • 投与の中止
    • 本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。

貯法・使用期限等

貯法
  • 遮光・気密容器・室温保存
使用期限
  • 外箱等に表示

組成・性状

組成
  • オキシコドン徐放カプセル5mg「テルモ」
    • (表省略)

添加物精製白糖
性状
  • オキシコドン徐放カプセル5mg「テルモ」
    • (表省略)

  • 【色】
    白色
    橙色
    【剤形】
    硬カプセル剤/カプセル剤/内用
    //徐放性製剤