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国立保健医療科学院
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リサイオ点滴静注液100mg

基本情報

薬効分類名造血幹細胞移植前治療薬
一般名チオテパ
総称名リサイオ
規格単位100mg2.5mL1瓶
包装
  • 2.5mL[1バイアル]
製造販売業者住友ファーマ
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号874212
承認番号23100AMX00292
薬価基準収載年月
販売開始年月2019年5月
警告
  • 1.11.1 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法及び造血幹細胞移植に十分な知識と経験をもつ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ行うこと。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。
  • 1.21.2 本剤は強い骨髄抑制作用を有する薬剤であり、本剤投与後は重度の骨髄抑制状態となり、その結果致命的な感染症及び出血等を引き起こすおそれがあるので、下記につき十分注意すること。[8.1、9.1.1、11.1.1-11.1.3参照]
    • ・患者の状態を十分に観察し、致命的な感染症の発現を抑制するため、感染症予防のための処置(抗感染症薬の投与等)を行い、必要に応じ無菌管理を行うこと。
    • ・輸血及び血液造血因子の投与等適切な支持療法を行うこと。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 2.12.1 重症感染症を合併している患者
  • 2.22.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.32.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • 下記疾患における自家造血幹細胞移植の前治療
    • 悪性リンパ腫、小児悪性固形腫瘍
用法用量
  • <悪性リンパ腫における自家造血幹細胞移植の前治療>
    • ブスルファンとの併用において、通常、成人にはチオテパとして1日1回5mg/kgを2時間かけて点滴静注し、これを2日間連続で行う。なお、患者の状態により適宜減量する。
  • <小児悪性固形腫瘍における自家造血幹細胞移植の前治療>
    • メルファランとの併用において、通常、チオテパとして1日1回200mg/m22を24時間かけて点滴静注する。これを2日間連続で行い、5日間休薬した後、さらに同用量を2日間連続で行う。なお、患者の状態により適宜減量する。

貯法・使用期限等

貯法
  • 2〜8℃で保存する
使用期限

組成・性状

組成
  • (表省略)

添加物マクロゴール400
性状
  • (表省略)

  • 【色】
    無色澄明
    【剤形】
    /液剤/注射