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国立保健医療科学院
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ゾフルーザ顆粒2%分包

基本情報

薬効分類名抗インフルエンザウイルス剤
一般名バロキサビルマルボキシル
総称名ゾフルーザ
規格単位
包装
  • <ゾフルーザ錠10mg>
    • 10錠[10錠(PTP)×1]
  • <ゾフルーザ錠20mg>
    • 10錠[10錠(PTP)×1]
  • <ゾフルーザ顆粒2%分包>
    • 10包[0.5g(SP)×10]
製造販売業者塩野義製薬
規制区分注)注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号87625
承認番号23000AMX00797000
薬価基準収載年月
販売開始年月
警告
  • 1.11.1 本剤の投与にあたっては、本剤の必要性を慎重に検討すること。[5.1、5.3、5.4参照]
  • 1.21.2 インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチンによる予防であり、本剤の予防使用はワクチンによる予防に置き換わるものではない。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • <ゾフルーザ顆粒2%分包>
    • A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防
    • <参考>
      • (表省略)

用法用量
  • ゾフルーザ顆粒2%分包
    • 通常、以下の用量を単回経口投与する。
      • (表省略)

効能効果に関連する使用上の注意
  • ゾフルーザ顆粒2%分包
    • <効能共通>
      • 5.15.1 本剤は細菌感染症には効果がない。[1.1、8.2参照]
      • 5.25.2 小児に対する投与については、低年齢になるほど低感受性株の出現頻度が高くなる傾向が示されていることから、学会等から提唱されている最新のガイドライン等を参照し、慎重に検討すること。[5.5、18.3.1参照]
    • <治療>
      • 5.35.3 抗ウイルス薬の投与がA型又はB型インフルエンザウイルス感染症の全ての患者に対しては必須ではないことを踏まえ、本剤の投与の必要性を慎重に検討すること。[1.1参照]
    • <予防>
      • 5.45.4 原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者のうち、インフルエンザウイルス感染症罹患時に、重症化のリスクが高いと判断される者※を対象とする。[1.1参照]
        • ※ 高齢者(65歳以上)、慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)等
      • 5.55.5 小児に対する投与については、流行ウイルスの薬剤耐性情報に留意し、他の抗インフルエンザウイルス薬の使用を考慮した上で、慎重に検討すること。[5.2、18.3.1参照]
      • 5.65.6 本剤のB型インフルエンザウイルス感染症に対する予防投与について、有効性を示すデータは限られていることを考慮した上で、本剤の投与を慎重に検討すること。[17.1.4参照]
用法用量に関連する使用上の注意
  • ゾフルーザ顆粒2%分包
    • <効能共通>
      • 7.17.1 10mg錠と20mg錠又は顆粒2%分包の生物学的同等性は示されていないため、10mgを投与する際には顆粒2%分包を使用しないこと。また、20mg以上の用量を投与する際には、10mg錠を使用しないこと。
    • <治療>
      • 7.27.2 本剤の投与は、症状発現後、可能な限り速やかに開始することが望ましい。症状発現から48時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。
    • <予防>
      • 7.37.3 インフルエンザウイルス感染症患者に接触後2日以内に投与を開始すること。接触後48時間経過後に投与を開始した場合における有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.4参照]
      • 7.47.4 本剤を服用した日から10日を超えた期間のインフルエンザウイルス感染症に対する予防効果は確認されていない。[17.1.4参照]

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • ゾフルーザ顆粒2%分包
    • (表省略)

添加物D-マンニトール
性状
  • ゾフルーザ顆粒2%分包
    • (表省略)

  • 【色】
    白色〜淡黄白色
    【剤形】
    /顆粒剤/内用