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国立保健医療科学院
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カイトリル注1mg

基本情報

薬効分類名5-HT
一般名グラニセトロン塩酸塩
総称名カイトリル
規格単位1mg1mL1管
包装
  • <カイトリル注1mg>
    • 1mg/1mL[5アンプル]
  • <カイトリル注3mg>
    • 3mg/3mL[5アンプル]
  • <カイトリル点滴静注バッグ3mg/50mL>
    • 3mg/50mL[20袋]
  • <カイトリル点滴静注バッグ3mg/100mL>
    • 3mg/100mL[10袋]
製造販売業者太陽ファルマ
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号872391
承認番号21700AMY00070
薬価基準収載年月
販売開始年月2000年9月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • ○抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
  • ○術後の消化器症状(悪心、嘔吐)
用法用量
  • <抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)>
    • 成人
      • 通常、成人にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、症状が改善されない場合には、40μg/kgを1回追加投与できる。
    • 小児
      • 通常、小児にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、症状が改善されない場合には、40μg/kgを1回追加投与できる。
  • <放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)>
    • 通常、成人にはグラニセトロンとして1回40μg/kgを点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日2回投与までとする。
  • <術後の消化器症状(悪心、嘔吐)>
    • 通常、成人にはグラニセトロンとして1回1mgを静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日3mgまでとする。
効能効果に関連する使用上の注意
  • 5.15.1 本剤を抗悪性腫瘍剤の投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与に限り使用すること。
  • 5.25.2 本剤を放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、強い悪心、嘔吐が生じる全身照射や上腹部照射等に限り使用すること。
用法用量に関連する使用上の注意
  • カイトリル注1mg
    • <製剤共通>
      • 7.17.1 放射線照射に伴う消化器症状に対して使用する場合は、放射線照射前に点滴静注する。なお、造血幹細胞移植前処置時の放射線全身照射(TBI:Total Body Irradiation)に伴う消化器症状に対して使用する場合は、投与期間は4日間を目安とする。
      • 7.2 術後の消化器症状に対して使用する場合は、患者背景や術式等を考慮し、術前から術後の適切なタイミングで投与すること。

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • カイトリル注1mg
    • (表省略)

添加物クエン酸水和物
性状
  • カイトリル注1mg
    • (表省略)

  • 【色】
    無色澄明
    無色透明
    【剤形】
    /液剤/注射