薬効分類名 | 副腎皮質ホルモン製剤 |
一般名 | デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム |
総称名 | デキサート |
規格単位 | 1.65mg0.5mL1管 |
包装 | - デキサート注射液1.65mg10アンプル、50アンプル〔1アンプル0.5mL(デキサメタゾンとして1.65mg含有)〕
- デキサート注射液3.3mg10アンプル、50アンプル〔1アンプル1mL(デキサメタゾンとして3.3mg含有)〕
- デキサート注射液6.6mg10バイアル、50バイアル〔1バイアル2mL(デキサメタゾンとして6.6mg含有)〕
|
製造販売業者 | 富士製薬工業 |
規制区分 | 注)注)注意−医師等の処方箋により使用すること |
日本標準商品分類番号 | 872454 |
承認番号 | 22100AMX01403 |
薬価基準収載年月 | 2009年9月 |
販売開始年月 | 1998年7月 |
警告 | - 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
|
禁忌 | (次の患者には投与しないこと) - 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 感染症のある関節腔内、滑液のう内、腱鞘内又は腱周囲内、腱鞘内又は腱周囲[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
- 動揺関節の関節腔内動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪するおそれがある。]
- 次の薬剤を投与中の患者
- デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)
- <本剤全身投与の患者>
- <本剤全身投与の患者(ただし単回投与の場合を除く)>
- リルピビリン塩酸塩、リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン、ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩リルピビリン塩酸塩、リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン、ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩(「3.相互作用」の項参照)
|
原則禁忌 | - 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
- 消化性潰瘍の患者消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪するおそれがある。]
- 精神病の患者精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪するおそれがある。]
- 結核性疾患の患者結核性疾患の患者[免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪するおそれがある。]
- 単純疱疹性角膜炎の患者単純疱疹性角膜炎の患者[免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪するおそれがある。]
- 後のう白内障の患者白内障の患者[水晶体線維に影響し、後のうのう白内障が増悪するおそれがある。]
- 緑内障の患者緑内障の患者[眼圧が上昇し、緑内障が増悪するおそれがある。]
- 高血圧症の患者高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪するおそれがある。]
- 電解質異常のある患者電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用により、電解質異常が増悪するおそれがある。]
- 血栓症の患者血栓症の患者[血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪するおそれがある。]
- 最近行った内臓の手術創のある患者最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延するおそれがある。]
- 急性心筋梗塞を起こした患者急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある。]
- ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患及び急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患及び急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与[免疫抑制作用により、これらの症状が増悪するおそれがある。]
- コントロール不良の糖尿病の患者コントロール不良の糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]
|