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国立保健医療科学院
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パミドロン酸二Na点滴静注用30mg「サワイ」

基本情報

薬効分類名骨吸収抑制剤
一般名パミドロン酸二ナトリウム水和物
総称名パミドロン酸二Na
規格単位30mg1瓶
包装
  • <パミドロン酸二Na点滴静注用15mg「サワイ」>
    • 1バイアル
  • <パミドロン酸二Na点滴静注用30mg「サワイ」>
    • 1バイアル
製造販売業者沢井製薬
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号873999
承認番号22000AMX01315000
薬価基準収載年月
販売開始年月2008年7月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 本剤の成分又は他のビスホスホネート系薬剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • ○悪性腫瘍による高カルシウム血症
  • ○乳癌の溶骨性骨転移(化学療法、内分泌療法、あるいは放射線療法と併用すること)
  • ○骨形成不全症
用法用量
  • <悪性腫瘍による高カルシウム血症>
    • 通常、成人にはパミドロン酸二ナトリウム(無水物)として30〜45mgを4時間以上かけて、単回点滴静脈内投与する。
      なお、再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔を置くこと。
  • <乳癌の溶骨性骨転移>
    • 通常、成人にはパミドロン酸二ナトリウム(無水物)として90mgを4時間以上かけて、4週間間隔で点滴静脈内投与する。
  • <骨形成不全症>
    • 通常、パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として下記の用量を1日1回4時間以上かけて3日間連続点滴静脈内投与し、下記の投与間隔にて投与を繰り返す。ただし、1日の用量は60mgを超えないこと。
      • (表省略)

効能効果に関連する使用上の注意
  • <悪性腫瘍による高カルシウム血症、乳癌の溶骨性骨転移>
    • 5.15.1 緊急時に適正な対応が可能な医療施設において、癌治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ使用すること。
  • <骨形成不全症>
    • 5.25.2 診療ガイドライン等の最新の情報を参考に本剤の投与が適切と判断される患者に投与すること。
用法用量に関連する使用上の注意
  • <乳癌の溶骨性骨転移>
    • 7.17.1 本剤の用量は90mgを超えないこと。腎機能が悪化するおそれがある。
  • <骨形成不全症>
    • 7.27.2 呼吸機能が低下している患者や2歳未満の患者等では初回投与時は半量とすることを考慮し、投与後は呼吸状態等を注意深く観察すること。投与後の急性期反応により呼吸状態が悪化するおそれがある。

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • パミドロン酸二Na点滴静注用30mg「サワイ」
    • (表省略)

添加物D-マンニトール
性状
  • パミドロン酸二Na点滴静注用30mg「サワイ」
    • (表省略)

  • 【色】
    白色
    【剤形】
    凍結乾燥剤/散剤/注射
    塊/散剤/注射