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国立保健医療科学院
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オプソ内服液5mg

基本情報

薬効分類名癌疼痛治療用内服液剤
一般名モルヒネ塩酸塩水和物
総称名オプソ
規格単位5mg2.5mL1包
包装
  • オプソ内服液5mg20包(10包×2)
  • オプソ内服液10mg20包(10包×2)
製造販売業者住友ファーマ
規制区分劇薬
日本標準商品分類番号878114
承認番号21500AMZ00335
薬価基準収載年月2003年6月
販売開始年月2003年6月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 重篤な呼吸抑制のある患者〔呼吸抑制を増強する。〕
  • 気管支喘息発作中の患者〔気道分泌を妨げる。〕
  • 重篤な肝障害のある患者〔昏睡に陥ることがある。〕
  • 慢性肺疾患に続発する心不全の患者〔呼吸抑制や循環不全を増強する。〕
  • 痙れん状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者〔脊髄の刺激効果があらわれる。〕
  • 急性アルコール中毒の患者〔呼吸抑制を増強する。〕
  • 本剤の成分及びアヘンアルカロイドに対し過敏症の患者
  • 出血性大腸炎の患者〔腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。〕
  • ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週間以内の患者〔「相互作用」の項参照〕
原則禁忌
  • 細菌性下痢のある患者〔治療期間の延長をきたすおそれがある。〕

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
用法用量
  • 通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1日30〜120mgを1日6回に分割し経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法用量に関連する使用上の注意
  • 臨時追加投与(レスキュー・ドーズ)として使用する場合
    • 本剤の1回量は定時投与中のモルヒネ経口製剤の1日量の1/6量を目安として投与すること。
  • 定時投与時
    • 初めてモルヒネ製剤として本剤を使用する場合
      • 1回5〜10mgから開始し、鎮痛効果及び副作用の発現状況を観察しながら、用量調節を行うこと。
    • 定時投与時の投与間隔
      • 1日量を6分割して使用する場合には、4時間ごとの定時に経口投与すること。
        ただし、深夜の睡眠を妨げないように就寝前の投与は2回分を合わせて投与することもできる。
    • 他のオピオイド製剤から本剤へ変更する場合には、前投与薬剤の投与量及び鎮痛効果の持続時間を考慮して、副作用の発現に注意しながら、適宜用量を調節すること。
    • 経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。
    • 減量
      • 連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。
    • 投与の中止
      • 本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限
  • 外箱等に記載

組成・性状

組成
  • オプソ内服液5mg
    • (表省略)

添加物亜硫酸水素ナトリウム
性状
  • オプソ内服液5mg
    • (表省略)

  • 【色】
    無色澄明
    【剤形】
    /液剤/内用