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国立保健医療科学院
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アクプラ静注用10mg

基本情報

薬効分類名抗悪性腫瘍剤
一般名ネダプラチン
総称名アクプラ
規格単位10mg1瓶
包装
  • <アクプラ静注用10mg>
    • 1バイアル
  • <アクプラ静注用50mg>
    • 1バイアル
  • <アクプラ静注用100mg>
    • 1バイアル
製造販売業者日医工
規制区分毒薬
日本標準商品分類番号874291
承認番号20700AMZ00529000
薬価基準収載年月
販売開始年月1995年9月
警告
  • 1.11.1 本剤の投与に際しては、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査等)を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うとともに、投与継続の可否について慎重に検討すること。本剤は強い骨髄抑制作用、腎機能抑制作用等を有する薬剤であり、臨床試験において本剤に関連したと考えられる早期死亡例が認められている。臨床試験において、本剤を投与した患者の28.5%に重篤な血小板減少が、21.1%に重篤な白血球減少が発現している。その結果、致命的な出血及び感染症等を引き起こすことがある。
  • 1.21.2 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで行うこと。また、慎重に患者を選択し、本剤の投与が適切と判断される症例にのみ投与すること。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 2.12.1 重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制が増悪する。][9.1.1、11.1.2参照]
  • 2.22.2 重篤な腎障害のある患者[腎障害が増悪する。][9.2.1参照]
  • 2.32.3 本剤又は他の白金を含む薬剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
  • 2.42.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • ○頭頸部癌
  • ○肺小細胞癌
  • ○肺非小細胞癌
  • ○食道癌
  • ○膀胱癌
  • ○精巣(睾丸)腫瘍
  • ○卵巣癌
  • ○子宮頸癌
用法用量
  • 通常、成人にはネダプラチンとして1日1回80〜100mg/m22(体表面積)を投与し、少なくとも4週間休薬する。これを1コースとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。
    本剤投与時、投与量に応じて300mL以上の生理食塩液又は5%キシリトール注射液に溶解し、60分以上かけて点滴静注する。
    本剤投与に引き続き1,000mL以上の輸液を点滴静注する。

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • アクプラ静注用10mg
    • (表省略)

添加物デキストラン70
性状
  • アクプラ静注用10mg
    • (表省略)

  • 【色】
    白色〜微黄白色
    【剤形】
    塊/散剤/注射
    凍結乾燥剤/散剤/注射