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国立保健医療科学院
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水溶性プレドニン10mg

基本情報

薬効分類名合成副腎皮質ホルモン剤
一般名プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム
総称名プレドニン
規格単位10mg1管
包装
  • <水溶性プレドニン10mg>
    • 10管
    • 50管
  • <水溶性プレドニン20mg>
    • 10管
    • 50管
  • <水溶性プレドニン50mg>
    • 5管
製造販売業者塩野義製薬
規制区分注)注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号872456
承認番号13527KUZ11297001
薬価基準収載年月
販売開始年月1963年12月
警告
禁忌(次の患者には投与しないこと)
  • 2.12.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.22.2 感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内又は腱周囲[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪することがある。]
  • 2.32.3 動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪することがある。]
  • 2.42.4 デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の患者[10.1参照]
原則禁忌

効能・効果、用法・用量

効能効果
  • (表省略)

用法用量
  • <静脈内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回10〜50mgを3〜6時間ごとに静脈内注射する。
    • 川崎病の急性期に用いる場合、通常、プレドニゾロンとして1日2mg/kg(最大60mg)を3回に分割静脈内注射する。
  • <点滴静脈内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回20〜100mgを1日1〜2回点滴静脈内注射する。
  • <筋肉内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回10〜50mgを3〜6時間ごとに筋肉内注射する。
  • <関節腔内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
  • <軟組織内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
  • <腱鞘内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
  • <滑液嚢内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
  • <脊髄腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5mgを週2〜3回脊髄腔内注入する。
  • <胸腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5〜25mgを週1〜2回胸腔内注入する。
  • <局所皮内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回0.1〜0.4mgずつ4mgまでを週1回局所皮内注射する。
  • <卵管腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして2〜5mgを卵管腔内注入する。
  • <注腸>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして2〜30mgを直腸内注入する。
  • <結膜下注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2.5〜10mgを結膜下注射する。その際の液量は0.2〜0.5mLとする。
  • <球後注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回5〜20mgを球後注射する。その際の液量は0.5〜1.0mLとする。
  • <点眼>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回1.2〜5mg/mL溶液1〜2滴を1日3〜8回点眼する。
  • <ネブライザー>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回ネブライザーで投与する。
  • <鼻腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回鼻腔内注入する。
  • <副鼻腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回副鼻腔内注入する。
  • <鼻甲介内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを鼻甲介内注射する。
  • <鼻茸内注射>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回4〜30mgを鼻茸内注射する。
  • <喉頭・気管注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回喉頭あるいは気管注入する。
  • <中耳腔内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回中耳腔内注入する。
  • <耳管内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2〜10mgを1日1〜3回耳管内注入する。
  • <食道注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回2.5〜5mgを食道注入する。
  • <唾液腺管内注入>
    • 通常、成人にはプレドニゾロンとして1回1〜2mgを唾液腺管内注入する。
  • なお、上記用量は年齢、症状により適宜増減する。(川崎病の急性期に用いる場合を除く)
効能効果に関連する使用上の注意
  • <川崎病の急性期>
    • 5.15.1 静注用免疫グロブリン不応例又は静注用免疫グロブリン不応予測例に投与すること。
    • 5.25.2 発病後7日以内に投与を開始することが望ましい。
用法用量に関連する使用上の注意
  • <効能共通>
    • 7.17.1 本剤の投与量、投与スケジュール、漸減中止方法等については、関連学会のガイドライン等、最新の情報を参考に投与すること。
  • <眼科領域>
    • 7.27.2 本剤の投与により、重篤な副作用があらわれることがあるので、原則として、2週間以上の長期投与は避けること。

貯法・使用期限等

貯法
  • 室温保存
使用期限

組成・性状

組成
  • 水溶性プレドニン10mg
    • (表省略)

添加物乾燥炭酸ナトリウム
性状
  • 水溶性プレドニン10mg
    • (表省略)

  • 【色】
    白色
    【剤形】
    粉末/散剤/注射
    塊/散剤/注射
    粉末/散剤/外用
    塊/散剤/外用