左半側空間無視患者に対する四極性前庭刺激療法の即時効果

UMIN試験ID UMIN000037152

最終情報更新日：2020年3月27日

登録日：2019年6月25日

基本情報

• 進捗状況: 一般募集中
• 対象疾患: 左半側空間無視患者・脳卒中後左片麻痺患者・健常中高齢者・健常若年者
• 試験開始日（予定日）: 2018-12-01
• 目標症例数: 50
• 臨床研究実施国: 日本
• 研究のタイプ: 介入

試験の内容

• 介入1: 左乳様突起と右側頭部をに陽極電極を設置する左回旋GVS（LR-GVS）。
• 介入2: 右乳様突起と左側頭部をに陽極電極を設置する右回旋GVS（RR-GVS）。
• 主要アウトカム評価項目: 体幹正中位試験(Subjective straight-ahead:以下SSA)・座面圧測定、半側空間無視群のみ線分二等分線、Catherine Bergego Scaleを測定。

対象疾患

• 性別: 3

選択基準

USN群
1.意識清明であるもの
2.初発の脳血管障害による右半球損傷
3.右手利き
4.認知機能障害のないもの(HDS-R21点以上、MMSE24点以上)
5.行動性無視検査(Behavioral Inattention Test:以下BIT)通常検査131点以下
左片麻痺群
1.2.3.4はUSN群と同じ
BIT 通常検査131点以上のもの
健常群中高齢者群
右手利きの40～80歳代
健常若年者群
右手利きの20歳代

除外基準

1.両側性または左側の脳損傷のもの
2.車椅子座位のとれないもの
3.指示を理解できないもの
4.極度の視野障害、ペースメーカー、てんかん、頭部への金属の植え込み術、皮膚過敏のあるもの
5.同意の得られなかったもの

関連情報

• 研究費提供元: 無しなし
• 実施責任組織: 埼玉みさと総合リハビリテーション病院