UMIN試験ID C000000051
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2005年8月8日
切除不能肝転移を伴う結腸・直腸癌に対するフルオロウラシル(5FU)(肝動注)+塩酸イリノテカン(CPT-11)(静注)療法の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験 (JCOG 0208-DI)
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 切除不能肝転移を伴う結腸・直腸癌 |
試験開始日(予定日) | 2003-11-01 |
目標症例数 | 30 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 経皮的に肝動注カテ-テルを留置し、day1、8、15の5FU肝動注とday1、15のCPT-11静注とを1コースとして、この化学療法を4週毎5コース行う。 |
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主要アウトカム評価項目 | 有害事象 |
副次アウトカム評価項目 | 腫瘍縮小効果、有害事象の発現頻度と程度、肝転移の腫瘍縮小効果、肝動注が開始できる割合 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1)「大腸癌取扱い規約」に従い、組織学的に確認された結腸・直腸癌で画像上切除不能な肝転移を有す症例。 2)原発巣に対しD1またはD2の切除がされており、画像上肝以外に明らかな転移巣のない症例。 3)初回化学療法例。ただし、補助化学療法が行われている場合は、補助化学療法終了後3ヶ月以上経過していれば登録可。 4)RECIST criteriaの標的病変に合致する肝に測定可能病変を有する症例。 5)年齢20歳以上、70歳以下。 6)P.S.(ECOG):0、1、2。 7)主要臓器(骨髄、心、肝、肺、腎など)の機能が十分保持されている症例。 1.WBC≧4,000/mm3 かつWBC≦12,000/mm3 2.Platelet≧100,000/mm3 3.AST(GOT)≦施設正常値の3倍 4.ALT(GPT)≦施設正常値の3倍 5.T.Bil≦1.5㎎/dl 6.Cr≦1.5㎎/dl 7.Normal ECG 8)8週間以上生存が期待できる症例。 9)患者本人から文書による同意が得られた症例。 |
除外基準 | 1)胸、腹水の高度貯留症例 2)消化管からの新鮮出血例 3)感染症を合併している症例 4)下痢(水様便)のある症例 5)重篤な合併症(腸管麻痺、腸閉塞、間質性肺炎、肺線維症、コントロール困難な糖尿病、心不全、腎不全、肝不全)を有する症例 6)活動性の重複がんを有す症例 7)腹部への放射線照射の既往例 8)HBs抗原陽性症例、HCV抗体陽性症例 9)ヨード造影剤アレルギーにより血管系造影検査が不可能な症例 10)重症の精神障害のある症例 11)妊婦もしくは妊娠している可能性のある症例および授乳婦 12)本試験への登録以前に肝動注化学療法用カテ-テルが留置されている症例 |
関連情報
研究費提供元 | 厚生労働省 |
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実施責任組織 | 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1 |
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電話 | 03-3542-2511 |
URL | http://www.jcog.jp/ |
arai-y3111@mvh.biglobe.ne.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。