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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCTs041190067

最終情報更新日:2023年12月15日

登録日:2019年9月18日

初発小児フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)に対するダサチニブ併用化学療法の第II相臨床試験

基本情報

進捗状況 参加者募集終了-試験継続中
対象疾患フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)
試験開始日(予定日)2019-09-18
目標症例数57
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容標準リスク(SR)群 基準:Ig/TCR MRDが5x10^-4未満(IB後) 治療:血液学的寛解導入療法(DP)、分子遺伝学的寛解導入療法(IA')、分子遺伝学的寛解導入療法(IB)、強化療法(HR1)、強化療法(HR2)、強化療法(HR3)を行う。HR3後にキメラMRDが0.01%未満なら、再寛解導入療法(IIIA')、再寛解導入療法(IIIB)、中間維持療法(IM)、再寛解導入療法(IIIA')、再寛解導入療法(IIIB)、中間維持療法(IM)、再寛解導入療法(IIIA')、再寛解導入療法(IIIB)、維持療法。HR3後にキメラMRDが0.01%以上なら、HR3後、IIIA‘後、またはIIIB後に同種造血幹細胞移植 高リスク(HR)群 基準:Ig/TCR MRDが5x10^-4以上(IB後) 治療:血液学的寛解導入療法(DP)、分子遺伝学的寛解導入療法(IA')、分子遺伝学的寛解導入療法(IB)、強化療法(HR1)、強化療法(HR2)、強化療法(HR3)、同種造血細胞移植

試験の内容

主要評価項目・3年無イベント生存率 ・第1寛解期での移植回避率
副次評価項目・7年無イベント生存率 ・3年全生存率 ・7年全生存率 ・累積再発率 ・累積CCR死亡率 ・寛解導入率 ・有害事象発生割合 ・QOLの評価

対象疾患

年齢(下限)1歳以上
年齢(上限)19歳以下
性別男女両方
選択基準1) Ph+ALLと診断されている。 2) 診断時年齢が1歳以上、19歳以下である。 3) 診断時ECOG performance status(PS)スコアが0-2である。ただし、PSスコアの悪化が白血病に起因すると考えられる場合はPSスコア3まで許容する。 4) 登録時に下記の2つ条件を同時に満たす臓器機能を有している。検査値は本試験登録前に施設判断で実施したALL治療開始日より前7日以内の値とする。  T-Bil 値:年齢別検査基準値上限の3 倍未満  クレアチニン:年齢別検査基準値上限の3 倍未満 5) JPLSG CHM-14研究への症例登録がなされている。 6) 本試験参加について、代諾者、または本人および代諾者から文書で同意が得られている。
除外基準1) CTCAE v4.03でGrade 3 以上の中枢神経出血を伴う。 2) コントロール困難な感染症を伴う。 3) 妊娠中、授乳中、又は妊娠している可能性が高い場合。 4) 先天性あるいは後天性免疫不全症候群の既往がある。 5) ダウン症候群である。 6) QT延長がある。  次式に従ってFridericia補正を行なったQTfc値が0.45秒以上である。  QTfc=QT/RR*1/3 7) コントロール不良の糖尿病を伴う。 8) 肝硬変を伴う。 9) 重度の精神障害がある。 10) 施設判断での寛解導入療法開始から3週間(21日)以上経過している。 11) 施設判断での寛解導入療法にTKIが含まれる。 12) その他担当医師が不適当と判断する場合。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者嶋田 博之
所属機関慶應義塾大学医学部
所属部署小児科
郵便番号160-8582
住所東京都新宿区信濃町35
電話03-3353-1211
FAX03-5379-1978
E-mail hshimada@a5.keio.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。