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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCT2031200207

最終情報更新日:2022年4月15日

登録日:2020年11月18日

局所進行又は転移性非扁平上皮非小細胞肺癌患者及びその他の固形癌患者を対象としたBI 836880及びezabenlimabの併用療法の安全性,忍容性,薬物動態,薬力学及び有効性を検討する第Ib相,非盲検用量設定試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患進行固形癌
試験開始日(予定日)2021-03-08
目標症例数6
臨床研究実施国オーストラリア/中国/フランス/ドイツ/香港/韓国/ポーランド/ロシア/スペイン/台湾/ウクライナ/イギリス/アメリカ/日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容BI836880とezabenlimabを3週サイクルごとに静脈内投与

試験の内容

主要評価項目推定腫瘍縮小効果として,BHMに基づく客観的奏効(OR)
副次評価項目・有害事象(AE),治験薬に関連があるAE,投与期間中に用量減量又は投与中止に至った治験薬に関連があるAE。 ・初回投与から最初のPD,死亡又は以降の抗癌治療開始までの間の最後の評価可能な腫瘍評価,追跡不能又は同意撤回までの期間の最良総合効果(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)がCR,PR又は安定(SD)の場合と定義される病勢コントロール(DC)。 ・ORが認められた患者において,CR又はPR(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)が最初に記録された時点から最初のPD又は死亡までの期間と定義される客観的奏効期間(DoR)。 ・初回投与からPD又は死亡(原因にかかわりなく)が最初に認められた時点までの期間と定義される無増悪生存期間(PFS)(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)。 ・RECISTに基づく場合,ベースライン後の標的病変の径和(非リンパ節病変は長径,リンパ節病変は短径)の最小値と,同じ標的病変セットのベースライン時の径和の差と定義される腫瘍縮小効果(mm)。GBMコホートの腫瘍縮小効果は,RANO基準を使用し,すべての標的病変の2つの最大長径の積の和について,ベースライン後とベースライン時の差を計算する。 ・1回目及び4回目の投与サイクル後の薬物動態パラメータとして,Cmax,tmax,AUC0-504h。

対象疾患

年齢(下限)18歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準1.スクリーニング時に成人年齢に達している患者(各国の法律に基づく。通常18歳以上) 2.RECIST v 1.1に基づき正確に測定可能な少なくとも1つの脳以外の標的病変を有する(膠芽腫患者を除く)患者 3.ECOG performance statusが1以下の患者(GBM患者はKarnofsky performance statusを使用) 4.十分な肝・腎・骨髄機能を有する患者 5.前治療の治療中又は治療後に再発/進行した新鮮腫瘍組織検体を提供することができ,その意思がある患者。新鮮生検検体が入手できない場合(例,病変にアクセスできない又は患者に安全性の問題がある),生検時からサイクル1,visit 1(C1V1)までの間に全身抗癌治療を実施していない場合に限り,C1V1の6カ月前以内に採取した保存検体を提出してもよい(コホートDを除く)。コホートE,F及びGについては,C3D1に治療期間中の新鮮生検検体を採取しなければならず,可能であれば投与前生検と同じ病変から採取する。 6.治験責任(分担)医師の判断により,治験薬投与開始後の余命が3カ月以上の患者
除外基準1.各国の規制当局が承認した複数のCPIの併用療法(例:黒色腫コホート[コホートE])を除き,治験参加前に,1種類を超えるCPIを含む治療レジメンを受けていない患者(例,抗プログラム細胞死受容体-1[PD-1],抗プログラム細胞死-1リガンド-1[PD-L1],抗PD-L2,又は抗細胞傷害性Tリンパ球関連抗原-4[抗CTLA-4]抗体)。例えば,黒色腫コホート(コホートE) 2.活動性B型肝炎ウイルス(HBV)又は活動性C型肝炎ウイルス(HCV)感染者(HCCコホート[コホートF及びG]の患者を除く) 3.2次治療段階のHCCコホート(コホートF)におけるソラフェニブ又はレンバチニブの使用を除き,血管新生阻害薬(例,ベバシズマブ,セジラニブ,アフリベルセプト,バンデタニブ,XL-184,スニチニブなど)の治療歴がある患者 4.黒色腫以外の皮膚癌,非転移性前立腺癌,非浸潤性子宮頸癌,非浸潤性乳管・小葉癌(乳癌)を除き,既知の活動性二次性悪性腫瘍を有する患者。抗癌治療を完了し,スクリーニング前の2年間以上にわたり無病である場合,活動性悪性腫瘍の状態とはみなさない。 その他の除外基準: 膠芽腫コホートの除外基準: 5.腫瘍が主に脳幹又は脊髄に限局している患者 6.びまん性軟膜疾患又は頭蓋骨外疾患が併存する患者 7.IDH遺伝子変異のある再発性膠芽腫を有することが既知の患者 8.カルムスチン脳内留置用剤(ポリフェプロサン20)の治療歴がある患者 9.脳内投与製剤の治療歴がある患者 黒色腫コホートの除外基準: 10.ぶどう膜/眼内黒色腫患者 HCCコホートの除外基準(コホートF及びG): 11.HBVとHCV,又はHBVとD型肝炎ウイルス(HDV)の重複感染者 12.線維層状型(fibrolamellar)HCC,肉腫様HCC,又は胆道癌とHCC(併存)が既知の患者 13.肝性脳症の既往がある患者 14.出血がある又は出血リスクが高い,未治療又は十分に治療されていない食道静脈瘤を有する患者 15.未治療の活動性B型肝炎ウイルス(HBV)感染者 16.サイクル1,Day 1の4週間前以内に抗HCV治療を受けた患者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無あり

関連情報

問い合わせ窓口

担当者渡部 愛子
所属機関日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
所属部署クリニカルオペレーションズジャパン
郵便番号141-6017
住所東京都東京都品川区大崎2-1-1
電話03-6417-2770
FAX
E-mail ctinfo@boehringer-ingelheim.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。