急性咽頭炎・扁桃炎患者に対する小柴胡湯加桔梗石膏の有効性の検討

UMIN試験ID UMIN000017822

最終情報更新日：2023年2月8日

登録日：2015年6月5日

基本情報

• 進捗状況: 参加者募集終了－試験継続中
• 対象疾患: 急性咽頭炎、急性扁桃炎
• 試験開始日（予定日）: 2015-06-01
• 目標症例数: 54
• 臨床研究実施国: 日本
• 研究のタイプ: 介入

試験の内容

• 介入1: 漢方製剤：小柴胡湯加桔梗石膏エキス(ツムラ109)1包 (2.5g/包) を1日3回、温湯に溶かしたあと咳嗽、内服する。
• 介入2: PL顆粒1包(1.0g/包)を1日3回内服、および4%アズノールうがい液で1日3回含嗽する。
• 主要アウトカム評価項目: 主たる評価項目は、小柴胡湯加桔梗石膏及び従来治療薬の投与開始後５日間の咽頭痛を４段階で評価し比較する。
• 副次アウトカム評価項目: 二次的評価項目は、小柴胡湯加桔梗石膏及び従来治療薬の投与開始後５日間の発熱、頭痛、倦怠感、食欲低下を4段階で評価し比較する。

対象疾患

• 性別: 3
• 選択基準: 2015年6月から2016年7月までの間に、順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科を受診し、臨床的に急性咽頭炎、急性扁桃炎が強く疑われ、漢方薬：小柴胡湯加桔梗石膏の治療に同意した患者を対象とする。

除外基準

1) 扁桃周囲膿瘍などの重症例
2) 溶連菌迅速テストが陽性
3) Centor’s scoreが 4点
参照：Centor’s score　
①38度以上の発熱、②圧痛を伴う前頸部リンパ節腫脹、③扁桃の白苔や浸出液、④咳嗽を欠く、上記全て揃うとA群β溶連菌の可能性が75%程度になる。
4) インフルエンザ患者
5) 妊産婦、授乳婦

関連情報

• 研究費提供元: 順天堂大学順天堂大学医学部総合診療科
• 実施責任組織: 順天堂大学順天堂大学医学部総合診療科総合診療科