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国立保健医療科学院
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UMIN試験ID UMIN000002158

最終情報更新日:2016年4月5日

登録日:2009年7月6日

移植適応外で未治療の多発性骨髄腫患者を対象としたMP療法とゾレドロン酸併用の検討試験

基本情報

進捗状況 募集前
対象疾患多発性骨髄腫
試験開始日(予定日)2009-07-01
目標症例数5
臨床研究実施国日本
研究のタイプ観察

試験の内容

主要アウトカム評価項目48週(1年)時点のSRE(病的骨折、骨病変への放射線治療、骨病変への外科手術、脊髄圧迫、高カルシウム血症)の発現した患者の割合
副次アウトカム評価項目・104週(2年)時点のSREの発現した患者の割合 ・MP療法+ゾレドロン酸併用療法48週(1年)時点の奏効率(CR+PRの割合) ・骨代謝マーカーの変化 ・DXA法による腰椎L2-L4の骨密度の変化(実施可能な施設のみ) ・有害事象の発現頻度

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1) 以下のIMWGの診断基準でMultiple Myeloma (Symptomatic)と診断され、未治療で移植適応外の患者  ・血清and/or尿にM蛋白を検出  ・骨髄におけるクローナルな形質細胞の増加あるいは形質細胞腫  ・臓器障害の存在(以下のいずれかもしくは複数に該当するものを対象とする)   1.腎不全:血清クレアチニン>2mg/dL   2.貧血:Hb値が施設基準値より2g/dL以上低下または10g/dL未満   3.骨病変:溶骨性病変または圧迫骨折を伴う骨粗鬆症(MRI、CT)   4.その他:過粘稠度症候群、アミロイドーシス、年2回を超える細菌感染 2) 移植適応外の定義 1.大量化学療法の実施が不可能な患者 2.移植を希望しない患者 3) 画像診断(骨X線あるいはCTまたはMRI)により溶骨性病変が確認された患者 4) 1年以上の生存が見込まれる患者 5) ECOG PSが0-2の患者(ただし、骨病変によるPS 3 の患者は対象とする) 6) 主要臓器機能が保持されている患者 ・血清AST(GOT) 施設正常値(上限)の2倍未満 ・血清ALT(GPT) 施設正常値(上限)の2倍未満 ・総ビリルビン 施設正常値(上限)の2倍未満 ・クレアチニンクリアランス(Ccr) 30mL/分以上(血清クレアチニンを用いた以下の換算値で可)  (参考)Ccr(男)={(140-年齢)/血清クレアチニン(Scr)(mg/dL)}× (体重(kg) / 72 ) (女性の場合は0.85を掛ける) 7) 本試験の参加について患者本人より文書で同意の得られた患者
除外基準1) 静注ビスホスホネート剤あるいは過去3年間以上の経口ビスホスホネート剤の治療歴のある患者 2) 重複癌もしくは他の癌の既往を有する患者 3) コントロール不良の合併症・感染症を合併している患者 4) NYHA分類でクラスⅢまたはⅣの心疾患を合併している患者 5) 妊娠中、授乳中あるいは妊娠を希望する女性 6) 歯性感染症を合併(適切な処置により治癒後4週間以内の患者を含む)している患者。今後歯または顎の手術が予定されている患者(抜歯、インプラント等) 7) ウィルス肝炎を合併している患者(HBs抗原陽性の患者またはHCV抗体陽性の患者) 8) 他の臨床開発試験に参加中の患者 9) その他、担当医師が不適切と判断した患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所群馬県前橋市昭和町3-39-15
電話027-220-8973
URL
E-mailhhanda@health.gunma-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。