患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト

ENGLISH
国立保健医療科学院
×

情報をクリップできます

治験情報をこちらのホームページで一時的にクリップすることが出来ます。

UMIN試験ID UMIN000002091

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2009年6月18日

下肢血管内治療における抗血小板療法の検討

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患慢性閉塞性動脈硬化症患者
試験開始日(予定日)2009-03-01
目標症例数200
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入11.シロスタゾール投与群 アスピリン1日 100mg+シロスタゾール1日200mg分2 朝・夕
介入22. 非シロスタゾール投与群 アスピリン 1日100mg 尚、両群ともEVT実施の3~7日以上前より経口投与を開始し観察期間中(2年間)継続投与す る。また各群ともステント留置が必要と判断される場合はEVT実施の3~7日以上前から塩酸チクロピジン1日200mg分2(朝・夕)の経口投与を開始し、EVT施行後4週間まで投与する。 シロスタゾール投与開始後、頭痛等の副作用発現により減量せざる得なくなった場合は、1日 100mg分2までの増減は可能とする。
主要アウトカム評価項目血管造影による再狭窄率(12ヶ月±1ヶ月)
副次アウトカム評価項目1.開存率 2.Ankle Brachial Pressure Index (ABPI) 3.絶対跛行距離(ACD) 4.心血管イベント*および全死亡   *TIAを含む虚血性脳卒中、出血性脳卒中、心筋梗塞、その他の血管事故 5.下肢血管イベント  アンプテーション(minor/major)、バイパス術への移行、再血行再建術、ステント血栓症 6.ステント破損率 7.血管造影による再狭窄率(24ヶ月±1ヶ月) 8.血管造影によるLate Loss(12ヶ月±1ヶ月、24ヶ月±1ヶ月)

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準選択基準 患者選択基準 次の全ての条件を満たす患者を研究対象とする。 1.大腿膝窩動脈領域病変(Rutherford分類 2~4)を有する慢性閉塞性動脈硬化症の患者。 ただし急性(7日以内)・亜急性(1か月以内)の下肢虚血症例は除外する。 2.年齢:20歳以上(同意取得時) 3.性別:不問 4.術後2年以上の観察が可能な患者(2年後のFollow up angiography施行が可能な患者) 病変選択基準 1. 血管造影にて浅大腿動脈に有意な狭窄または閉塞病変(ステント留置の場合は30㎝以内 とする)でかつ新規病変に限る。なお、浅大腿動脈の下極は大腿骨上部の内転筋管の骨と 重なる部分、上極は分岐部の起岐部とする 2. 膝下動脈のrun-offが1本以上とし、flow limitingのない狭窄病変であれば可能とする。 さらに、両側に病変を合併する患者、大動脈-腸骨動脈領域病変を合併する患者も対象と する。ただし、両側に病変を有する患者においての血管内治療は30日~45日の間隔を おいて各肢の治療を行うこととする。 3. 閉塞病変も対象とする。
除外基準除外基準 患者除外基準 次のいずれかの条件に該当する患者は研究対象外とする。 1. 出血している又は出血傾向のある患者 ( 血友病、毛細血管脆弱症、頭蓋内出血、消化管出血、尿路出血、喀血、硝子体出血等の出血) 2.うっ血性心不全の患者 3. 冠動脈へのDES(Drug Eluting Stent)埋め込み患者 4. クレアチニン2mg/dL以上 5.研究薬剤の成分に対し白血球減少、肝機能障害、腎機能障害等の重篤な副作用、過敏症の既往歴がある患者 6. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者 7. 急性・亜急性下肢虚血の患者 8. その他、担当医の判断により、研究対象として不適切と考えられる患者 病変除外基準 次のいずれかの条件に該当する病変は研究対象外とする。 1.Inflow(大動脈-腸骨動脈病変)病変が残存しているもの 2.高度石灰化症例(拡張不十分が予想される病変) 3.膝下動脈のrun-offが1本未満

関連情報

問い合わせ窓口

住所尼崎市稲葉荘3丁目1番69号
電話06-6416-1221
URL
E-mail

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。