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国立保健医療科学院
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UMIN試験ID UMIN000001897

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2009年4月20日

前頭側頭葉変性症(FTLD)患者の精神神経症状に対する抑肝散の有効性・安全性の検討

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患前頭側頭葉変性症 (FTLD)
試験開始日(予定日)2009-04-01
目標症例数20
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入11日7.5gを2-3回に分割し、食前または食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 投与期間:8週間
主要アウトカム評価項目NPI-D
副次アウトカム評価項目SRI、Barthel Index、Zarit介護負担尺度、MMSE、嚥下・食欲・食習慣に関する質問事項、脳血流

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)国際ワーキンググループによる前頭側頭  葉変性症の臨床診断基準 (Neary D. et   al, 1998) により、前頭側頭型認知症   (FTD) または、意味性認知症(SD)と診  断された患者 2)治療開始時のNPI-Dにおいて、スコア4以  上の項目が1以上ある患者(但し、多幸、  無為・無関心のみを呈する患者は除く) 3)治療機開始前8週間以内に測定した血清カ  リウム値が施設基準値以内の患者 4)受診区分:原則は外来とするが、入院・  入所も可(但し、研究期間中の受診区分  の変更は認めない) 5)外来患者の場合は、研究観察期間中に同  居家族が介護可能で、診察時の介護者を  固定できる患者 6)入院・入所患者の場合は、入院・入所2週  間以上経過した患者(研究期間中に介護  施設、グループホームなどの介護者を固  定できる患者)
除外基準1)悪性腫瘍を合併する患者 2)重篤な心疾患、肝疾患、腎疾患、血液疾  患、肺疾患、およびその他の患者の生命  に影響を及ぼすと判断される疾患を合併  する患者 3)前頭側頭葉変性症(FTLD) 以外の認知症  (AD、VD、DLBなど)の患者 4)DSM-Ⅳの診断基準に従った当該基準以外  の神経変性疾患、統合失調症、双極性障  害、大うつ病等の精神疾患の合併により  BPSDが発現している患者 5)アルコール依存、薬物依存代謝性中毒又  は炎症などによりせん妄を有する患者 6)経口薬の投与が不可能な患者 7)研究開始前8週間以内にSSRIの用法・用量  を変更した患者 8)治療期間開始前4週間以内に持続性抗精神  病薬(デカン酸ハロペリドールなど)を  使用した患者 9)その他、担当医師が不適切と判断した   患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所愛媛県東温市志津川
電話089-960-5315
URL
E-mailsatanimu@m.ehime-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。