UMIN試験ID UMIN000001568
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2008年12月12日
同時性肝転移を有する進行結腸・直腸癌に対する肝切除術前mFOLFOX6+ベバシズマブ療法の有効性と安全性の検討:第Ⅱ相臨床試験
基本情報
進捗状況 | 参加者募集終了-試験継続中 |
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対象疾患 | 同時性進行結腸・直腸癌肝転移 |
試験開始日(予定日) | 2008-06-01 |
目標症例数 | 45 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 登録後14日以内にmFOLFOX6療法×1コース→mFOLFOX6+ベバシズマブ療法×6コース→mFOLFOX6療法×1コース実施し、肝切除可否の再評価を行い、切除可能な場合には化学療法終了後4週間以上、8週間以内に肝切除を行う。ただし、4コース終了時の評価においてCRが確認された場合、5-7コースはスキップし8コース以降の治療に準ずることとする。 |
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主要アウトカム評価項目 | 奏効率 |
副次アウトカム評価項目 | 安全性 切除率(R0率) 組織学的効果 肝転移Gradeの変動 無増悪生存期間 無再発生存期間 全生存期間 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | (1) 組織学的に結腸癌又は直腸癌であることが確認されている患者。 (2) 測定可能病変*を有する初回治療の同時性肝転移巣を有し原発巣が治癒切除(D2以上)されている進行結腸あるいは直腸癌の患者。手術以外の治療を行っていないこと。*登録前14日以内の画像評価による (3) 登録前6週間以内に原発巣が切除されている患者。 (4) 本試験内容について十分な説明を受け、本人の文書による同意が得られている患者。 (5) 同意取得時の年齢が満20歳以上75歳未満の患者。 (6) The Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG) Performance Status が0~1の患者。 (7) 評価可能病変を有することが確認された日または、初回治療日から3ヶ月以上の生存が可能と判断されている。 (8) 登録前14日以内の主要臓器機能について、以下の基準を満たしている患者。 なお、当該期間内に検査結果が複数存在する場合は登録直近のものを採用することとし、測定にあたっては検査日前14日以内に輸血、造血因子製剤等の投与は行わない。 ① 白血球数 3,000/mm3以上 ② 好中球数 1,500/mm3以上 ③ 血小板数 10.0×104 /mm3以上 ④ ヘモグロビン 9.0 g/dL以上 ⑤ 総ビリルビン 施設基準値上限の1.5倍以下 ⑥ AST、ALT、ALP 施設基準値上限の5倍以下 ⑦ 血清クレアチニン 施設基準値上限の1.5倍以下 (9) 肝切除が考慮されうる同時性肝転移の基準として以下の項目のすべてを満たしている。 ① 転移巣は10個以下 ② 肝切除を施行することが可能なChilid-Pugh分類Aに相当する肝機能を維持している。 ③ 肝臓外科医が切除可能と判断した患者。尚、各施設の肝臓外科医が判断不能であった場合においては、東北大学によるcentral reviewにより判定する。 |
除外基準 | (1) 肝外の転移病変を有する。 (2) 画像上、癌性体腔液を有する患者。 (3) 画像上、脳腫瘍、脳転移が認められる患者。 (4) 無病期間が5年未満の重複癌を有する患者(治癒した皮膚基底細胞癌と子宮頸部上皮内癌、若しくは内視鏡的粘膜切除により、治癒が確認された消化器癌を除く) (5) 脳血管神経障害の症状を合併している、あるいは登録前1年以内に既往を有する患者 (6) 登録前2週以内に手術療法、切開を伴う生検、外傷に対する縫合処置を実施している患者、あるいは1週以内に穿刺吸引細胞診を実施している患者(埋め込み型ポートの設置に伴う縫合措置は除く)。 (7) 血栓症の合併あるいは登録前1年以内に既往を有する患者。 (8) 関節リウマチ等の慢性的な炎症性疾患のため、血小板機能を抑制する薬剤(1日325 mg以上のアスピリン製剤あるいは非ステロイド抗炎症薬)の投与が必要あるいは投与中である患者。 (9) 出血傾向(喀血、あるいは画像所見で肺転移巣の空洞化又は/及び壊死が認められる場合も含む)、凝固障害あるいは凝固因子異常(登録前14日以内の検査においてINR≥1.5)を有する患者。 (10) コントロール不能な消化性潰瘍を有する患者。 (11) 消化管穿孔の合併あるいは登録前1年以内に既往を有する患者。 (12) 未治癒の外傷性骨折を有する患者。 (13) 処置を要する腎障害、あるいは登録前14日以内の検査において尿蛋白が2+以上の患者。 (14) コントロール不能な高血圧症を有する患者。 (15) 登録時に症状を有する、あるいは何らかの治療を行っている心疾患(CTCAE v3.0 Grade 2以上に該当する)を有する患者、あるいは登録前1年以内に心筋梗塞の既往がある患者。 (16) フルオロウラシル製剤、レボホリナートカルシウム製剤、オキサリプラチンの成分に対して重篤な過敏症の既往を有する患者。 (17) コントロール不能な下痢を有する患者。 (18) 間質性肺炎あるいは肺線維症を有する患者。 (19) 免疫抑制剤を要する臓器移植の既往を有する患者。 (20) コントロール不能な感染症を有する患者。 (21) 妊婦、授乳婦、妊娠検査陽性の患者又は避妊する意思のない患者。 (22) その他、施設責任医師が本試験への参加を不適当と認められる患者。 |
関連情報
研究費提供元 | 東北大学病院肝胆膵外科 |
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実施責任組織 | 宮城肝胆膵癌化学療法研究会 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1 |
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電話 | 022-717-7205 |
URL | |
kein_h11@surg1.med.tohoku.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。