UMIN試験ID UMIN000001500
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2008年11月12日
有痛性悪性骨腫瘍に対する経皮的骨形成術 についての第Ⅱ相臨床試験(JIVROSG-0703)
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 椎体、骨盤骨悪性腫瘍 |
試験開始日(予定日) | 2008-04-01 |
目標症例数 | 33 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | X線透視下またはCTガイド下に骨セメント注入針を経皮的に病巣部へ刺入し、透視下に骨セメントを注入する。 |
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主要アウトカム評価項目 | 臨床的有効性 |
副次アウトカム評価項目 | 有害事象の発現頻度と程度およびQOL |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1) 悪性腫瘍の転移や原発性腫瘍による胸椎、腰椎、あるいは骨盤骨の病変を有する。 2) 骨腫瘍による疼痛が強く日常生活の行動に制限が生じている、あるいは骨折の危険性から運動制限が医師から指示されている。 3) 主要臓器機能が保たれている。 ①ヘモグロビン≧8.0g/dl ②白血球数≧3,000/mm3 ③血小板数≧50,000/mm3 ④血清総ビリルビン値≦2.0mg/dl ⑤血清Cr≦2.0mg/dl ⑥心電図正常(ただし、臨床的に問題とならない不整脈、虚血性変化は適格) 4) 同意取得時の年齢が20歳以上である。 5) P.S. (ECOG):0,1,2,3。 6) 4週間以上の生存が見込める。 7) 患者本人から文書による同意が得られている。 |
除外基準 | 1) 薬物による維持療法が必要な心不全を伴っている。 2) 椎体病変で、椎体後面の著しい破壊や脊髄の圧迫がみられる。 3) 椎体病変で、1回の治療で対象とする病巣が4椎体以上である。 4) 骨盤骨病変で、臼蓋の骨皮質が破壊されている。 5) 治療前のVAS(Visual Analogue Scale) Scoreが2未満である、あるいは自制できる範囲である。 6) 補正し難い出血傾向がある。 7) 気管支喘息やショック徴候などを発症する、高度な薬物アレルギー歴がある。 8) 感染症を合併している。 9) 骨病変に活動性炎症(結核性椎体炎,感染性椎体炎など)の疑いがある。 10) 標的病変に対して、放射線治療中である。 11)標的病変に対する放射線治療からの経過が4週間未満であり、かつ、一定の効果が認められる(明らかに増悪していない)。 12)薬物あるいは理学的処置を施しても、治療体位の保持が1時間未満と判断される。 13)妊娠もしくは妊娠している可能性がある。 14)担当医が本臨床試験の対象として不適当と判断する。 |
関連情報
研究費提供元 | 厚生労働省 |
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実施責任組織 | 日本腫瘍IVR研究グループ (JIVROSG) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1 |
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電話 | 03-3542-2511 |
URL | http://jivrosg.umin.jp/ |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。