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国立保健医療科学院
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UMIN試験ID UMIN000001030

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2008年2月13日

メタボリックシンドロームにおける、アルブミン尿の発症・進展と腎内RA系の関連についての臨床研究(多施設研究) ~オルメサルタンは腎内RA系を抑制してアルブミン尿の発症・進展を抑制するか~

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患高血圧合併メタボリックシンドローム
試験開始日(予定日)2008-01-01
目標症例数100
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1オルメサルタン(5-20 mg/日, 24週間)
介入2ARB、ACE阻害剤、利尿剤以外の降圧剤(24週間)
主要アウトカム評価項目1) AGT(血液、尿):オルメサルタン投与前、投与12・24週後 2) 尿中アルブミン:オルメサルタン投与前、投与12・24週後
副次アウトカム評価項目1) 外来血圧の経時的推移:オルメサルタン投与前、投与4・8・12・16・20・24週後 2) 体重・BMIの投与前後の変化:オルメサルタン投与前、投与12・24週後 3) 腹部周囲径の投与前後の変化:オルメサルタン投与前、投与12・24週後 4) 血糖(空腹時)、血中インスリン、HbA1c:オルメサルタン投与前、投与12・24週後 5) 血漿レニン活性(PRA)、血中アルドステロン:オルメサルタン投与前、投与12・24週後 6) 血清脂質(トリグリセリド、高比重リポ蛋白コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール:オルメサルタン投与前、投与12・24週後 7) 肝機能(γ-GTP、ALT、AST):オルメサルタン投与前、投与12・24週後 8) 炎症反応、酸化ストレス(高感度CRP、尿中L-FABP、尿中8-OHdG、尿中TBARS):オルメサルタン投与前、投与12・24週後 9) 心血管イベント(死亡 [致死的心筋梗塞、心不全死、突然死、致死的脳卒中、その他の心血管死]、および心血管事故 [非致死的心筋梗塞、狭心症、心不全、脳出血、脳梗塞、一過性脳虚血発作]):短期間の試験であり、重症高血圧は除外されているのでまず生じないと思われるが、投与期間を通じて随時検証する。

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1) BMIが25以上、あるいはウエスト径が男性85 cm以上、女性90 cm以上 2) 外来随時血圧:収縮期血圧130 mmHgまたは拡張期血圧 85 mmHg以上 上記に加えて、以下の項目のうち1つ以上を満たす場合 1) 中性脂肪150 mg/dL以上かつ/またはHDLコレステロール40 mg/dL以下 2) 空腹時血糖値:110 mg/dL以上
除外基準1) 妊娠中または妊娠の可能性のある女性患者 2) 過去4週間に降圧剤(ACEI・ARB・利尿剤)を内服している患者 3) 薬物による糖尿病治療が必要と考えられる患者 4) 重症高血圧 (収縮期血圧 160mmHg以上、または拡張期血圧 110mmHg以上) を有する患者 5) 二次性高血圧を有する患者(必要により検査で除外するが、判断は試験担当医師が行う) 6) 重篤な腎疾患を有する患者(UACR>300 mg/g、CCr<30 mL/min、血清Cr 2.0 mg/dl以上) 7) 重篤な肝・胆管系疾患を有する患者(GOT 150 IU以上またはGPT 150 IU以上) 8) 心血管(心筋梗塞)・脳イベント(脳梗塞)既往患者 9) 内分泌疾患を有する患者 10) 悪性腫瘍を有する患者 11) その他担当医師が不適当と判断した患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所香川県木田郡三木町池戸1750-1
電話087-891-5111
URL
E-mailhitomi@kms.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。