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国立保健医療科学院
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UMIN試験ID C000000285

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2005年11月18日

高齢者胃癌に対するTS-1の臨床効果・安全性の探索的試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患高齢者胃癌
試験開始日(予定日)2004-06-01
目標症例数30
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1登録時の年齢、性別、体重、血清クレアチニン値に基づき、Cockcroft-Gaultの式により計算される推定クレアチニンクリアランス (Ccr)値によりTS-1初回投与量を決定し、4週投与2週休薬を1コースとして繰り返す。 Ccrが50ml/min以上の場合は基準投与量(80mg/m2)とし、50ml/min未満30ml/min以上の場合は、基準投与量より1 dose downとする。なお、TS-1投与は治療効果の悪化(PD)が認められない限り、少なくとも2コース以上継続する。
主要アウトカム評価項目抗腫瘍効果
副次アウトカム評価項目治療成功期間 生存期間 安全性 在宅治療期間、在宅治療率

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)組織診、細胞診により胃癌であることが確認されている症例。 2)測定可能病変または評価可能病変が画像診断等、客観的資料で観察されている症例(登録前28日以内に確認されていること)。 3)年齢:75歳以上の症例 4)Performance Status (PS) : 0~2の症例 5)登録前2週以内の測定データで下記条件が確認されていること 1.白血球数:4,000/mm3 以上12,000 /mm3未満 2.血小板数:100,000/mm3以上 3.血色素量:8.0g/dl以上 4.AST(GOT), ALT(GPT):施設正常値の2.5倍 以下 *ただし、AST,ALTの値が上記基準を満たさない場合でもそれが、肝転移等、原疾患に起因すると判断される場合は、研究担当医師の裁量に委ねる。 5.総ビリルビン:施設正常値の上限値以下 6.血清クレアチニン:1.2mg/dl以下 7.Cockcroft-Gault式による推定クレアチニンクリアランス(Ccr)値:30ml/min以上 6)前治療(放射線治療、化学療法、ホルモン療法等)が実施されていない症例。 再発症例において、術後補助化学療法が行われていた場合には、後補助化学療法は終了日から6ケ月以上経過している症例に限り可とする。ただし、TS-1による術後補助化学療法施行例は不可とする。 7)少なくとも3ケ月以上の生存が期待される症例 8)被検者本人により文書で同意の得られている症例 9)十分に服薬コンプライアンスを確保できる理解力を有する症例
除外基準1)テガフール製剤に対して重篤な過敏症の既往歴のある症例 2)重篤な骨髄抑制、腎障害、肝障害のある症例(TS-1添付文書禁忌) 3)フルシトシンを投与中の症例(TS-1添付文書禁忌) 4)高度な胸水、腹水貯留症例 5)脳転移によりその症状を有する症例 6)消化管の新鮮出血症例で過去2週以内に輸血が行われた症例 7)活動性の重複癌を有する症例 8)重篤な合併症(腸管麻痺、腸閉塞、間質性肺炎または肺線維症、コントロール困難な糖尿病、心不全、腎不全、肝不全、呼吸不全等)のある症例 9)治療を有する重篤な虚血性心疾患または不整脈を有する症例 10)登録時に水様下痢のある症例 11)その他、担当医師が対象として不適当と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所東京都港区浜松町1-23-2 山下ビル3F
電話
URL
E-mail

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。