UMIN試験ID C000000269
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2005年10月28日
慢性腰痛症に対する運動療法の効果 -無作為化比較試験-
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 慢性腰痛症 |
試験開始日(予定日) | 2004-11-01 |
目標症例数 | 200 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 運動療法(E)群: 腰痛体操(様式「患-6」)に関するパンフレットを配布し、運動療法を直接、医療従事者が指導し、ホームエクササイズを行う。併せて様式 「患-7」を用いて、姿勢保持の指導をおこなう。 |
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介入2 | NSAID(N)群: 非ステロイド性消炎鎮痛剤を処方する。併せて様式 「患-7」を用いて、姿勢保持の指導をおこなう。 運動療法の処方・指導は行わない。 |
主要アウトカム評価項目 | 疼痛の評価:VASを使用する 能力障害の評価:JLEQ (Japan Low-back pain Evaluation Questionnaire)と RDQ (Roland Morris Disability Question-naire)を使用する |
副次アウトカム評価項目 | 機能障害の評価:指床間距離による体幹可橈性 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 下記の(1)から(4)の条件を満たす患者を対象とする (1) 20歳以上65歳未満の外来患者(男女の性別は問わない)。 (2)発症から3か月以上経過し、明らかな神経学的脱落所見を伴わず、慢性の腰痛を主訴とする症例。腰痛発症後3か月以上経過していれば、腰痛自体の悪化・軽減などの経時的変化は問わない。 (3)腰痛とは、背部に位置し、L1棘突起と殿溝の間に存在する疼痛を指す。 (4)明らかな神経学的脱落所見を伴わないとは、以下の基準を満たすものとする 1. SLR手技で、下肢挙上角度が70度以上 2. 表在性知覚検査で、著明な知覚鈍麻が無い 3. 下肢筋の筋力が、徒手筋力検査(MMT)で4以上である 4. FNST(大腿神経伸展試験)が陰性である |
除外基準 | (1) 過去に腰椎に対する手術が行われている患者 (2) 脊椎・脊髄腫瘍、感染、骨折(圧迫骨折など)急性期の症例 (3) 高度の骨粗鬆症(慈恵医大分類Ⅲ度以上)を有する患者 (4) 精神疾患を有する患者 (5) 同意日6カ月以内に脳血管障害の既往のある患者 (6) 同意日6カ月以内に心筋梗塞の既往のある患者 (7) 心不全加療中の患者 (8) 肝機能障害を有する患者 (9) 腎機能障害を有する患者 (10) 妊娠中の患者 |
関連情報
研究費提供元 | なし |
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実施責任組織 | 日本整形外科学会 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 埼玉県所沢市並木4-1 |
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電話 | 04-2995-3100 |
URL | |
iwaya@rehab.go.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。