UMIN試験ID C000000179
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2005年9月12日
転移性乳がん症例を対象としたCA(シクロフォスファミド・アドリアマイシン)とDocetaxelの投与順位に関する無作為化比較臨床試験計画書(JCOG9802)
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
---|---|
対象疾患 | 転移性乳癌患者 |
試験開始日(予定日) | 1999-01-01 |
目標症例数 | 450 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | AC(adriamycin40mg/m2+cyclophosphamide 500mg/m2) 21日毎、6コース |
---|---|
介入2 | Docetaxel 60mg/m2 21日毎、6コース |
介入3 | AC (adriamycin40mg/m2+cyclophosphamide 500mg/m2) とDocetaxel 60mg/m2 を交互に、21日毎、6コース |
主要アウトカム評価項目 | 治療成功生存期間 |
副次アウトカム評価項目 | 全生存期間、無増悪生存期間、腫瘍縮小効果、有害事象 |
対象疾患
年齢(下限) | |
---|---|
年齢(上限) | |
性別 | 2 |
選択基準 | I.組織学的に乳がんと診断された女性症例 II. 以下のいずれかに該当する転移性乳がん症例 (1) 遠隔転移(同側鎖骨上リンパ節転移を含む)を有する進行乳がん (UICC, 1997 Stage IV) (2) 遠隔転移を伴った再発乳がん III. 内分泌療法に耐性と考えられる以下のいずれかに該当する症例 (1) 原発病巣又は再発病巣のEstrogen Receptor (ER) 陰性症例 (2) 原発巣又は再発巣のERが陽性又は不明で転移再発後の一次内分泌療法無効症例 (3) 原発巣又は再発巣のERが陽性又は不明で、術後補助内分泌療法投与中あるいは最終投与後6ヶ月以内に再発を認めた症例 * 注 原発巣ER(+)、再発巣ER(-)の場合はER(-)として扱う 原発巣ER(-)、再発巣ER(+)の場合はER(+)として扱う IV. 年令:20才以上75才以下の症例 V. PS (ECOG) 0-3 の症例 VI. 計測可能病変又は計測不能評価可能病変を有する症例 VII. 先行治療 (1) 内分泌療法 ・内容を問わず投与終了後2週間以上経過した症例 (2) 化学療法 ・Paclitaxel又はDocetaxelの投与が行われていない症例 ・転移再発後Anthracycline系薬剤の投与が行われていない症例 ・その他の薬剤投与終了後、4週間以上経過した症例 (3) 放射線療法 ・評価病変以外に対する照射終了後、2週間以上経過した症例 VIII. 以下にあげる諸臓器機能を有する症例 (1) 骨髄機能 白血球数4,000/mm3以上、又は好中球数2,000/mm3以上、のいずれかを満たす 血小板 100,000/mm3以上 (2) 肝機能 AST(GOT)およびALT(GPT) 施設基準値上限の1.5倍又は60IU/Lのどちらか高い方以下 総ビリルビン 1.5mg/dl以下 (3) 腎機能 クレアチニン 1.5mg/dl以下 (4) 心機能 心電図 正常又は治療を必要としない程度の変化 NYHA分類 心疾患がない、またはNYHA分類Class I XI. 本人より文書による同意 (Informed Consent) が得られた症例 |
除外基準 | I. 妊婦、授乳婦である症例 II. 緊急の治療を要する胸水、腹水、心嚢液貯留症例 III. 活動性の感染症を合併している症例 IV. 無病期間が5年未満の重複がんを有する症例 V. 造血幹細胞移植を併用した大量化学療法が施行された症例 VI. 脳圧亢進に対する処置や緊急の脳照射を必要とする脳転移症例 VII. Anthracycline系薬剤を含む術後補助化学療法終了後6ヶ月以内もしくは投与中の再発症例 VIII. 術後補助療法としてのAnthracycline系薬剤の総投与量(ADM換算:注参照)が250 mg/m2以上の症例 IX. 薬剤過敏症の既往歴のある症例 X. 間質性肺炎又は肺線維症がある症例 XI. HBs抗原陽性症例 XII. 抗精神病薬服用中の症例 XIII. その他、主治医が本試験の対象に不適当と判断した症例 |
関連情報
研究費提供元 | 厚生労働省 |
---|---|
実施責任組織 | 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1 |
---|---|
電話 | |
URL | http://www.jcog.jp/ |
JCOG_sir@ml.jcog.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。