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国立保健医療科学院
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UMIN試験ID C000000099

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2005年8月31日

進行・再発胃癌に対するtailored CPT-11+TS-1併用療法(TIS療法)とTS-1単独療法のランダム化比較第Ⅱ相臨床試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患進行・再発胃癌
試験開始日(予定日)2003-08-01
目標症例数90
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1Tailored CPT-11+TS-1併用療法群(A群);CPT-11 75mg/m2 day1,15に点滴静注,TS-1 40mg/m2×2回/日,14日間投与14日間休薬を1コースとして繰り返す。CPT-11の2コース以降の投与量は,前コースの有害事象により25mg/m2ずつ増減する(Gr.0,1(下痢はGr.0)は増量,Gr.2(下痢はGr.1)は同量,Gr.3,4(下痢はGr.2)は減量)。
介入2TS-1単独療法群(B群);TS-1 40mg/m2×2回/日,28日間投与14日間休薬を1コースとして繰り返す。
主要アウトカム評価項目奏効率
副次アウトカム評価項目奏効期間,無増悪期間,生存期間,有害事象の発現頻度とその程度

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)組織診または細胞診で胃癌であることが確認されている症例 2)根治切除不能または再発胃癌の症例 3)測定可能病変または評価可能病変を有する症例 4)前治療として,放射線療法および化学療法が施行されていない症例(ただし,5-FU系抗がん剤補助化学療法(MTX,I-LV,low dose CDDPとの併用は可とする)後の再発症例で,その治療が本試験登録日の28日以前に終了していれば登録可とする。) 5)12週間以上の生存が期待できる症例 6)Performance status(ECOG基準)が0,1の症例 7)主要臓器(骨髄,心,肺,肝,腎など)に高度な障害がなく,かつ,少なくとも症例登録(申告)前7日以内の臨床検査値が以下の基準を満たす症例 (a)白血球数;4,000~12,000/mm3 (b)血小板数;100,000/mm3以上 (c)ヘモグロビン;9.5g/dl以上 (d)AST・ALT;100IU/l以下 (e)総ビリルビン;1.5mg/dl以下 (f)血清クレアチニン;施設基準値上限以下(かつ,1.2mg/dl以下) (g)心電図(28日以内);正常 8)本試験登録前に患者本人による署名,日付が記載された同意文書が得られている症例
除外基準1)TS-1補助化学療法施行例 2)重篤な薬剤過敏症,薬物アレルギーの既往を有する症例 3)症状を有し,排液が必要な胸水・腹水のある症例 4)臨床上問題となる感染症を有する症例 5)下痢(水様便)を有する症例 6)腸管麻痺,腸閉塞を有する症例 7)胸部レントゲンで明かな間質性肺炎または肺線維症を有する症例 8)フルシトシンを投与中の症例 9)活動性の重複癌を有する症例 10)コントロール困難な糖尿病を有する症例 11)臨床上問題となる心疾患を有する症例 12)臨床上問題となる精神・神経疾患等により,本試験への登録が困難と判断された症例 13)妊娠中,授乳中の女性または授子希望のある者 14)その他,担当医師等が本試験を安全に実施するのに不適当と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所〒136-0071 東京都江東区亀戸1-28-6 タニビル3階
電話03-5627-7594
URLhttp://www.jfmc.or.jp/
E-mailjfmc-dc@jfmc.or.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。