患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト

ENGLISH
国立保健医療科学院
×

情報をクリップできます

治験情報をこちらのホームページで一時的にクリップすることが出来ます。

UMIN試験ID C000000055

最終情報更新日:2018年10月4日

登録日:2005年8月12日

腋窩リンパ節転移陽性乳がん症例を対象とした術後化学療法ランダム化比較試験-AC(Anthracycline-Cyclophosphamide) 4サイクル後 Taxane 4サイクル(AC→Tac)と Taxane 8 サイクルの比較および Paclitaxel と Docetaxel の比較-

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患腋窩リンパ節転移陽性乳がん
試験開始日(予定日)2001-10-01
目標症例数1200
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1ACP群:アドリアマイシン(60mg/㎡、30分点滴静注、day1)または エピルビシン(75mg/㎡、30分点滴静注、day1)(施設毎に選択)+シクロフォスファミド(600mg/㎡、60分点滴静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを4サイクル実施する。続いて、パクリタキセル(175mg/㎡、3時間点静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを4サイクル実施する。
介入2ACD群:アドリアマイシン(60mg/㎡、30分点滴静注、day1)または エピルビシン(75mg/㎡、30分点滴静注、day1)(施設毎に選択)+シクロフォスファミド(600mg/㎡、60分点滴静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを4サイクル実施する。続いて、ドセタキセル(75mg/㎡、1時間点静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを4サイクル実施する。
介入3PTX群:パクリタキセル(175mg/㎡、3時間点静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを8サイクル実施する。
介入4DTX群:ドセタキセル(75mg/㎡、1時間点静注、day1)を、3週を1サイクルとし、各サイクルday1に投与する。これを8サイクル実施する。
主要アウトカム評価項目無病生存期間
副次アウトカム評価項目無再発期間 生存期間 健康関連QOL 有害事象 医療経済効率

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別2
選択基準・組織学的診断が得られた女性原発乳がん ・臨床病期Ⅰ、ⅡA、ⅡB、ⅢA(TNM分類、乳がん取扱い規約第14版) ・腋窩郭清またはsentinel node biopsy による検索により腋窩リンパ節転移陽性症例 ・PS(ECOG)0,1 ・その他の治療との関係 1)乳房切除/乳房温存術または腋窩郭清から12週間以内に治験開始 2)術後放射線照射を行う場合は本プロトコール治療後に実施 3)内分泌療法、化学療法が行われていない ・以下の臓器機能を有する症例(臨床検査値は登録前2週間以内) 1)白血球数4000/mm3以上、または好中球2000m3;以上 2)血小板数 100,000/mm3以上 3)総ビリルビン 1.5mg/dl以下 4)GPT(ALT)施設基準値上限の2.5倍以下 5)クレアチニン 1.5mg/dl以下 6)心筋梗塞、うっ血性心不全の既往がなく、重篤な虚血性心疾患、弁膜疾患を伴わない症例 ・説明文書により試験参加に同意した症例
除外基準・妊娠中、授乳中の症例 ・治療終了後5年以上経過していない重複浸潤がん ・異時両側乳がん症例 ・cremophor EL( polyoxethylated castor oil )またはpolysorbateを溶媒とする薬剤に過敏性反応のある症例 ・担当医師が不適切と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-7
電話03-5287-2633
URLhttp://www.csp.or.jp/
E-mailsupport@csp.or.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。