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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCTs061180041

最終情報更新日:2024年3月5日

登録日:2019年3月8日

心血管系の石灰化における18F-NaF PET集積の臨床的意義について

基本情報

進捗状況 参加者募集終了-試験継続中
対象疾患大動脈弁狭窄症
試験開始日(予定日)2017-10-18
目標症例数30
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容原則、冠動脈CT撮影1か月以内に大動脈弁と冠動脈プラークに対するPET/CTを行う。 PET/CTは18F-NaFを185-370MBq/patient静脈内投与し、60分間安静後にCombined PET/CT scannerにて吸収補正用の非造影CT画像と3D PET画像の撮影を行う。

試験の内容

主要評価項目冠動脈CTによる大動脈弁や冠動脈の石灰化検出および評価(容量、CT値、スコア)、非石灰化・混合プラーク検出および性状評価(血管リモデリング、CT値、点状石灰化の有無、プラーク輪状造影の有無)と、PET画像上の大動脈弁、冠動脈、頸動脈、大動脈における18F-NaF集積(有無と信号強度)の比較検討を行う。
副次評価項目ベースラインの冠動脈CT撮影から原則2年後に心電図同期非造影冠動脈CT検査を行い、大動脈弁石灰化の評価(容量、CT値、スコア)とベースラインとの比較検討を行う。 大動脈弁の18F-NaF集積パターンを、石灰化と重なるoverlap、隣接するadjacent、離れているremoteの3つに分類、もしくは弁尖部と弁輪部の集積に分けて分類する。信号強度や集積パターンで遠隔期におけるCTや経胸壁心臓超音波検査にて、AVCスコアや大動脈弁狭窄症の重症度(大動脈弁通過血流速度)の進展に違いがみられるかを評価する。

対象疾患

年齢(下限)30歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準以下の項目をすべて満たすものを対象とする。 1)広島大学病院にて心電図同期造影冠動脈CT検査を施行され、CT画像で、径2㎜以上の冠動脈に石灰化、非石灰化、混合プラークが明瞭に描出されている、もしくは大動脈弁の石灰化(CT値 130HU以上)が認められている患者 2)同意取得時の年齢が30歳以上の患者(年齢の上限は設けない。性別は問わない。) 3)急性冠症候群急性期(発症3か月以内)や重篤な心不全(退院後3か月以内)、ショック状態ではなく、意思疎通が可能である患者 4)本研究の参加に関して同意が文書で得られる患者
除外基準1)脳出血直後など一般状態の極度に悪い患者 2)妊娠および授乳中の婦人(可能性のあるもの場合も含む) 3)極度の閉所恐怖症の患者 4)その他、研究担当者が本研究を実施するのに不適当と認めた患者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者北川 知郎
所属機関広島大学病院
所属部署循環器内科
郵便番号734-8551
住所広島県広島市南区霞1-2-3
電話082-257-5540
FAX082-257-1602
E-mail toshirok@hiroshima-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。