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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCTs052200114

最終情報更新日:2023年10月31日

登録日:2021年1月19日

エベロリムス溶出性コバルトクロムステント留置後の抗血小板療法をP2Y12阻害薬単剤とすることの安全性を評価する研究

基本情報

進捗状況 参加者募集終了-試験継続中
対象疾患虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞
試験開始日(予定日)2021-01-19
目標症例数6000
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容介入群: Xienceを用いるPCIの直前に割付後、1カ月間アスピリンを投与せずプラスグレル単剤で抗血小板療法を行い、その後クロピドグレル単剤による治療をPCI後1年まで継続する(アスピリン非投与群) コントロール群: Xienceを用いるPCIの直前に割付後、1カ月間アスピリンおよびプラスグレル併用の抗血小板剤二剤併用療法(DAPT)を行い、その後アスピリン単剤による治療をPCI後1年まで継続する(1カ月DAPT群)

試験の内容

主要評価項目本研究の主解析はステント留置後1か月 時点におけるプライマリーエンドポイント及びセカンダリーエンドポイントに対して行う。副次的解析 はステント留置後2か月 時点におけるプライマリーエンドポイント及びメジャーセカンダリーエンドポイントならびに死亡に対して行う。探索的解析 (Exploratory Analysis) をステント留置後1年時点におけるプライマリーエンドポイント及びセカンダリーエンドポイントに対して行う。 以下の2つのエンドポイントをそれぞれ本研究のプライマリーエンドポイントとする。登録後1か月、2か月、12か月で評価を行う。① 重篤な出血(BARC 3 or 5)、② 心臓血管死、心筋梗塞、虚血性脳卒中、ステント血栓症(心筋梗塞に至らないDefinite stent thrombosis)の複合エンドポイントとし、①ではアスピリン非投与群の1か月DAPT群に対する優越性、②については、非劣性を検証する。
副次評価項目以下を本研究のメジャーセカンダリーエンドポイントとする。登録後1か月、2か月、12か月で評価を行う。 Cardiovascular death/ MI/ ischemic stroke/ definite ST/ Major bleeding (BARC 3 or 5) 以下を本研究のセカンダリーエンドポイントとする。登録後1か月、12か月で評価を行う。死亡については、1か月、2か月、12か月で評価を行う。 * Death * Cardiovascular death * MI * Stroke * Ischemic stroke * Hemorrhagic stroke * ST (ARC definition) * TLF * TVF * Any TLR * Clinically-driven TLR * Non-TLR * CABG * Any TVR * Any coronary revascularization * Bleeding complications BARC 2 BARC 3 BARC 4 BARC 5 BARC 2/3/5 TIMI major TIMI minor TIMI major/minor GUSTO severe GUSTO moderate GUSTO moderate/severe * Intracranial bleeding * Gastrointestinal bleeding * Gastrointestinal complaints Death(死亡)については、本研究の安全性評価の観点から、同意撤回がなされた症例についても、安全性評価対象に組み入れ、死亡数について解析を行う。

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準・エベロリムス溶出性ステント(Co-Cr EES, Xience)を用いたPCIが予定された患者 ・ARC定義の出血ハイリスク(HBR)または急性冠症候群の患者 ・アスピリンとP2Y12阻害薬の2剤抗血小板薬併用療法が1か月継続可能な患者
除外基準・同意撤回を行った患者 (但し、本研究の安全性評価の観点から、同意撤回がなされた症例についても、安全性評価対象に組み入れ、死亡について解析を行う)

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者大林 祐樹
所属機関京都大学医学部附属病院
所属部署循環器内科
郵便番号606-8507
住所京都府京都市左京区聖護院川原町54
電話075-751-4255
FAX075-751-3299
E-mail y_obayashi@kuhp.kyoto-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。