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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCTs041200100

最終情報更新日:

登録日:

全身状態不良EGFR遺伝子変異陽性肺がん患者に対する初回化学療法としてのオシメルチニブ単剤療法の第II相試験: TORG2040

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患非小細胞肺がん
試験開始日(予定日)2021-02-12
目標症例数30
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容肺がんによる全身状態不良(ECOG PS 2~4)のEGFR感受性遺伝子変異(EGFR Ex18 G719X、Ex19 DEL、Ex21 L858R、Ex21 L861Q)が確認された非小細胞肺がんの患者を対象としてオシメルチニブ 80mg/日を1日1回経口投与し、病勢増悪あるいは毒性中止まで継続する。

試験の内容

主要評価項目客観的奏効割合
副次評価項目病勢制御割合(Disease control rate [DCR]) パフォーマンスステイタス(Performance status [PS])改善割合 患者報告アウトカム(Patient-reported outcome [PRO]):EORTC QLQ-C30およびLC13 有害事象(adverse event:AE)発生割合 毒性による減量および中止の割合

対象疾患

年齢(下限)20歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準1)組織学的または細胞学的に非小細胞肺がんと診断されている。 2)組織検体または細胞診検体でEGFR感受性遺伝子変異(EGFR Ex18 G719X、Ex19 DEL、Ex21 L858R、Ex21 L861Q)を有することが確認されている。 (尚、上記変異があれば、Ex20 挿入変異以外のCompound mutationsを許容する) 3)根治的手術および放射線照射が不可能な臨床病期III/IV期または術後再発である(UICC-TNM分類第8版)。 4)同意取得時、年齢20歳以上である。 5)ECOG PS 2~4で、原病の肺がんによるPS低下であると担当医が判断され、12週間以上の生存が期待される。 6)Response Evaluation Criteria in Solid Tumor(RECIST)v1.1に基づく測定可能病変を有する(ただし、放射線照射が施行された部位は測定可能病変としない)。 7)肺がんに対する薬物療法未治療例(EGFR-TKI、免疫チェックポイント阻害薬、細胞障害性抗がん薬などを含む)である。術前・術後化学療法(EGFR-TKIを除く)については、最終投与が本試験登録の6か月以上前であれば許容される。 8)主要臓器機能に高度な障害がなく、以下の基準を満たしている。 (登録日から14日以内に以下の基準を満たすこと。登録日を基準として2週間前の同一曜日は可)  a) 好中球数: 1,500 /mm3以上  b) ヘモグロビン: 9.0 g/dL以上  c) 血小板数:10.0 x 10,000 /mm3以上  d) AST:施設基準値上限の2.5倍以下(肝転移を有する場合は5倍以下)  e) ALT:施設基準値上限の2.5倍以下(肝転移を有する場合は5倍以下)  f) 総ビリルビン:施設基準値上限の1.5倍以下(ジルベール症候群 [非抱合型高ビリルビン血症] または肝転移を有する場合は3倍以下)  g) 血清クレアチ二ン:施設基準値上限の1.5倍以下(ただし、施設基準値上限の1.5倍を超える場合、クレアチニンクリアランス [実測値またはCockcroft-Gault式により算出した値] 50 mL/min以上の患者は適格とする)  h) SpO2:90 %以上(酸素療法の有無は問わない。ただし陽圧換気を要する症例は除く) 9) 本試験登録前に試験内容の十分な説明が行われた後、患者本人から文書による同意が得られている。
除外基準1)EGFR Ex20挿入変異が判明している。 2)活動性の重複がん/多発性がん(同時性重複がん/多発性がんおよび無病期間が2年以内の治療が必要な異時性重複がん/多発性がん)を有する。ただし局所治療により治癒と判断されるCarcinoma in situ(上皮内がん)や粘膜内がん相当の病変は活動性の重複がん/多発性がんに含めない。 3)間質性肺疾患、薬剤性間質性肺疾患、ステロイド治療を必要とした放射線性肺臓炎の既往歴を有する、または活動期間質性肺疾患がみられる。 4)経口摂取不能である。難治性悪心および嘔吐、慢性消化器疾患、製剤嚥下不能、またはオシメルチニブの吸収に著しく影響する可能性のある胃腸切除などの既往歴を有する。 5)全身的治療が必要な活動性感染症を有する(活動性感染症は、感染症に対する静脈内投与による治療を受けている全ての患者を含む)。 6)臨床上問題となる精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。 7)臨床的に安定しない脳転移を有する。 8)重篤な合併症(重症あるいはコントロール不良な全身性疾患、例えば、コントロール困難な高血圧および活動性出血性素因など)を有している。 9)4週間以上のステロイドの全身投与を行っている。ただし、プレドニン換算で20mg/日以内のステロイドは許容する。 10)脳梗塞後遺症など併存症によるPS低下と判断される。ただし、体腔液貯留例に関しては、排液または癒着術後に本剤が投与可能と判断される症例は登録可能とする。 11)登録時に全身性の前治療(補助化学療法など)が原因であるCTCAE グレード2以上の毒性(ただし、脱毛症および前治療の化学療法によるグレード2のニューロパチーを除く)が継続している。 12)下記のいずれかの治療が行われている。 ・ 登録前4週間以内に大手術(血管確保術を除く)を受けた。 ・ 登録前4週間以内に骨髄の30%以上、または広範囲照射の放射線治療を受けた。 ・ Cytochrome P450(CYP)3A4に対する強力な誘導作用が知られている薬剤投与または漢方・ハーブのサプリメントを併用中(または初回投与の少なくとも1週間前に中止不可能な患者)である。 ・ 他の治験薬による治療をその化合物の半減期の5倍以内、または3か月のいずれか長い方の期間に受けた。 13)安静時心電図にてQT延長(Bazettの補正式:QTc [=QT実測値/RR間隔1/2] 470m秒を超える)、心拍リズム・伝導・波形に臨床的に重大な異常(例えば完全左脚ブロック、第2~3度房室ブロック、PR延長 [250m秒を超える]など)がある。 14)QTc延長あるいはトルサード・ド・ポワント(Torsades de Pointes)または不整脈誘発のリスクを高める因子(心不全、低カリウム血症・低マグネシウム血症・低カルシウム血症などの電解質異常、先天性QT延長症候群が認められる症例、第一度近親者内でQT延長症候群の家族歴を有する症例、40歳未満での原因不明の突然死の家族歴を有する症例、QT間隔延長あるいはトルサード・ド・ポワント(Torsades de Pointes)を生じることが知られている併用薬を使用する症例)を有する。 15)オシメルチニブの有効成分または賦形剤、もしくはオシメルチニブと同様の化学構造またはクラスの薬剤に対する過敏症の既往歴を有する。 16)妊婦、授乳婦、妊娠検査陽性の女性、または避妊*する意思がない 17)その他、担当医が不適当と判断した。 *試験治療薬投与中から中止後、一定期間(妊娠可能な女性では6週間、パートナーが妊娠する可能性がある男性では4か月間)、適切な避妊をするよう指導する。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者福井 朋也
所属機関北里大学病院
所属部署呼吸器内科
郵便番号252-0375
住所神奈川県相模原市南区北里1-15-1
電話042-778-8111
FAX042-778-6412
E-mail tofukui@med.kitasato-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。