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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCTs011190006

最終情報更新日:2023年12月20日

登録日:2019年11月19日

抗EGFR抗体薬不応の結腸・直腸癌に対する2次治療としてのFOLFIRI+アフリベルセプトの有効性と安全性を検討する単群多施設共同前向き第Ⅱ相臨床試験(HGCSG1801)

基本情報

進捗状況 参加者募集終了-試験継続中
対象疾患結腸直腸がん
試験開始日(予定日)2019-11-19
目標症例数41
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容対象症例に対してFOLFIRI+アフリベルセプト療法による化学療法を行う。

試験の内容

主要評価項目6ヶ月時点での無増悪生存割合
副次評価項目全生存期間、無増悪生存期間、奏効率、病勢制御率、有害事象、相対用量強度

対象疾患

年齢(下限)20歳以上
年齢(上限)85歳以下
性別男女両方
選択基準①同意取得時において年齢が20歳以上かつ85歳以下の患者 ②組織学的に結腸癌または直腸癌と診断された患者 ③ECOG PS 0または1の患者 ④抗EGFR抗体薬,オキサリプラチン,フッ化ピリミジン系をベースとした化学療法を1次治療として投与され,投与開始日から90日以上経過した後に病勢増悪が確認された患者 ⑤登録14日前までの血液検査で主要な臓器機能が保たれている患者  i) 好中球数 1500/mm3以上  ii) Hb 9.0g/dl以上  iii) 血小板数 100,000/mm3以上  iv) T-Bil 2.0mg/dl以下  v) AST,ALT 100U/L以下 (肝転移がある症例は200U/L以下)  vi) Cre 施設基準値の1.5倍以下  vii) 尿蛋白 1+以下,または 尿中蛋白/クレアチニン比(UPCR)が2.0未満で血尿が認められない   (尿蛋白2+以上かつUPCR>1の場合は原則として24時間蓄尿蛋白量が3.5g以下であること) ⑥登録時に3ヶ月以上の生存が期待できる患者 ⑦患者本人に病名が告知され,本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた患者
除外基準①症候性の中枢神経浸潤または脳転移を有する患者 ②コントロール不良の活動性の感染症を合併している患者(抗ウイルス薬の継続的な投与またはウイルス量の定期的なモニタリングにより安全に制御されているウイルス性肝炎の症例は除外としない) ③適切な支持療法を用いてもGrade 2以上の下痢,食欲不振,悪心が改善しない患者 ④適切な支持療法を用いてもコントロール不能の高血圧患者(4週間以上持続する収縮期血圧160mmHg以上,拡張期血圧100mmHg以上) ⑤制御不能な有症状の胸水または腹水を伴う患者 ⑥経口摂取不能の患者 ⑦全ての病変に放射線照射が行われ,試験治療の効果判定に支障を来す患者 ⑧UGT1A1 *6変異ホモ,*28変異ホモ,または*6 *28ダブルヘテロの患者 ⑨5年以内に他の進行悪性腫瘍の既往のある患者(治癒切除された粘膜内癌は進行悪性腫瘍の既往としない) ⑩妊婦又は妊娠している可能性のある女性 ⑪一次治療にイリノテカンを投与された患者 ⑫以下の病状で,FOLFIRI+アフリベルセプトを安全に投与できないと判断される患者 ・消化管等腹腔内の炎症を合併している患者 ・消化管出血等の出血が認められる患者 ・出血素因や凝固系異常のある患者又は抗凝固剤を投与している患者 ・血栓塞栓症またはその既往歴のある患者 ・大手術の術創が治癒していない患者 ⑬アフリベルセプトの含有製剤の投与歴のある患者 ⑭ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損症の患者 ⑮間質性肺炎または肺線維症の患者 ⑯その他、研究責任者または研究分担者が研究対象者として不適当と判断した患者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者原田 一顕
所属機関北海道大学病院
所属部署消化器内科
郵便番号060-8648
住所北海道札幌市北区北14条西5丁目
電話011-716-1161
FAX011-706-5657
E-mail haraharaccho0605@yahoo.co.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。