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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCT2041200083

最終情報更新日:2024年1月13日

登録日:2020年12月24日

2歳以上6歳未満の小児高血圧症患者を対象に、TAK-536を長期投与したときの安全性、有効性及び薬物動態を検討する第3相多施設共同非盲検長期投与試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患高血圧症
試験開始日(予定日)2021-05-17
目標症例数9
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容TAK-536顆粒剤を1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。 TAK-536 0.1 mg/kg(2.5 mg/日を超えない)を開始用量とし、以降、降圧目標に達しておらず、安全性及び忍容性に問題がないと判断された場合は、0.2 mg/kg(5 mg/日を超えない)、0.4 mg/kg(10 mg/日を超えない)、0.8 mg/kg(20 mg/日を超えない)の順で段階的に増量する。

試験の内容

主要評価項目1.有害事象(TEAE)の発現症例数 評価期間:54週 2.安静時12誘導心電図関連のTEAEの発現症例数 評価期間:54週 3.身体計測関連(体重、身長、体格指数[BMI])のTEAEの発現症例数 評価期間:54週 4.臨床検査関連のTEAEの発現症例数 評価期間:54週 5.バイタルサイン(診察室座位脈拍数及び家庭座位血圧)関連のTEAEの発現症例数 評価期間:54週
副次評価項目1.12週及び52週(last observation carried forward;LOCF)における診察室トラフ時座位拡張期血圧のベースラインからの変化量 評価期間:ベースライン、12週及び52週まで 2.12週及び52週(LOCF)における診察室トラフ時座位収縮期血圧のベースラインからの変化量 評価期間:ベースライン、12週及び52週まで 3.12週及び52週(LOCF)における降圧目標を達成した被験者の割合 評価期間:ベースライン、12週及び52週まで 降圧目標は、先天性心疾患並びに小児期心疾患の診断検査と薬物療法ガイドライン(JCS2018)の年齢別血圧基準値から設定 4.Cmax:TAK-536の最高血漿中濃度 評価期間:治験薬投与前、治験薬投与後2時間後 5.AUC:TAK-536の血漿中濃度時間曲線下面積 評価期間:治験薬投与前、治験薬投与後2時間後

対象疾患

年齢(下限)2歳以上
年齢(上限)6歳未満
性別男女両方
選択基準1. 両親/法的保護者が治験の内容を理解し、それを遵守する能力があると治験責任医師又は治験分担医師が判断した者 2. 治験手順が行われる前に、同意・説明文書に、被験者の代理として両親/法的保護者による署名及び日付記入ができる者 3. 日本人で高血圧症と診断された者。高血圧性臓器障害を合併しない本態性高血圧症では、診察室座位拡張期又は収縮期血圧が小児の性別・年齢別血圧基準値の95パーセンタイル以上、慢性腎疾患、糖尿病、心不全又は高血圧性臓器障害を合併する二次性高血圧症の場合は、上記基準値の90パーセンタイル以上とする。 さらに、以下の基準を満たす必要がある。 ・ 観察期開始時に降圧薬による治療を実施している場合:過去に高血圧症と診断されており、かつ観察期終了時(0週)に上記診察室座位拡張期又は収縮期血圧の基準を満たす者 ・ 観察期開始時に降圧薬による治療を実施していない場合:スクリーニングと観察期終了時(0週)を含む異なる3時点で、上記の診察室座位拡張期又は収縮期血圧の基準を満たす者。また、高血圧性臓器障害を合併していない本態性高血圧症の場合は、スクリーニング開始前1年以内に、食事や運動による非薬物療法を3ヵ月以上実施したうえで高血圧が持続している者 4. 性別不問、同意取得時に2歳以上6歳未満である者 5. スクリーニング時の体重が日本小児内分泌学会の「小児の年齢別平均体重及びその標準偏差」に示された平均値からマイナス2標準偏差以内である者 6. 治験薬の服薬が可能である者 7. 腎移植を受けている場合は以下の条件に合致する者 移植片機能が最低6ヵ月以上安定(かつeGFR>=30 mL/min/1.73 m^2)しており、移植腎動脈狭窄がないという根拠資料(ドップラーエコー又はCT、MRI等)がある者。また、免疫抑制療法を受けている場合は、スクリーニング時の30日以上前から用量が変更されていない者 8. RAS阻害薬による降圧治療を受けている場合は、治験責任医師又は治験分担医師により、治療期開始前にRAS阻害薬を2週間、安全に中止できると判断された者。この期間は観察期の期間によって1~4週間の範囲で変更される場合がある。
除外基準1. スクリーニング前30日以内に治験薬の投与を受けた者又は現在、他の治験又は製造販売後臨床試験に参加中である者 注:介入又は侵襲的治療がない観察試験に参加した被験者は該当しない。 2. 過去に治療行為としてアジルサルタンの投与を受けたことがある者 3. 小児の性別・年齢別血圧基準値の95パーセンタイルより診察室座位収縮期血圧が22 mmHg 以上かつ/又は診察室座位拡張期血圧が17 mmHg 以上高いコントロール不良の高血圧症と判断された者 4. 悪性高血圧症又は進行性高血圧症と診断された者 5. 観察期間中の治験薬の服薬コンプライアンスが不良(服薬率が70%未満又は130%を超える)である者。服薬率は被験者が服薬すべき数量に対する服薬数量の割合。 6. 重症腎機能障害(eGFR<30 mL/min/1.73 m^2)、透析治療中、両側の腎臓又は単腎に影響する腎血管性疾患、回復がみられない重症ネフローゼ症候群、血清アルブミン<2.5 g/dL のいずれかに該当する者 7. 重篤な心血管系疾患、肝胆道系疾患、胃腸疾患、内分泌系疾患(甲状腺機能亢進症、クッシング症候群等)、血液学的疾患、免疫学的疾患、泌尿・生殖器疾患又は精神疾患、がん及び被験者の健康状態の妨げとなる疾患又は治験責任医師若しくは治験分担医師により治験の信頼性を脅かす可能性があると判断される疾患の既往又は臨床症状がある者 8. 大動脈狭窄、大動脈弁疾患等に起因する血行動態に影響を与える左心室流出路の閉塞、治験中に血圧に影響を及ぼす施術(動脈形成異常の修復等)をする予定がある者 注:スクリーニング前の施術(大動脈狭窄の手術等)であり、治験責任医師又は治験分担医師がスクリーニング時に安定していると判断した者は該当しない。 9. 12誘導心電図の臨床的に問題となる異常が過去又は現在みられ、治験責任医師又は治験分担医師によって本治験への参加が不適当と判断された者 10. スクリーニング時にコントロール不良の糖尿病(HbA1c>9.0%)である者 11. スクリーニング時にALT、ASTのいずれかが基準値上限の2.5倍以上、総ビリルビンが基準値上限の1.5倍以上、重症肝機能障害、活動性肝疾患(病因は問わない)、黄疸のいずれかに該当する者 12. スクリーニング時に基準値上限を超える高カリウム血症が認められる者 13. スクリーニング時にB型肝炎、C型肝炎又はヒト免疫不全ウイルス感染歴がある者 14. ARBに対して過敏症又はアレルギーの既往がある者 15. 併用禁止薬による治療が必要な者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無

関連情報

問い合わせ窓口

担当者臨床試験情報 お問合せ窓口
所属機関武田薬品工業株式会社
所属部署
郵便番号540-8645
住所大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号
電話0662042111
FAX
E-mail smb.Japanclinicalstudydisclosure@takeda.com

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