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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCT2031190097

最終情報更新日:2020年3月9日

登録日:2019年9月18日

再発プラチナ抵抗性または不応性卵巣癌、卵管癌又は原発性腹膜癌女性患者を対象に セジラニブとオラパリブの併用を、セジラニブ単剤又はオラパリブ単剤又は標準的な化学療法と比較するランダム化第Ⅱ/Ⅲ相試験 (COCOS)

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患卵巣癌
試験開始日(予定日)2019-09-18
目標症例数24
臨床研究実施国米国/カナダ/韓国/日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容第I群(対照レジメン):医師が選択する標準的な化学療法(下記レジメンのいずれかで治療) ?・レジメン1:パクリタキセル80 mg/m2をDay 1、8、15及び22に60分静脈内投与(1サイクル28日) ?・レジメン2: ペグ化リポソーマルドキソルビシン40 mg/m2をDay 1に60分IV投与(1サイクル28日) ?・レジメン3: トポテカン4 mg/m2をDay 1、8及び15に30分IV投与(1サイクル28日)、 又はトポテカン1.25 mg/m2をDay 1~5に30分IV投与(1サイクル21日) ?※割付けられたレジメンへの薬剤の追加(ゲムシタビン又はベバシズマブ)などの変更は不可。 第II群:セジラニブ+オラパリブ併用群     セジラニブ30 mg錠を1日1回経口投与に加え、オラパリブ200 mg錠を1日2回連日経口投与 第III群:セジラニブ単剤群     セジラニブ30 mg錠を1日1回連日経口投与

試験の内容

主要評価項目再発プラチナ抵抗性又は不応性卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌の女性患者において、全生存期間(OS)及びPFSを尺度に、セジラニブとオラパリブ併用及びセジラニブ単剤の有効性を、医師が選択した標準的な化学療法と比較評価する。
副次評価項目1) 再発プラチナ抵抗性又は不応性卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌において、RECIST 1.1に基づく客観的奏効率(ORR)(部分奏効又は完全奏効)を尺度にセジラニブとオラパリブ併用、セジラニブ単剤、オラパリブ単剤、及び医師が選択した標準的な化学療法の有効性を評価する。 2) 有害事象の発現頻度及び有害事象共通用語規準(CTCAE)に基づく重症度を尺度に安全性エンドポイントについて評価する。

対象疾患

年齢(下限)18歳より上
年齢(上限)
性別
選択基準I-1) 患者は、組織学的検査又は細胞診で確認された卵巣癌、腹膜癌又は卵管癌を有し、かつ治験実施施設の病理組織学的所見に基づいて漿液性又は類内膜がんとの組織学的診断を下されていなければならない。類内膜及び漿液性のいずれも、組織学的に高悪性度であれば変異非保有者でも適格とする。 組織型が明細胞、混合型上皮性、未分化がん又は移行上皮がんを有する患者についても適格であるが、臨床検査で生殖細胞系BRCA1又はBRCA2の既知の病的変異を有することを条件とする。 I-2) 患者は、プラチナ療法実施中、又はプラチナベースの化学療法を最後に受けてから6ヵ月以内に、画像で増悪が認められた場合と定義した再発プラチナ不応性又は抵抗性疾患であること。CA125値の上昇のみでは、プラチナ抵抗性又は不応性疾患とはみなさない。 I-3) RECIST 1.1評価可能病変 RECIST 1.1の測定可能病変又は測定不能病変(CA125が正常値上限の2倍以上の状況で、RECIST 1.1の標的病変に関する定義を満たさない放射線画像における固形及び/又は嚢胞性の病変、又は病理学的に疾患に関連することが示されている腹水及び/又は胸水)と定義 I-4) 前治療: I-4-1) 過去に受けた治療は3レジメンまで(一次治療を含む。プラチナ抵抗性/不応性の状況での非プラチナベース療法による前治療は1つまで)。単剤(すなわちタモキシフェン、アロマターゼ阻害剤)によるホルモン療法はこの制限で治療数に含めない。 I-4-2) 再発時の治療として、血管新生阻害剤を受けていてはならない。初回治療時、又は初回治療後の維持療法でのベバシズマブの使用は認められる。 I-4-3) PARP阻害剤の治療歴があってはならない。 I-5) 患者は、試験参加前に本試験に特異な同意文書に署名していなければならない。 I-6) 患者はECOGパフォーマンス・ステータスが0又は1又は2でなければならない(付録IIを参照のこと)。 I-7) 患者は器官及び骨髄の機能が十分でなければならない。 ?絶対好中球数≧1,500/mcL ?血小板>100,000/mcL ?ヘモグロビン≧10 g/dL ?総ビリルビン≦1.5×施設正常値上限(ULN) ?AST(SGOT)/ALT(SGPT)≦3×施設ULN。 (肝転移がある場合、AST及びALTは≦5×施設ULNでなければならない) ?クレアチニン≦1.5×施設ULN ?尿蛋白/クレアチニン比(UPC)≦1、 又は1週間以上空けて検査した尿検査紙で、2回続けて尿蛋白≦2+であること。 UPCによる検査が望ましい。 尿検査紙で尿蛋白2+の患者は、24時間尿中蛋白が500 mg以下でなければならない。 I-8) 前治療の毒性(脱毛症は除く)は、CTCAEに従ってグレード1以下に回復していること。 長期にわたる安定したグレード2のニューロパチーを有する患者は、研究代表者との協議を経て組入れを検討してよい。 I-9) 血圧(BP)が最高3剤までの降圧薬で適切に管理されていなければならない(収縮期血圧≦140 mmHg、拡張期血圧≦90 mmHg)。患者は、試験開始前2週間以内に診療所で医療専門家が測定したBPが140/90 mmHg以下でなければならない。降圧薬3剤を服用する患者は、試験治療中、血圧管理のために心臓専門医又は血圧の専門家による追跡を受けることが強く推奨される。患者は毎日血圧測定値をチェック・記録する意思と能力がなければならない。セジラニブ単剤群及びオラパリブとセジラニブ併用群にランダム割り付けされた患者には血圧計カフが提供される。 I-10) 適切に管理された甲状腺機能(甲状腺機能障害の症状がなくTSHが正常範囲内) I-11) 経口薬を飲み込むことができ、吐き出さずにいられる。セジラニブ又はオラパリブの吸収を妨げうる胃腸疾患があってはならない。 I-12) 年齢:18歳以上 I-13) セジラニブは、VEGFシグナル伝達依存性の作用機序から予測されるように、ラットにおいて胎児の発達を停止させることが示されている。このため、妊娠可能な女性は、試験登録前に妊娠検査の結果が陰性でなければならない。妊娠可能な女性は、試験登録前、試験参加期間中そしてセジラニブ中止後6週間、2つの確実な避妊法(ホルモン又はバリア式避妊法及び禁欲)を用いることに同意しなければならない。本試験の参加中に女性が妊娠した又は妊娠している可能性がある場合は、女性は直ちに治療担当医に知らせること。 I-14) オラパリブは、ラットで胚・胎児の生存及び発達に悪影響を及ぼしている。このため、妊娠可能な女性は、試験登録前に妊娠検査の結果が陰性でなければならない。妊娠可能な女性は、試験登録前、試験参加期間中そしてオラパリブ中止後3ヵ月間、2つの確実な避妊法(ホルモン又はバリア式避妊法及び禁欲)を用いることに同意しなければならない。本試験の参加中に女性が妊娠した又は妊娠している可能性がある場合は、女性は直ちに治療担当医に知らせること。
除外基準E-1) 試験治療開始前4週間(ニトロソウレア又はマイトマイシンCの場合は6週間)以内に化学療法又は放射線療法が開始された患者、又は4週以上前に投与された薬剤による有害事象から回復していない患者。 患者は、試験登録前2週間以内にホルモン療法を受けていてはならない。FDAの適応に従って骨の健康のためにラロキシフェンの投与を受けた患者は、他の薬物相互作用がない限り、ラロキシフェンを継続してよい。 E-2) 過去4週間以内における他の治験薬の使用。 E-3) 再発時におけるVEGF/VEGFR経路又はアンジオポエチン経路に影響を及ぼす前治療(サリドマイド、ベバシズマブ、スニチニブ、ソラフェニブ、パゾパニブ、セジラニブ、ニンテダニブ及びトレバナニブを含むがこれらに限らない)。新たに診断された疾患の初回治療における化学療法との併用及び/又は維持療法としてのベバシズマブの前治療は認められる。 E-4) PARP阻害剤の治療歴 E-5) RECIST 1.1の測定可能又はその他評価可能疾患のない、CA125のみに基づく疾患。 E-6) セジラニブ開始前28日以内の大手術、直視下生検又は重大な外傷。 E-7) 現在の腸閉塞の徴候及び/又は症状、或いは治験薬開始前3か月以内における腸閉塞の徴候及び/又は症状。 E-8) 過去3か月以内の腹腔内膿瘍の既往歴。 E-9) 消化管穿孔の既往歴 。消化管瘻の既往歴のある患者については、瘻孔が外科的に修復されるか治癒に至り、少なくとも6ヵ月間瘻孔のエビデンスがなく、瘻孔の再発リスクが低いと考えられる場合は、適格とみなす。 E-10) 静脈内水分補給又はTPNへの依存 E-11) 浸潤性悪性疾患の合併又は既往(根治的に治療された以下の例を除く)。 E-11-1) 治療された限局期の皮膚の基底細胞又は扁平上皮癌 E-11-2) 乳腺又は子宮頸部の上皮内癌 E-11-3) 以下の条件を満たす原発性子宮内膜癌: IA以下の病期、グレード1又は2、子宮筋層表面のみへの浸潤、 血管又はリンパ管浸潤なし; 低分化型でない(漿液性乳頭状/漿液性、明細胞又はその他のFIGOグレード3の病変を含む) E-11-4) 治癒を目的として治療された、診断から5年後に再発のエビデンスのない、治験担当医師により再発のリスクが低いと判断された過去のがん E-12) 未治療の脳転移、脊髄圧迫又は、CT若しくはMRIで認めた症候性脳転移若しくは軟膜・髄膜疾患のエビデンスある患者は、神経機能障害が神経学的及びその他の有害事象の評価に影響する可能性があるため、本試験に組み入れないこと。脳転移の治療を受け、関連する症状が回復した患者は、治療後から治験薬開始前まで少なくとも6ヵ月間は、治療後の画像検査で安定した結果を示さなければならない。 E-13) 以下のいずれかを有する患者。 E-13-1) 6か月以内の心筋梗塞の既往歴 E-13-2) 不安定狭心症 E-13-3) 臨床的に重大な異常所見を伴う安静時心電図 E-13-4) ニューヨーク心臓協会機能分類III又はIV E-14) 心機能の評価が臨床的に必要である又は実施される場合:LVEFが施設基準の正常値より低い場合。施設の正常閾値が規定されていない場合は、<55%。 以下の危険因子を有する患者はベースライン時に心機能の評価を受けること。 E-14-1) アントラサイクリンによる前治療 E-14-2) トラスツズマブによる前治療 E-14-3) 心臓への放射線療法(RT)を含む中枢性胸部RTによる前治療 E-14-4) 過去6~12ヵ月以内の心筋梗塞の既往歴(6ヵ月以内に心筋梗塞の既往歴を有する患者は本試験から除外する) E-14-5) 心臓機能障害の既往歴 E-15) 過去6ヵ月以内の脳卒中又は一過性脳虚血発作の既往歴。 E-16) 臨床的に重大な末梢血管疾患又は血管疾患(大動脈瘤又は大動脈解離)。 E-17) 凝血異常又は出血性素因のエビデンス。過去の血栓塞栓事象のための抗凝固療法は許される。 E-18) 末梢血塗抹標本又は、臨床的に必要であれば、骨髄生検で骨髄異形成症候群(MDS)又は急性骨髄性白血病(AML)を示唆するエビデンス。同種骨髄移植歴及び複数臍帯血移植(dUBCT)歴があってはならない。 E-19) 患者は、試験治療の効果を妨げる可能性があるため、生薬・漢方薬又は民間療法を含む補完代替医療を受けることができない。 E-20) コントロールされていない合併症(進行性又は活動性感染、症候性うっ血性心不全、不安定狭心症、[心拍数がコントロールされた心房細動以外の]不整脈又は試験要件の遵守を制限し得る精神疾患/社会的状況を含むがこれらに限らない)。 E-21) セジラニブ又はオラパリブと薬物動態学的相互作用の可能性があるため、HIV陽性であることが既知の患者は不適格である。また、これらの患者は、骨髄抑制療法を受けた場合に致死的感染のリスクが高い。 E-22) CYP3A4の強力な阻害剤又は誘導剤である薬剤又は物質の投与を受けている参加者は不適格である。 UGT/PgPの強力な阻害剤や誘導剤については、注意しながら使用することとする。 E-23) セジラニブ及びオラパリブは催奇形性又は堕胎作用の可能性を有する薬剤であるため、妊婦は本試験から除外する。母親へのセジラニブ及びオラパリブ投与により乳児に有害作用が発現する未知の潜在的なリスクがあるため、母親がセジラニブ又はオラパリブの投与を受ける場合は、授乳は中止すること。これらの潜在的リスクは、本試験で用いられる他の薬剤にも当てはまる可能性がある。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無あり

関連情報

問い合わせ窓口

担当者NRG-GY005医師主導治験 調整事務局
所属機関地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
所属部署グローバルヘルスリサーチコーディネーティングセンター
郵便番号350-1298
住所神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP東棟3階309
電話044-850-1731
FAX044-850-1732
E-mailnrg-gy005@newkast.or.jp

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