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国立保健医療科学院
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臨床研究実施計画番号 jRCT1042200060

最終情報更新日:2024年2月22日

登録日:2020年11月13日

胸腔鏡下肺手術におけるLMAプロシールと気管支ブロッカーによる麻酔管理の有用性について:ランダム化比較試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患肺腫瘍
試験開始日(予定日)2020-11-13
目標症例数100
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容A群:LMAプロシールと気管支ブロッカーを用いて気道管理を行う B群:ダブルルーメンチューブを用いて気道管理を行う

試験の内容

主要評価項目術後1、2、3日目の嗄声発生率
副次評価項目PACU退室時の嗄声・咽頭痛の発生率 術後1, 2, 3日目の咽頭痛発生率 術後1日目のVASを用いた咽頭痛の程度 肺虚脱までにかかる時間 手術視野・肺虚脱の質 気道確保にかかる時間 術中呼吸管理トラブル(手術の中断、低酸素血症、高二酸化炭素血症、意図しない術側肺膨張、換気困難など)の発生率 肺炎、エアリークの有無、胸腔ドレーン挿入日数、予期しないICU入室、気道損傷(歯牙、口腔内、声帯、気管、気管支の出血や損傷)、その他周術期に発生した合併症の発生率

対象疾患

年齢(下限)20歳以上
年齢(上限)85歳未満
性別男女両方
選択基準(1) 臨床病期 I 期の肺癌に対して胸腔鏡下肺切除術(ロボット支援手術を含む)を全身麻酔で受ける患者 (2) ASA PS(American Society of Anesthesiologists Physical Status) 1~3の患者 (3) ご本人から文書による同意が得られた患者
除外基準(1) 緊急手術を受ける患者 (2) 気管切開後の患者 (3) 術前に気管挿管されている患者 (4) 手術側の胸腔内手術の既往がある患者 (5) 手術側の胸腔内病変の既往があり、癒着が予想される患者 (6) 気管支や血管への腫瘍浸潤が予想される患者 (7) 気管気管支など通常の分離肺換気が困難となる解剖学的異常がある患者 (8) 左右主気管支に手術が及ぶなど通常の分離肺換気では管理できない術式を受ける患者 (9) 気道確保困難が予想される患者 (10) 高度の閉塞性換気障害(1秒率が50%未満)の患者 (11) 使用予定薬剤にアレルギーがある患者 (12) 術前に明らかな嗄声や咽頭痛がある患者 (13) 認知症や脳血管障害後遺症等により術後の意思疎通が困難と予想される患者 (14) その他研究グループにより的確でないと判断された患者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者中西 俊之
所属機関名古屋市立大学病院
所属部署麻酔科
郵便番号467-8602
住所愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町川澄1
電話052-853-8281
FAX052-852-1148
E-mail nakanishi.anest@gmail.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。